卵巣がん治療の向上を願って
先月、友達が天国に旅立ちました。
44歳。卵巣がんでした。
美しく、聡明だったMami。モデルのバイトもしていたほどの美女なのに、気取ったところがなく、優しく楽しい女性でした。
神様は、美人薄命の法則を彼女に適用してしまった、と思いました。
お母さんを同じ病気で3年前に亡くし、見送った後に自分も同じ病気に冒されていることに気づく。そのとき既にステージⅣ。
そこからMamiは、果敢に闘病したのです。生粋の湘南ガールで、学生時代はウィンドサーフィンのクラブにいた彼女は海が大好き。ハワイ大好き。そのハワイに、病気になってからも3回行ったそうです。亡くなる2ヶ月前にもハワイに行ったというのに。。。
Mamiは、卵巣がん患者が集うサイトの掲示板で、活発に投稿していました。
自身、重篤な状態だったのに、皆を励まし、支え、慰め、元気を分け与え・・・・・
彼女の訃報を知った多くの人が、パソコンの前で涙を流した、悲しくてたまらない、などと投稿していました。優しかった、大好きだった、ありがとう、あなたのことは決して忘れない、と掲示板上のつきあいで会ったこともない人たちが、我がことのように悲しんでいる様子を見て、「Mamiは昔と全然変わらない、みんなに愛される人だったんだ」と改めて思いました。
その彼女が、思い残していったのではないか、というのが
「未承認や保険適応外の抗がん剤の早期承認を求める署名運動」 です。
抗がん剤は、最初は有効であっても治療を続けていくうち、耐性ができてしまってやがて効かなくなるそうです。卵巣がんは再発しやすく、以前の抗がん剤が効かなくなっていたら、別のものを使うが、日本では承認されているものが少ないらしく、患者の選択は狭められていく。
Mamiは、個人輸入で未承認薬を使って治療したようですが、全額自己負担のためその費用は1回の治療(点滴)で50万もかかったそうです。しかもその薬は、世界60カ国以上で承認されていて、欧米諸国では標準的な治療に使われる薬。医師によると「未承認なのは北朝鮮と日本だけ」というものらしいのです。
日本でも承認に向けての動きがあるらしいけど、製薬会社が申請してから厚生労働省が審査・・・という、お決まりのコースがあって、迅速にはいかない。
この事実を嘆いた彼女が、掲示板で 「何とかならないかしら…」 と言ったのがきっかけで、署名運動が立ち上がったようです。
彼女の問いかけに応じる人、協力を申し出る人などが現れ、サイト管理人さんの大いなる尽力もあり、「ネット署名」という、短期間に署名を集められる有効な手段が整いました。
彼女も、亡くなる1ヶ月前まで関係各所に問い合わせたり、と自分の体にムチ打ちながら
がんばっていた様子。でも、神様は彼女を天国に召されたのです。
卵巣がん体験者の会 スマイリー
このサイトに、ネットで署名できる欄があります。
内容を読まれて、もし賛同されたなら、署名していただければありがたいです。
(私は会員ではありませんが、友達の遺志の実現に少しでも役立ちたい思いから署名し、このブログで紹介させてもらいました)
Mamiのお通夜には行ったが、翌日の告別式にはどうしても行けず、お別れできなかったことが心残りだった。
その日の夜・・・彼女はほんの一瞬だけど、私の前に現れてくれた。
(下の記事の最後、「追記」をご覧ください)
今にして思えば、「satomi、かぶりつき、ズルーい!私も来ちゃったよ」って学生時代のノリで言ってたような。
Mami、ありがとう。私の中であなたは、永遠の天使。いつまでも、忘れない。
44歳。卵巣がんでした。
美しく、聡明だったMami。モデルのバイトもしていたほどの美女なのに、気取ったところがなく、優しく楽しい女性でした。
神様は、美人薄命の法則を彼女に適用してしまった、と思いました。
お母さんを同じ病気で3年前に亡くし、見送った後に自分も同じ病気に冒されていることに気づく。そのとき既にステージⅣ。
そこからMamiは、果敢に闘病したのです。生粋の湘南ガールで、学生時代はウィンドサーフィンのクラブにいた彼女は海が大好き。ハワイ大好き。そのハワイに、病気になってからも3回行ったそうです。亡くなる2ヶ月前にもハワイに行ったというのに。。。
Mamiは、卵巣がん患者が集うサイトの掲示板で、活発に投稿していました。
自身、重篤な状態だったのに、皆を励まし、支え、慰め、元気を分け与え・・・・・
彼女の訃報を知った多くの人が、パソコンの前で涙を流した、悲しくてたまらない、などと投稿していました。優しかった、大好きだった、ありがとう、あなたのことは決して忘れない、と掲示板上のつきあいで会ったこともない人たちが、我がことのように悲しんでいる様子を見て、「Mamiは昔と全然変わらない、みんなに愛される人だったんだ」と改めて思いました。
その彼女が、思い残していったのではないか、というのが
「未承認や保険適応外の抗がん剤の早期承認を求める署名運動」 です。
抗がん剤は、最初は有効であっても治療を続けていくうち、耐性ができてしまってやがて効かなくなるそうです。卵巣がんは再発しやすく、以前の抗がん剤が効かなくなっていたら、別のものを使うが、日本では承認されているものが少ないらしく、患者の選択は狭められていく。
Mamiは、個人輸入で未承認薬を使って治療したようですが、全額自己負担のためその費用は1回の治療(点滴)で50万もかかったそうです。しかもその薬は、世界60カ国以上で承認されていて、欧米諸国では標準的な治療に使われる薬。医師によると「未承認なのは北朝鮮と日本だけ」というものらしいのです。
日本でも承認に向けての動きがあるらしいけど、製薬会社が申請してから厚生労働省が審査・・・という、お決まりのコースがあって、迅速にはいかない。
この事実を嘆いた彼女が、掲示板で 「何とかならないかしら…」 と言ったのがきっかけで、署名運動が立ち上がったようです。
彼女の問いかけに応じる人、協力を申し出る人などが現れ、サイト管理人さんの大いなる尽力もあり、「ネット署名」という、短期間に署名を集められる有効な手段が整いました。
彼女も、亡くなる1ヶ月前まで関係各所に問い合わせたり、と自分の体にムチ打ちながら
がんばっていた様子。でも、神様は彼女を天国に召されたのです。
卵巣がん体験者の会 スマイリー

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(私は会員ではありませんが、友達の遺志の実現に少しでも役立ちたい思いから署名し、このブログで紹介させてもらいました)
Mamiのお通夜には行ったが、翌日の告別式にはどうしても行けず、お別れできなかったことが心残りだった。
その日の夜・・・彼女はほんの一瞬だけど、私の前に現れてくれた。
(下の記事の最後、「追記」をご覧ください)
今にして思えば、「satomi、かぶりつき、ズルーい!私も来ちゃったよ」って学生時代のノリで言ってたような。
Mami、ありがとう。私の中であなたは、永遠の天使。いつまでも、忘れない。
by gbsatomi
| 2006-10-03 01:15
| DIARY
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