LET IT BEに泣く
まずは、ご来場感謝!
皆様、お忙しい中、駆けつけてくださってありがとうございましたm(__)m
来られなかったけど応援していただいた皆様にもお礼申し上げます。
一緒に演奏していただいた皆様、本当にありがとうございました。
昨日、小さなライブハウスですが、デビューを果たせました。
そして、昨年まで「ギターなしの特殊編成バンド」として一緒に活動し、バンド練習のいろはを教えてくださった方々にも厚くお礼申し上げます。昨日やったナンバーは、ほぼ昨年のお披露目会のときのものなんです。
今は「女性二人組キーボードユニット」として活動していますが、人前で何とか演奏できるようになったのも、昨年の活動があったおかげだと思います。
とにかく、たくさんの方々のおかげで、夢だった「ビートルズナンバーのコピーを、フルバンド編成で演奏する」ことができました。
今後も細く長く、続けていけたらと思ってます。
詳細は、相方Kayoちゃんが近日中にUPするブログにて・・・(私も寄稿させてもらいます)
さて、昨日の演奏曲は
1 MAGICAL MISTERY TOUR
2 LOVELY RITA
3 JEALOUS GUY
4 LET IT BE
5 HELLO GOODBYE
6 LADY MADONNA
7 I AM THE WALRUS
8 THE LONG AND WINDING ROAD
だったが、実は今回、わたし的に一番苦労したのがLET IT BEだったのです。
LET IT BEは、ビートルズを聴き始めたピアノを習ってる少女なら、まず一番初めに弾いてみたくなる曲だろう。テクニック的には簡単、ハ長調であり、延々と同じフレーズが続く。小6だった私もすぐピアノに向かって、LET IT BEの真似事をしてみた。そのうち、レコード店に楽譜があることも知り、どんなアレンジが見抜く力もない子どもの感覚で買ってしまった。それはバンドスコアではなく、ビートルズ弾き語り(それも超簡単なアレンジ)だったのだ。「演奏のコピー」とはかなり違っていた。
「なんか、この楽譜ヘンだわ」と思いながら、そのうち自己流でアレンジして弾くようになった。聞き取り能力(耳コピー)もそんなにないし、そこまで演奏にこだわって聴くわけでもない。雰囲気が出てたら満足だった。といっても、いつもビートルズを弾いてたわけでなく、ピアノのお稽古に飽きたとき、遊び半分だったが。
このときの弾き方がカラダに、いや手に染み付いてしまったのだ。
3年ほど前、「LET IT BE …Naked」が出たとき、フィル・スペクターによる「音の壁」が取り払われ、技術の進歩で音が非常にクリアになり、表題曲を聴いて「あれ?」と思った。
まず、「I Wake Up To The Sound Of Music」の後、「Mother」と歌う瞬間のミスタッチが直っている。(でも、直ったというよりは、他のテイクを貼り付けたらしいが)
あれって、大人になるまでミスタッチだとは知らず、「ここだけ不協和音で面白いなぁ」と思っていた。今でも、あそこを普通に弾くと違和感があるくらいだ。
それから、左手に微妙に細かい動きが入っているのが、かなり目立つ。まるでポールのベースラインみたい。
でも、自分が弾くときはあえて気にしなかった。
LET IT BEを人前で披露したのは、2年ほど前に仲間でやったラフな音楽会と、昨日デビューしたライブハウスで2ヶ月前、飛び入り参加で弾かせてもらったときだけだが、この「適当コピー」でもそれなりに聞こえていたようである。
ところが、今回ライブハウスデビューをするにあたって、1度だけスタジオで音合わせをしたときに、ジョン役で参加してくれたベテランギタリストでありながらピアノも弾けるマルチプレーヤー、K氏は、そんな私の適当コピーを見逃さなかった。
「ここ、こんな感じじゃない?」(実際に弾いてみせる)
「は、はぁ。。。そうですよね、気づいてはいたんですけど・・・(汗
これはちゃんとコピーしてこなくちゃ・・・と思いながら1週間、満足に練習もできなかった私は、ライブ前日に猛烈にNakedバージョンのLET IT BEを聴いた。学生時代の一夜付けテスト勉強のようだ。(何事も直前にならないとエンジンのかからないグータラな性分)
手持ちの楽譜と照らし合わせたり、相方に「LET IT BEの楽譜持ってない?」と電話して聞いたり・・・
「こうかな?このほうがいいかな?」と試行錯誤を繰り返すうち、何がなんだかわからなくなってきた。本当に細かい部分でも、コピーバンドとしてはそういうところにこだわりたいのである。K氏が指摘されるのはもっともな話である。
左手にこだわるあまり、演奏が全体にチグハグになってきた。というか、ガタガタになってきた。
10代のときのように脳と指の動きが連動しないのは、20代半ばで既に痛感したことだったが、それからさらに20年近い年月を経てその傾向はますます強まっている。
「三つ子の魂百まで」じゃないけど、子どもの頃の癖がとれない。
あーあーあーあー・・・なんかちぐはぐだなあ。どうも納得いかない。
もっと早く取り組むべきだった・・・
明日は、月1回の「ビートルズデイ」で、ライブハウスに来るお客様はみんなビートルズに詳しい人である。やばい!簡単で、一番昔から弾いていたはずのLET IT BEに、なぜライブ前日になってこんなに苦労してるの?
たかがLET IT BE、されどLET IT BE。というよりは
「1円を笑う者、1円に泣く」という心境だった。
この曲は、特に日本で人気があるというが、何か日本人の琴線に触れるものがあるのだろう。哀感あふれるメロディー、侘び・寂びに通じるものがある歌詞。私も大好きだし、ビートルズを聴き始めてまもない頃FMにリクエストし、採用された、思い出の曲でもある。
そして歌ってくれるポール役のS氏が「いちばん好きな曲」と言い、他のナンバーにもまして、一層気持ちをこめて歌う大事な曲なのだ。ごめん、Sちゃん!昨日2回目の演奏のとき、これをはずしたのはやっぱり私のせいだよねm(__)m
以後、精進しますので、また歌ってください・・・
そして、このLET IT BE、現在公式バージョンは4種類あるが、すべて間奏のギターソロが違うし、間奏部分を入れたピアノの聞こえ方もかなり違う。
ボーカルも、私の中でのスタンダード、LPバージョンでは、最後の「レリビー、レリビー」が3回になっている。しかし、今回のスタジオ練習では音のきれいなNakedバージョンにしようという暗黙の了解があり、私も相方のKayoちゃんも2回で演奏を終わろうとしたら、S氏はもう1度、「レリビー」と歌った。「3回のが好きだから3回にして」。氏も、LP育ちなのでやはりLPバージョンがスタンダードなのかもしれない。
で、ギターのK氏は間奏ソロを何バージョンでやるのかなぁ・・・と思ってたのだけど、恥ずかしながら練習のときも、昨日もよく覚えていないのです。
自分が弾くだけで必死なんだなぁ。私の中では、小学生の頃に弾いた「たかがLET IT BE」なのに。。。あーあ。
でも不朽の名作なのだから、「たかが」なんて言葉は使っちゃいけないわ。
Sちゃんごめんなさい。奥の深い作品なんだよね、やっぱ。
で、昨日のK氏のソロ、何バージョンだったのか、どなたか教えてくださいませ。
皆様、お忙しい中、駆けつけてくださってありがとうございましたm(__)m
来られなかったけど応援していただいた皆様にもお礼申し上げます。
一緒に演奏していただいた皆様、本当にありがとうございました。
昨日、小さなライブハウスですが、デビューを果たせました。
そして、昨年まで「ギターなしの特殊編成バンド」として一緒に活動し、バンド練習のいろはを教えてくださった方々にも厚くお礼申し上げます。昨日やったナンバーは、ほぼ昨年のお披露目会のときのものなんです。
今は「女性二人組キーボードユニット」として活動していますが、人前で何とか演奏できるようになったのも、昨年の活動があったおかげだと思います。
とにかく、たくさんの方々のおかげで、夢だった「ビートルズナンバーのコピーを、フルバンド編成で演奏する」ことができました。
今後も細く長く、続けていけたらと思ってます。
詳細は、相方Kayoちゃんが近日中にUPするブログにて・・・(私も寄稿させてもらいます)
さて、昨日の演奏曲は
1 MAGICAL MISTERY TOUR
2 LOVELY RITA
3 JEALOUS GUY
4 LET IT BE
5 HELLO GOODBYE
6 LADY MADONNA
7 I AM THE WALRUS
8 THE LONG AND WINDING ROAD
だったが、実は今回、わたし的に一番苦労したのがLET IT BEだったのです。
LET IT BEは、ビートルズを聴き始めたピアノを習ってる少女なら、まず一番初めに弾いてみたくなる曲だろう。テクニック的には簡単、ハ長調であり、延々と同じフレーズが続く。小6だった私もすぐピアノに向かって、LET IT BEの真似事をしてみた。そのうち、レコード店に楽譜があることも知り、どんなアレンジが見抜く力もない子どもの感覚で買ってしまった。それはバンドスコアではなく、ビートルズ弾き語り(それも超簡単なアレンジ)だったのだ。「演奏のコピー」とはかなり違っていた。
「なんか、この楽譜ヘンだわ」と思いながら、そのうち自己流でアレンジして弾くようになった。聞き取り能力(耳コピー)もそんなにないし、そこまで演奏にこだわって聴くわけでもない。雰囲気が出てたら満足だった。といっても、いつもビートルズを弾いてたわけでなく、ピアノのお稽古に飽きたとき、遊び半分だったが。
このときの弾き方がカラダに、いや手に染み付いてしまったのだ。
3年ほど前、「LET IT BE …Naked」が出たとき、フィル・スペクターによる「音の壁」が取り払われ、技術の進歩で音が非常にクリアになり、表題曲を聴いて「あれ?」と思った。
まず、「I Wake Up To The Sound Of Music」の後、「Mother」と歌う瞬間のミスタッチが直っている。(でも、直ったというよりは、他のテイクを貼り付けたらしいが)
あれって、大人になるまでミスタッチだとは知らず、「ここだけ不協和音で面白いなぁ」と思っていた。今でも、あそこを普通に弾くと違和感があるくらいだ。
それから、左手に微妙に細かい動きが入っているのが、かなり目立つ。まるでポールのベースラインみたい。
でも、自分が弾くときはあえて気にしなかった。
LET IT BEを人前で披露したのは、2年ほど前に仲間でやったラフな音楽会と、昨日デビューしたライブハウスで2ヶ月前、飛び入り参加で弾かせてもらったときだけだが、この「適当コピー」でもそれなりに聞こえていたようである。
ところが、今回ライブハウスデビューをするにあたって、1度だけスタジオで音合わせをしたときに、ジョン役で参加してくれたベテランギタリストでありながらピアノも弾けるマルチプレーヤー、K氏は、そんな私の適当コピーを見逃さなかった。
「ここ、こんな感じじゃない?」(実際に弾いてみせる)
「は、はぁ。。。そうですよね、気づいてはいたんですけど・・・(汗
これはちゃんとコピーしてこなくちゃ・・・と思いながら1週間、満足に練習もできなかった私は、ライブ前日に猛烈にNakedバージョンのLET IT BEを聴いた。学生時代の一夜付けテスト勉強のようだ。(何事も直前にならないとエンジンのかからないグータラな性分)
手持ちの楽譜と照らし合わせたり、相方に「LET IT BEの楽譜持ってない?」と電話して聞いたり・・・
「こうかな?このほうがいいかな?」と試行錯誤を繰り返すうち、何がなんだかわからなくなってきた。本当に細かい部分でも、コピーバンドとしてはそういうところにこだわりたいのである。K氏が指摘されるのはもっともな話である。
左手にこだわるあまり、演奏が全体にチグハグになってきた。というか、ガタガタになってきた。
10代のときのように脳と指の動きが連動しないのは、20代半ばで既に痛感したことだったが、それからさらに20年近い年月を経てその傾向はますます強まっている。
「三つ子の魂百まで」じゃないけど、子どもの頃の癖がとれない。
あーあーあーあー・・・なんかちぐはぐだなあ。どうも納得いかない。
もっと早く取り組むべきだった・・・
明日は、月1回の「ビートルズデイ」で、ライブハウスに来るお客様はみんなビートルズに詳しい人である。やばい!簡単で、一番昔から弾いていたはずのLET IT BEに、なぜライブ前日になってこんなに苦労してるの?
たかがLET IT BE、されどLET IT BE。というよりは
「1円を笑う者、1円に泣く」という心境だった。
この曲は、特に日本で人気があるというが、何か日本人の琴線に触れるものがあるのだろう。哀感あふれるメロディー、侘び・寂びに通じるものがある歌詞。私も大好きだし、ビートルズを聴き始めてまもない頃FMにリクエストし、採用された、思い出の曲でもある。
そして歌ってくれるポール役のS氏が「いちばん好きな曲」と言い、他のナンバーにもまして、一層気持ちをこめて歌う大事な曲なのだ。ごめん、Sちゃん!昨日2回目の演奏のとき、これをはずしたのはやっぱり私のせいだよねm(__)m
以後、精進しますので、また歌ってください・・・
そして、このLET IT BE、現在公式バージョンは4種類あるが、すべて間奏のギターソロが違うし、間奏部分を入れたピアノの聞こえ方もかなり違う。
ボーカルも、私の中でのスタンダード、LPバージョンでは、最後の「レリビー、レリビー」が3回になっている。しかし、今回のスタジオ練習では音のきれいなNakedバージョンにしようという暗黙の了解があり、私も相方のKayoちゃんも2回で演奏を終わろうとしたら、S氏はもう1度、「レリビー」と歌った。「3回のが好きだから3回にして」。氏も、LP育ちなのでやはりLPバージョンがスタンダードなのかもしれない。
で、ギターのK氏は間奏ソロを何バージョンでやるのかなぁ・・・と思ってたのだけど、恥ずかしながら練習のときも、昨日もよく覚えていないのです。
自分が弾くだけで必死なんだなぁ。私の中では、小学生の頃に弾いた「たかがLET IT BE」なのに。。。あーあ。
でも不朽の名作なのだから、「たかが」なんて言葉は使っちゃいけないわ。
Sちゃんごめんなさい。奥の深い作品なんだよね、やっぱ。
で、昨日のK氏のソロ、何バージョンだったのか、どなたか教えてくださいませ。
by gbsatomi
| 2006-08-27 23:36
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