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Lucky Twin Eggs

先日の話です。
調理中に卵を割ったら、なんと「ふたご」!
Lucky Twin Eggs_b0036381_0124350.jpgわたし的には大変珍しい。遭遇したのは15年ぶりくらいじゃないかな?
毎日のように卵を割る私ですが、
時折「最近本当にふたごの卵って少ないなあ」と思ってたのです。
子どもの頃は、わりとあったよね、ふたご。
母が台所でたまに「わっ!ふたごよ」と言うと、とんでって見たものでした。
珍しいものを見ると、なんかHAPPYな気分になるんですよね。
別にどうってことないことなんだけど、ほのぼのと嬉しいというか。

で、私も当然リビングにいた息子たちに言いました。
「わっ!ふたごよ、ふたご!」
こういうとき、相手をしてくれるのは次男です。
わあわあと興奮して感想や薀蓄を述べる私の言葉をふむふむ、と聞いて、写真に撮ろうとか目玉焼きにしようとか一緒に盛り上がりました。
「ああ、なんかいいことないかしら」
「そうだね、ツキがあればいいね」
一方長男といえば、台所で盛り上がる私たちに目もくれず、なんとTVゲームに熱中している。
「ちょっと、これ見なさいよ!珍しいんだから。ほらほら、ツキがあるよう拝んでおきなさいよ」
無理やりふたごの入ってる器を見せる私に「ん?あ、ああ」と一瞥するだけ。
まったく~!

そしてその卵は予定を変更して目玉焼きに。ちょっと不細工になっちゃった。
Lucky Twin Eggs_b0036381_0191815.jpg

それから当初予定した料理を作ろうと、また冷蔵庫から卵を出して割りました。
そしたらなんと!
またまたふたご!!Lucky Twin Eggs_b0036381_0175465.jpg

まあびっくり。こんな珍しいことがあるなんて。
これはブログで自慢したいぞ~、なんて思い、ちょっと検索してみました。
すると、いくつかの「ふたごの卵」自慢?ブログが見つかりました。
それでいろいろ読んでいくと、昔に比べてふたごが出なくなった理由がわかりました。
現在では、ふたごの卵は「規格外」として売り場に出ないそうなんです。
「M」とか「L」とかグラム単位で規格が決まっているから、ふたごの卵はどうしても重くなりがちなので、はじかれるんでしょうかね。そういえば、私が買ったのは「LLサイズ」でした。めったに行かないスーパーで、珍しいサイズのものを買ったのでした。

重量だけでなく、ごく弱いエックス線か超音波で中身を検査して、ふたごははじかれると書いてあるサイトもありました。

な~るほど、昔に比べてふたごに遭遇しづらいわけだ。

でもはたして、これが珍しい=ラッキーということになるのだろうか?
そしたらこんな文章を発見。

工業製品に例えると「規格外の不良品」になるため、品評会でも確認され次第失格となる。しかし食品として何ら不都合な点は無く、むしろその珍しさ(1羽の鶏が産卵を開始してから廃鶏として淘汰されるまでに二黄卵を産む確率は僅か1~2%といわれている)から縁起物として、農産物の直売や通販などでは付加価値も付く。

縁起物か~。うん、悪くはないぞ。
なんて思いながら、その「2つめのふたご」も目玉焼きに。(またまたブサイクだ)
Lucky Twin Eggs_b0036381_0344974.jpg

それから4日後・・・
「ラッキー」なことが本当に起こりました!
受験生の長男に、「ツキ」があったのです。

ふたごの卵の威力、恐るべし。
今度から願い事があるときは、あのスーパーで「LL」サイズの卵を買おう、と決めた
愚かな私です。
# by gbsatomi | 2009-03-01 00:45 | DIARY

1月17日

またまた最近見た夢の話をさせてください。

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なにやら大災害が起こったらしく、給水所にポリタンク持って並び、水をもらっているsatomi一家。息子たちもこういう力仕事なら役に立つ。
1月17日_b0036381_3134874.jpgかくして男3人が18リットルタンクを持ち、私はペットボトルに水をもらって帰宅しようとしたとき。
「いいわね、あなたのとこはたくさん水をもらえて。うちもミルク用の水もっと欲しいのに」と、赤ちゃん連れの女性に非難された。
給水は、1世帯に1タンクじゃなくて、一人に1タンクという決まりになっている。だからうちはズルをしているわけじゃないのだ。
でも、女性は赤ちゃんを抱いているから給水を受けられず、ダンナさんが1タンクもらってくるしかないのだろう。そこへ我が家がたくさんのタンクを持って通ったわけで、つい恨み言のひとつでも言いたくなってしまうのはわかる。
しかし、そこでタンクを一つ差し出すほど聖なる心を持っている私ではない。
「悪いけどあげられないわ。人が多くいるとその分水もたくさん要るのよ。ごめんなさいね」と心の中でつぶやき、バツ悪くその場を去った。

その後、水道が復旧した。
しかし私は水道局に電話をかけ、「うちはまだ水出さなくていいから、代わりにあの女性の家の水を先に出してあげてください」と頼んだ。「だって、あそこは赤ちゃんがいて、ミルク用にたくさん水を使うのに、なかなかもらいに行けなくて困ってるから」
あのとき、女性に水を分けてあげなかったことに対する後悔の念が、私にそう言わせたらしい。(夢の中なので支離滅裂な話である)

水道局の人は困惑した声で「あなたのお気持ちはわかりますけどね…でもそんな理由で水を止めたりはできません」と言った。
***********************************************************
ここで目が覚めた。
しかし、なんでこんな夢を見たのかな?と考えたら、前日に新聞で「阪神・淡路大震災で兄を失った子が、その形見のランドセルを持って今春小学校へ入学する」という話を読んだことが思い当たった。
「そうかぁ・・・もうすぐ阪神大震災の日なんだわ」

1995年のことだから、今年で14年になる。
あのとき社宅に住んでいたが、まわりのみんな誰もが、防災用品をあわてて用意したものだった。関東大震災や東海地震はいつ来てもおかしくない、と言われていたのに、ノーマークだった関西で未曾有の大地震が起こったのだ。
不謹慎ではあるが、私は「いつか関東にも来るなら、どうかこの子たちが自分で走って逃げれるようになるまで待って」と思っていた。
当時、5歳と3歳になる直前だった息子たちを、おぶって抱っこしてエレベーターのない建物3階から避難することは、いくら力持ちの私でも無理だったからだ。5歳の子なら一人で逃げれるのかも知れないが、そんなパニック時に自分の手から離してしまうことは考えられなかった。
その後、北海道、東北、新潟などで何回も大地震が発生したのに、なぜか関東ではないままで、幼かった息子たちも高校生になった。

目下、我が家では「1月17日」というと大学入試センター試験の日であり、受験する長男はぴりぴりしている。
でも、世間ではたしかにセンター試験も話題になるとはいえ、やはりなんといっても「あの日」なのだ。
息子たちと同世代の、幼い命もたくさん奪われたことだろう。
あの地震さえなければ、普通に成長して受験を迎えたり、社会人になったりして青春を謳歌していたはずなのに。
そう思うと、「元気に生きてて、受験できる」ことがどんなにありがたいことか、少しは考えてみなさいっ! と、ダラダラ漫画を読んでる息子に怒鳴りたくなる私なのでした。

改めて、阪神・淡路大震災で亡くなった方々のご冥福を祈りたいと思います。

そして全国の受験生、がんばれ~!
1月17日_b0036381_315097.jpg

# by gbsatomi | 2009-01-16 03:23 | DIARY

おそすぎないうちに

あけましておめでとうございます。

今年も皆様にとって、良い年でありますように・・・・・

さて、年頭にあたり立てた私の目標は
「ブログの更新を去年より多くする」 です。
思い切り簡単な目標です。だって、去年は1本しか記事を書かなかったのですから。

伝えたいこと、聞いてもらいたいことなどたくさんありながら
「自分をさらけ出す」のが嫌になってしまう、というジレンマに陥っていました。
ネット上での対人恐怖症になってしまったような・・・
普段の私は人と話すのが好きで、いつも明るく振舞うタイプなんですけどね。
5年ほど前からの精神的落ち込みが、昨年はどん底までいってしまいました。
今年はほんの少しでも這い上がろうと思ってます。

そんな自分自身にエールを送るかのような歌を紹介します。
「おそすぎないうちに」

口語の平易な歌詞が胸を打ちます。
小学生向けの歌ということですが、内容は普遍的なもので、大人が歌っても素敵な歌だと思います。

なくしてしまってから その大切さに気づいて
悔やんだり 悲しんだりしても遅すぎるよ

もしかしたら 一番この世で大切なものは
ふだんあまり身近すぎて 気にもとめていないかも

今あるすべてのものは 当たり前なんかじゃなく
今あるすべてのものが 奇跡的にあるとしたら
君はどうやってそれを守るだろう

おそすぎないうちに まにあう今のうちに
できるかぎりのことをしよう
生まれてこられた お礼に


なくしてしまってから そのあたたかさに気づいて
悔やんだり 悲しんだりしても遅すぎるよ

もしかしたら 一番この世で大切な人は
当たり前と決めつけてて いると疑わないかも

生きているすべての人は なんとなくなんかじゃなく
生きているすべての人が ぎりぎり生きているとしたら
君はどうやってそれを愛すだろう

おそすぎないうちに まにあう今のうちに
できるかぎりのことをしよう
生まれてこられた お礼に


今年もよろしくお願いします。
# by gbsatomi | 2009-01-02 23:21 | DIARY

夏の終わりに

ここ数年、夏になると毎年思い出す曲があった。
10代後半のころ、つまり70年代の終わりに、夏になるとFMでヘビーローテーションしていた曲だ。
すごくカッコいい曲だった。インストゥルメンタルで、とにかくギターがスリリングでカッコいい。
イントロはピアノ。そのあとストリングスがかぶる。
スローテンポだが、緊張感のあるメロディー。これが序章のような感じで続いた後、一転してアップテンポになり、ギターがかき鳴らされる。
この曲・・・何というバンドの何という曲だったかしら?と、思い出すたび、記憶をたどっていた。しかし、夏になるとよくかかった曲、としか思い出せない。
でも、たしかバンド名だけは覚えていたはず・・・とさび付いた脳細胞の古い回路を一生懸命たどり、やっと答えが引き出せた。
「パブロ・クルーズだ!」

検索して、ヒットした文章を読む。「パブロ・クルーズと言えばサーフロック云々」と書かれている。へえ、サーフロックってジャンルがあるんだ。だから夏によくかかったのかな。そういえばなんとなくサーフっぽい、というか海へのドライブなんかにあいそうな曲だ。夏の終わりに_b0036381_0284333.jpg夏の終わりに_b0036381_0371160.jpg







と思って今度はAmazonで検索した。何枚かのCDが出てきた。
夏の終わりに_b0036381_0474112.jpg

夏の終わりに_b0036381_0501832.jpg
しかし、「その曲」の曲名がわからない。各々のCDにつき、数少ないレビューの片隅まで読むけど、どうも該当するような曲がない。
次のCDをクリック。



わあ、な、なんだこのジャケット。むさくるしいお兄さんたち。
夏の終わりに_b0036381_0544075.jpg
サーフロックのイメージと違いすぎる。さわやかさがない。かといってマッチョというわけでもなく、なんとなく中途半端なお兄さんたちだ。
70年代には、こういうのが良しとされたのかしら?と思いながら1件だけついてたレビューを読む。
「ジャケットは暑苦しい男たち」とあって笑った。
その後、「この1曲を聞きたいがためにこのCDを買った」ということが書いてあった。
それこそ、私の探していたインスト曲だった。
曲名は「ゼロ・トゥ・シックスティ・イン・ファイヴ」
なんか覚えにくい名前。だからFMでも聞き逃してたのかな。

レビュワーが「この1曲のために」買った、というだけあって、どうやらそれはなかなかの名曲らしい。よーし、私も買っちゃおう。
とは思ったものの、節約根性でオンラインストアをいくつか探してみた。1曲だけDLできたらいいのだから。しかし、30年以上前の、そんなにメジャーじゃないバンドの、大ヒットしたわけでもない曲が、オンラインストアにあるわけなかった。
ちょっと悶々としていたところ、次男がタイムリーにも「アマゾンでCD買いたいんだけど」と言ったので、便乗して買うことにした。昔のアルバムなので思い切り廉価盤、たった1744円。(それでも節約しようとした自分が悲しい)

2日後、車で出かけるときにポストを見たらそのCDが届いていた。
車に持ち込み、早速開封した。ドキドキ。昔の恋人に会うような気分。
「ゼロ・トゥ・シックスティ・イン・ファイヴ」は6番目。当然真っ先に聴いた。
おお、これこれ!この曲よ!今聴いてもまったく遜色ない。カッコいいではないか。
ストリングスのアレンジが70年代ディスコっぽくて、ちょっと古くさい感もあるが。それを差し引いても十分カッコいい。昔は気づかなかったが、案外ピアノが目立っている。
ライナーを読むと、バンドの中心人物コリー・レリオスは6歳からクラシックピアノをやっていたということ。いわれてみればいかにもそれらしいフレーズが続く。
しかし、この曲、ドライブに最高だわ。疾走感。アマゾンのレビュワーも書いてたっけ。
結局、私は予定より遠い場所を目指すことにし、より長く運転してこの曲をリピートしまくった。気持ちよかった。

十分満足した後、やっと1曲目から聴いてみた。
うん、いかにもあの頃のアメリカン・ロックである。ウエスト・コーストって感じ。
ライナーを読むと、サンフランシスコ出身のバンドとなっていた。
そして「ゼロ・トゥ・シックスティ・イン・ファイヴ」は、サーフィン映画の古典的名作「FREERIDE」のテーマ曲に抜擢され、パブロ・クルーズはそれで全米の若者に有名になった、と書いてある。だからこの曲には「フリー・ライド・サーファー」という副題がついている。
その後、アメリカ3大テレビの人気スポーツ番組に頻繁に使われ、チャートにこそ入らなかったが、(そもそもシングルカットしたのだろうか)結果的に彼らの一番有名な曲になっているということだ。
なるほど、それで日本でも頻繁にオンエアされてたのか。

帰宅して、17歳の長男に聞かせてみた。
ギターをかじりだした彼は、じっと聴いて最後ひとこと「うん、カッコいいじゃん!」
とても30年前の曲とは思えない、という。そうか、今の若者にも十分通じるんだ。
「これ、演奏するの難しそうだよね。」とも。
「うん、これだけの疾走感を出すのは難しいと思うわ」と私。
でも、いつかバンドでもこんなのできればいいなぁ、なんて思ったり。

とにかく、買って大正解。
CDって、好きなアーティストの作品を期待して買っても、ちょっとイマイチだったということも往々にしてあるではないですか。ところが今回は、この1曲だけのために買う価値が十分過ぎるほどありました。
なんせ、私にとって記憶の彼方にあった曲名もわからない曲。でも、どうしても思い出したかった、もう1度聴きたかった曲なのだから。
しばらくは、飽きるまで聴くでしょう。長年の謎がとけたみたいな気分です。

**********************************************************************************************************************1年3ヶ月ぶりにブログを再開しました。
長い間、ほったらかしにしてすみません。削除しちゃおうかとも思ったけど、自分の記録を残したいという勝手な理由でそのままにしていました。
その間に訪問してくださったり、メールやコメントをいただいたり、再開を促してくださった方々、ありがとうございました。
今後も時折、日々感じたことなどを書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。
# by gbsatomi | 2008-09-04 01:15 | MUSIC

偉大な父を持つ息子たち

皆さま、ご無沙汰してごめんなさい。
あまりに更新しないので、心配メールをくださった方もあり、本当に失礼しました。
こうやって、ご無沙汰をお詫びすることは何度かあったけど、今回ばかりは1ヶ月以上もあけてしまって、2004年10月以来なんとか続けてきたこのブログ始まって以来のことでした。
その間、何をしていたかというと、相変わらず「つげ義春的な」夢ばかり見ていました。つまり寝てばかりだったわけです。(新ブログにかまけていたという噂もありますが)
何はともあれ、今後も細々と続けていく所存ですので、よろしくお願いします。

と、口上が長引きましたが・・・

いきなりです。「ショーン・レノン 11月来日公演決定」。
その前に、サマソニにも出るらしい。真夏の日本にわざわざご苦労さまです。
東京会場、うちのそばだよ。行かない行かない。見たくない。
やはりアンチヨーコの私からすると、ショーン、なんだか金満坊や、という感じがして、今ひとつ好きになれないのです。子どもの頃は可愛かったけどね。いや、ショーンに罪はないのかもしれない。でも、私はどうしてもジュリアンに肩入れしたくなるのです。偉大な父を持つ息子たち_b0036381_0132074.jpg
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では、そのショーン、どんなふうになっているのかと思い調べたら
こんな感じでした。

やはり金満坊やじゃないか!もう坊やというトシでもないな。(今年で32歳)。
風貌は劣化して太ったジョン、声はわずかにジョンの鼻声体質を引きずりながら、ヨーコの高い、腰のない声質に似ている気がします。とにかくお父さんより声が高くて細い。

声といえば、もう23年前にもなるのですが、ジュリアン・レノンが「ヴァロッテ」を引っさげてデビューしたときの衝撃は忘れられません。
「な・な・なんだ?ジョンの声そっくり!」
あまりに似ているので、そのときは「何かこう、電気的に処理して似せたのかな」と疑いました。
でも、改めてこの曲を聴いてみると、ホントにそうしたのかな、とも思います。

だって、こんなの見つけちゃったんです。
86年の来日で、「It won't be long」を歌い、踊るジュリアン
歌わされてる、と言ったほうがいいようなできばえです。ここでの声は細く、ヴァロッテの時のような肉太感がない。ジョンの若いときはもっとワイルド&ダイナミックでしたよね。
ステージアクションもなんかぎこちなく、見ていて痛々しい。でも日本の観客は一生懸命ノッてあげてる。
「あの、ジョンの息子がここにいるのよ。みんなで応援してあげましょう」って感じかな。
(私ももしそこにいたら、そうなったことでしょう)

全然違う分野だけど、後に長嶋一茂がデビューしたとき、ジュリアンのデビューを思い出しました。偉大な父を持つ息子たち_b0036381_0295843.jpg
ヤクルトだったけど、「背番号3」がバッターボックスに立ったとき、多くの人はその後姿に「Mr.プロ野球」 長嶋茂雄氏の姿を重ね合わせたことでしょう。
その息子に「夢よもう一度」と、どうしてもお父さんと同じような活躍を求めてしまった。
結果は皆さんご存知のとおり。一茂は、プロ野球選手としては大成しませんでした。

ジュリアンも、ショーンも、一茂と同じような星の元に生まれているんだな。いや、知名度、世間にあたえる影響などが長嶋茂雄氏の比でない、ジョン・レノンの息子なのだから、もっともっと、その人生において、常に父親と比較され、世界的に注目されてしまう宿命をもって生まれたわけです。

良くも悪くも父親の呪縛から逃れられない人生、というのはどんなものなんだろう。

ジュリアンもショーンも、メガヒットはないにしてもずっと活動を続けているのだから、中堅ミュージシャンと言って差し支えないのでしょう。
でも、入手した映像をみる限り、2人ともジョンのような、人の心をとらえて離さない魅力はやはりないですね。ジュリアンの声質はジョンに似ているけど、表現力にかなり劣る。
まあ、ジョンは唯一無二の人であって、息子だからといって全く同じ歌い方すると、それはそれでヘンなのですが。

でも(繰り返し言うけど) やはり私は、このジュリアンの憂いを帯びた、もの哀しげな表情にシンパシーを感じます。同じ息子なのに一人はあまり手をかけてもらえず、一人は溺愛されて育ったのだから。
そういう、人間としていびつな部分を丸出しにして生きたジョンが、またなんともいとおしい、という偏屈ファンの独り言でした。

(こんなのもありました。ジュリアンの「Stand By Me」)
# by gbsatomi | 2007-06-01 00:54 | LOVING JOHN & FAB4


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