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Charのお膝元で歓喜する

夢のような経験をしました。
1.2メートル先であの、Charが演奏している。Charのお膝元で歓喜する_b0036381_23271760.jpg
まさに「お膝元」、超特等席で見ることができたのです!

仲間のギタリスト、C氏のお誘いで行った、原宿・クロコダイルのライブ。
(9月19日)
C氏が懇意にしている楽器店の主催ということで、かぶりつきもかぶりつき、普通ではありえないようなステージ直下の席を特別にリザーブしてもらったようです。
ステージに垂直にくっつけられたテーブルに、われらC氏ご一行6人。
最前列、とは聞いてたけど、こんなに近いとは・・・

この日、それぞれ仕事を切り上げて千葉から出てきた「K(鍵盤)姉妹」、キーボードユニットを組んでる相棒のKayoちゃんと私は大はしゃぎ!(あのK姉妹ではありません・・・ユニットで本当の姉妹ではない、というところは同じかな?)
「ギターも弾けない私たちが、こんな席にいていいのかなあ」 などと、全国のCharファンに怒られそうな呑気なことをほざいておりました。
だって、もしも、ビートルズ4人が健在で、ライブやることになったとしますよ。そして最前列の人が「ビートルズって名前は知ってるけど、曲はあまり知らないわ。まあ有名だから来ちゃった」と言ってるようなものですよ。
本当にCharファンの皆様、ごめんなさいm(__)m
C氏からは「関係者、ということだからね」と釘を刺され、「そうよ、関係者よ。だからチャーだ!チャーだ!なんてそわそわしちゃいけないのよ」とカッコつける私に対して「私、やっちゃいそう」と素直なKayoちゃん。(後で知ったことだが彼女は投げKISSを送り、
Charの熱視線を2回も独占していた・・・)

ライブはJohnny,Louis&Charでおなじみのジョニー吉永をメインに開催。
メンバーは他にCharのお膝元で歓喜する_b0036381_23291272.jpg
こういう組み合わせ。(ギターはICHIROさんです)
ベースの日野賢二という人は、あの日野皓正の息子さんだとか。うん、お父さんなら知ってるワ。キーボードは友成好宏さん。とにかく、皆さん、超一流どころと共演したりバックで演奏するような、選りすぐりのミュージシャンだということ。
そしてCharは、このセッションのスペシャルゲスト、という位置づけだったので2部から登場。
1部はジョニーの最新作などからの演奏で、そのプロ中のプロといえる華麗なテクニックに酔いしれた。
なーんて、エラそうなこと書いて、ドラムのテクニックなんてわかりはしないんだけど・・・(モジモジ)でも、ド素人が見てもやっぱすごいよ!私の席からはジョニーの両手両足の動きが全部見えた。派手な腕の動きなどはないけど、ササっと素早く動く両手。隣に座っていたドラマー、J氏が「あの足見て!」と言った、絶えず複雑な動きをしている足元。そしてそんなことはものともせず、いともたやすくボーカルをとれるんですねえ。このジョニーさん、最初はボーカリストだったらしい。道理で歌が上手いわけだ。四肢を華麗に使いながら、あるときは、ブラシでササーっとなぞりながら、リズムも歌もまったくぶれない。まさに名人芸とはこのこと。いやあ、すごかったです。

ギターのICHIROとベースの日野賢二もこれまたカッコいい!
「知らない曲ばかりだと思うけど、演奏を見たらとりこになるよ」と行きの電車で一緒だったSL氏が言ってたけどまさにそのとおり。日ごろ、アマチュアバンドを見て「上手いなあ」と思うことは多々あるけど、もうすべてにおいて桁違い!というのがよくわかった。途中、日野さんのベースの弦が切れたとき、素早くリカバーしたのがカッコ良かったな。弾きながらだもん。あのとき、ポール・マッカートニーが日本公演1日めで、マイクが動いちゃって何度も何度も歌いながら位置を直していたことを思い出した。(←私、なぜかこのシーンにゾクゾクしちゃうのです^^;)
キーボードの友成さん。もちろん唯一わかる楽器なので大注目しましたが、「参考になる」
なんて次元じゃない、そんなこと100万年早い!と言われちゃうような、もう凄すぎてまーったく参考にならないプレイにぶっ飛びました。とにかく、アドリブで適当に弾いている?ように聞こえるんだけど、出してはいけない音は絶対出してない。バッキングのときは、うまく曲に肉付けしながら、ここぞ!というところはしっかり決める。なーんだかもう、楽譜に頼って「間違えないように」弾くのがせいいっぱいの私からすると百万光年彼方の世界にいる人だ。彼のHPを見たら、5歳からピアノを習ったが、6年生でやめた、となっている。うーん、どうしたらあのようなプレイができるのだろう。永遠の謎。

さて、第2部に入り、いよいよCharの登場です!
わ、わたしたちのすぐ前にCharが・・・・!あの目・鼻・口、まぎれもない、写真で見るしかなかったCharそのものだ!!ホンモノだ~~!(あたりまえじゃない)

さて、Charのまわりには、ゆったりとした空気が流れていた。
これをオーラというのだろうか。「余裕」という文字が、Charのまわりをユラユラとまわっている、そんな感じだ。Charの登場で、その場の空気がガラっと変わった、といっても過言でない。さっきまで、あんなにカッコ良かったICHIRO君が、すっかり霞んじゃって。なんだかしゃかりきになって弾いているように見えて、思わず「君」づけしたくなるような、青い感じに見えた。そう、Charには王者の風格が漂っているのだ。
「Come Together」から始まって、仲間のJLCコピーバンド(Punch Cloudといいます)がよくやる曲もいくつか演奏してくれたので、ギターテクのことはわからないながらも、おおいにノルことができた。
ステージングがこれまた素晴らしい。
ジョニーが「I’ve Been Missing You,Char」と言えばCharも「I’ve Been Missing You,Johnny」と返す。まるで恋人同士のよう。日本人なのに英語ですよ。でも嫌味がまったくないどころか、自然なの。何やってもキマってるんだなぁ。
ジョニーは話術も洗練されていて、若いミュージシャン達に愛情あふれるちょっかいを出すし、「おまえら電車なくなるぞ!」なんて言いながらどんどん続けちゃう。
いや、ホントに電車の心配をしなくちゃ、という時間になってきました。
なんせ、鍵盤姉妹は千葉から出てきた主婦なのですから。

客席から元キャロルの内海利勝さんが飛び入りし、セッションは佳境に入ってきた。まずい、帰れなくなる・・・・
というころで、いったんCharが引っ込んで、ちょっと間があいたときに鍵盤姉妹は涙を飲んで途中退場いたしました。Punch Cloudによると、セッションは延々12時まで続き、彼らは大枚はたいてタクシーでご帰還とのこと。

一方、鍵盤姉妹は夜の渋谷を、興奮さめやらぬ風情でふらふら歩き、まるで一杯ひっかけた酔っ払いのオヤジみたい!?「渋谷駅ってどっちだっけ?」とキョロキョロしながらも無事JR山手線に乗車。(わたし、これでもかつては渋谷を闊歩する女子高生だったのにぃ。。。)乗ったが最後、エンドレスなおしゃべりは続きます。突如見えた「代々木」という文字。扉がまさに閉まらんとするそのとき、私は猛烈な勢いで相棒の背中を押した、いやぶっ飛ばした、と言ったほうがいいでしょう。Kayoちゃんは訳がわからぬまま私にぶっ飛ばされて、もちろん私も勢いよく電車を飛び出して、なんとか総武線に乗り換えることができた。はぁ~。これ逃したら、帰れないところだったわ。かくしてわたくし、家についたのが12時50分。50分後にKayoちゃんから無事帰還のメール。
なんだか夢のようなライブを見て、不思議と疲れを感じなかった。
Cさん、誘ってくれて本当にありがとう!!

(追記)
実は私、ライブ前日に友達のお通夜に行ったんです。いろんな外タレのライブに一緒に行ったとてもステキな友達でした。ライブ当日に告別式があったけど、そちらは仕事の都合でどうしても出れなかった。最後のお別れしたかったなぁ。。。と心残りでしたが。
ライブ中、ふと、後ろの超満員のスタンディング客のほうを振り向いたんです。
なんとそこに、彼女がいた!!
学生時代の、若く美しかった姿のままで。ステージのCharに一生懸命声援を送っていました。
「Mamiだ・・・・Mami、ここまでお別れしに来てくれたのね」と思ったときにはスッと消えていました。
Mamiのことは、また改めて書きたいと思います。
# by gbsatomi | 2006-09-27 23:31 | MUSIC

LET IT BEに泣く

まずは、ご来場感謝!
皆様、お忙しい中、駆けつけてくださってありがとうございましたm(__)m
来られなかったけど応援していただいた皆様にもお礼申し上げます。
一緒に演奏していただいた皆様、本当にありがとうございました。
昨日、小さなライブハウスですが、デビューを果たせました。
そして、昨年まで「ギターなしの特殊編成バンド」として一緒に活動し、バンド練習のいろはを教えてくださった方々にも厚くお礼申し上げます。昨日やったナンバーは、ほぼ昨年のお披露目会のときのものなんです。
今は「女性二人組キーボードユニット」として活動していますが、人前で何とか演奏できるようになったのも、昨年の活動があったおかげだと思います。
とにかく、たくさんの方々のおかげで、夢だった「ビートルズナンバーのコピーを、フルバンド編成で演奏する」ことができました。
今後も細く長く、続けていけたらと思ってます。
詳細は、相方Kayoちゃんが近日中にUPするブログにて・・・(私も寄稿させてもらいます)

さて、昨日の演奏曲は
1 MAGICAL MISTERY TOUR
2 LOVELY RITA
3 JEALOUS GUY
4 LET IT BE
5 HELLO GOODBYE
6 LADY MADONNA
7 I AM THE WALRUS
8 THE LONG AND WINDING ROAD
だったが、実は今回、わたし的に一番苦労したのがLET IT BEだったのです。

LET IT BEは、ビートルズを聴き始めたピアノを習ってる少女なら、まず一番初めに弾いてみたくなる曲だろう。テクニック的には簡単、ハ長調であり、延々と同じフレーズが続く。小6だった私もすぐピアノに向かって、LET IT BEの真似事をしてみた。そのうち、レコード店に楽譜があることも知り、どんなアレンジが見抜く力もない子どもの感覚で買ってしまった。それはバンドスコアではなく、ビートルズ弾き語り(それも超簡単なアレンジ)だったのだ。「演奏のコピー」とはかなり違っていた。

「なんか、この楽譜ヘンだわ」と思いながら、そのうち自己流でアレンジして弾くようになった。聞き取り能力(耳コピー)もそんなにないし、そこまで演奏にこだわって聴くわけでもない。雰囲気が出てたら満足だった。といっても、いつもビートルズを弾いてたわけでなく、ピアノのお稽古に飽きたとき、遊び半分だったが。

このときの弾き方がカラダに、いや手に染み付いてしまったのだ。
3年ほど前、「LET IT BE …Naked」が出たとき、フィル・スペクターによる「音の壁」が取り払われ、技術の進歩で音が非常にクリアになり、表題曲を聴いて「あれ?」と思った。
まず、「I Wake Up To The Sound Of Music」の後、「Mother」と歌う瞬間のミスタッチが直っている。(でも、直ったというよりは、他のテイクを貼り付けたらしいが)
あれって、大人になるまでミスタッチだとは知らず、「ここだけ不協和音で面白いなぁ」と思っていた。今でも、あそこを普通に弾くと違和感があるくらいだ。
それから、左手に微妙に細かい動きが入っているのが、かなり目立つ。まるでポールのベースラインみたい。
でも、自分が弾くときはあえて気にしなかった。
LET IT BEを人前で披露したのは、2年ほど前に仲間でやったラフな音楽会と、昨日デビューしたライブハウスで2ヶ月前、飛び入り参加で弾かせてもらったときだけだが、この「適当コピー」でもそれなりに聞こえていたようである。

ところが、今回ライブハウスデビューをするにあたって、1度だけスタジオで音合わせをしたときに、ジョン役で参加してくれたベテランギタリストでありながらピアノも弾けるマルチプレーヤー、K氏は、そんな私の適当コピーを見逃さなかった。
「ここ、こんな感じじゃない?」(実際に弾いてみせる)
「は、はぁ。。。そうですよね、気づいてはいたんですけど・・・(汗

これはちゃんとコピーしてこなくちゃ・・・と思いながら1週間、満足に練習もできなかった私は、ライブ前日に猛烈にNakedバージョンのLET IT BEを聴いた。学生時代の一夜付けテスト勉強のようだ。(何事も直前にならないとエンジンのかからないグータラな性分)
手持ちの楽譜と照らし合わせたり、相方に「LET IT BEの楽譜持ってない?」と電話して聞いたり・・・

「こうかな?このほうがいいかな?」と試行錯誤を繰り返すうち、何がなんだかわからなくなってきた。本当に細かい部分でも、コピーバンドとしてはそういうところにこだわりたいのである。K氏が指摘されるのはもっともな話である。
左手にこだわるあまり、演奏が全体にチグハグになってきた。というか、ガタガタになってきた。
10代のときのように脳と指の動きが連動しないのは、20代半ばで既に痛感したことだったが、それからさらに20年近い年月を経てその傾向はますます強まっている。
「三つ子の魂百まで」じゃないけど、子どもの頃の癖がとれない。
あーあーあーあー・・・なんかちぐはぐだなあ。どうも納得いかない。
もっと早く取り組むべきだった・・・
明日は、月1回の「ビートルズデイ」で、ライブハウスに来るお客様はみんなビートルズに詳しい人である。やばい!簡単で、一番昔から弾いていたはずのLET IT BEに、なぜライブ前日になってこんなに苦労してるの?
たかがLET IT BE、されどLET IT BE。というよりは
「1円を笑う者、1円に泣く」という心境だった。

この曲は、特に日本で人気があるというが、何か日本人の琴線に触れるものがあるのだろう。哀感あふれるメロディー、侘び・寂びに通じるものがある歌詞。私も大好きだし、ビートルズを聴き始めてまもない頃FMにリクエストし、採用された、思い出の曲でもある。
そして歌ってくれるポール役のS氏が「いちばん好きな曲」と言い、他のナンバーにもまして、一層気持ちをこめて歌う大事な曲なのだ。ごめん、Sちゃん!昨日2回目の演奏のとき、これをはずしたのはやっぱり私のせいだよねm(__)m
以後、精進しますので、また歌ってください・・・

そして、このLET IT BE、現在公式バージョンは4種類あるが、すべて間奏のギターソロが違うし、間奏部分を入れたピアノの聞こえ方もかなり違う。
ボーカルも、私の中でのスタンダード、LPバージョンでは、最後の「レリビー、レリビー」が3回になっている。しかし、今回のスタジオ練習では音のきれいなNakedバージョンにしようという暗黙の了解があり、私も相方のKayoちゃんも2回で演奏を終わろうとしたら、S氏はもう1度、「レリビー」と歌った。「3回のが好きだから3回にして」。氏も、LP育ちなのでやはりLPバージョンがスタンダードなのかもしれない。
で、ギターのK氏は間奏ソロを何バージョンでやるのかなぁ・・・と思ってたのだけど、恥ずかしながら練習のときも、昨日もよく覚えていないのです。
自分が弾くだけで必死なんだなぁ。私の中では、小学生の頃に弾いた「たかがLET IT BE」なのに。。。あーあ。

でも不朽の名作なのだから、「たかが」なんて言葉は使っちゃいけないわ。
Sちゃんごめんなさい。奥の深い作品なんだよね、やっぱ。
で、昨日のK氏のソロ、何バージョンだったのか、どなたか教えてくださいませ。
# by gbsatomi | 2006-08-27 23:36 | LOVING JOHN & FAB4

ジョージのお告げ?

また夢の話になるけど、先日面白い夢を見たんです。
なんとビートルズが、どこかの学校の体育館で演奏している!
ジョージのお告げ?_b0036381_11222366.jpg
それを私は、舞台の袖で見ているんです。だからよく見えない。
おまけに、その会場自体がユラユラ揺れて、もう「としまえんのバイキング」状態。
船酔いでもするかというような。一人ではとても立っていられず、私も何かに必死にしがみついています。
ビートルズが演奏しているのは「SOMETHING」。
ジョージが、泣きそうな声で歌っている。かなりラフな歌い方です。
でも私は「ああ、ジョージだ、ジョージだ、これが生ジョージの声だ・・・」とカンゲキしています。
そこでハタ、と目が覚めました。

ん?なんでジョージ?おまけに故人が夢の中で声を出している。
前に1度だけ、ジョンが夢の中に出てきてカンゲキしたことあったけど、そのときは茶色の髪の色がとってもきれいで、私はただ傍観者の立場で見てるだけだった。その夢の中でジョンが何かのアクションを起こしたりしなかった。
何か意味があるのかしら・・・?ジョージ。ジョージ・・・・・

実は、私が一番最初に惚れたのはジョージだったんです(ポッ…)
ジョージのお告げ?_b0036381_1194877.jpg
それが、この写真。
ちょっとしゃくれてるかもしれないけど、カッコいいでしょ?カッコいいと思いません?
この写真に遭遇したのは、初めて買ったビートルズ本です。
いわゆる「ムック」という類の本で、グラビア、音楽評論家による様々な解説や対談から、楽譜まで(ソロになってからの曲もあり)載ってた、初心者には盛りだくさんの楽しい本でした。そこに載ってたこの写真を見て一目惚れ。12歳の頃かな。
ちなみにこの頃、ジョンは「論外」という感じでした。この写真、完全に脱アイドルしてるもんね。1966年頃の写真だと思います。

でも、その後多くのビートルズ本を手に入れ、ジョージの写真もたくさん見ることとなったが、二度と「惚れる」写真にはお目にかかれなかった。かといってジョンの写真に惚れたこともなく、女子には一番人気だったポールにも惚れたこともない。(あとリンゴも)
だからこの写真は私にとって貴重な写真です。ずいぶん前にweb上で発見したときはすごく嬉しくて、いつかブログで使おう、と思いながらお蔵入りになってたのでした。
そうか!ジョージが「あの写真、早く使ってよ」というために夢に出てきてくれたのかも!?

まあ、今またビートルズ漬けになっているので、そんな夢を見たのかもしれません。
明日(26日、土曜日)小さなライブハウスだけど、念願のデビューをすることになったんです。
今回はギターが加わり男性ボーカルになった、つまり私がしょぼいボーカルをとらなくてもいいことになったので、けっこうイケてる音になってきました。それに繰り返し演奏するなかで、ビートルズの奥深さを改めて知った気がします。

例えば「LOVELY RITA」。実はあまり好きな曲じゃなかったのです。2分30秒くらいの小品なんだけど、これってやればやるほど、ポールの極上のポップセンスがぎゅっと凝縮されている曲だな、と思うようになりました。
そういえば、以前ワインセラピストさんが、「GETTING BETTER」のことを賞賛されていましたね。(この記事でした)
アルバム「Sgt.」に入っている曲は、シングルヒットしそうな曲はあまりなくて、単独で聴いたら「これ、なあに」というものも多い。ジョージのお告げ?_b0036381_11171553.jpgでもよーく味わってみると伊達に「ロックの金字塔」と言われているわけじゃないのですね。
ジョン派の私は、このアルバムではジョンの影が薄くなってきたこともあり、「それまでになかったトータルコンセプトアルバムである」「ジャケットも含めて芸術的作品である」とか、あとはドラッグの香りぷんぷん、とか、そんな認識しか持っていなかったんですが、そんな自分はまだまだ青二才であることがわかりました。
「好きなアルバム」にはならないと思うけど、「評価されるに値するアルバム」とようやく実感できた、というところです、
キーボード二人、という特徴を生かして次回は「BEING FOR THE BENEFIT OF Mr. KITE」をやってみたいなあ。

そういえば、昨日美容院に行ったんだけど、久々に私のお気に入りアシスタントのIさんがいました。彼は今22歳くらいですが、なんとビートルズに詳しいんです。
それもうわべだけの知識じゃなくて、かなり深いところまで。
美容院でぺらぺらしゃべるのは嫌いなんだけど、彼がアシスタントについてくれたときは、もう話が弾みます。若者だから、もちろん私の知らない90年代以降の洋楽についても詳しくて、NIRVANAとOASISは彼から教わりました。ジョージのお告げ?_b0036381_11192835.jpg
「これだけは押さえてほしいアルバム」というのを、メモに書いてくれるんです。「今度いらっしゃるときまでの宿題ですよ」って。彼に会うのは久しぶりだったので「NIRVANAのほうが気に入ったわ」と言ったら、今度はRADIO HEADを宿題に出されました。

そんな彼が気をきかせて、昨日は店内のBGMをビートルズに変えてくれたんです。
有線なので、ランダムにいろんな曲が出てくる。でもよく聴くとその選曲は突拍子もないものではなく、曲調のつながりを考えてあるような気がしました。
美容院でヘッドスパを受けながら、大好きなジョンの声を聴くのは最高!でした。
行き帰りの車の中では、もちろんライブでやる曲をかけどおし。あまり練習する時間もないので、耳で覚える、体で聴く。(最近このへんの勘が鈍くて。。。寄る年波には勝てない(;_;) とにかく雰囲気をつかもう、と。

さあ、いよいよ明日!
ジョージのお告げは「がんばりなさいね」だった、と勝手な解釈をしてしまおう(笑)
# by gbsatomi | 2006-08-25 11:26 | DIARY

再演決定!「WE WILL ROCK YOU」

さて、昨年たまたま見に行き、とりこになってしまったミュージカル「WE WILL ROCK YOU」が今年も新宿コマに来ることになったと聞いて、興奮しております。再演決定!「WE WILL ROCK YOU」_b0036381_1202176.jpg
公式サイトを見ると、昨年と同じオージーキャストのようで、俳優まで全部一緒かどうかはわからないけど、願わくば、同じキャストであってほしいと思います。
とにかく、出てくる人みんな、歌唱力が素晴らしかったんですよ。

昨年見た後は「もう1回見たい!」との思いが募り、せめてCDを買おうとしたら、発売されているのは本場ロンドンキャストのものだった。
視聴すると、うーん、日本で上演されたオージーの歌とは、ちょっと違いますなぁ。
主役の男女の声が甘すぎて、ROCKじゃないんだなあ。
で、何回もAMAZONで買おうと、クリックしかけてはやめて、今日に至っている。

昨年の興行成績は必ずしもよくなかった、とのうわさもあり、(実際私が行ったときも招待客が多かった模様)もう再演はないかな、とあきらめていた。
今年に入って「TOMMY」や「MOVIN’OUT」など、ロックミュージカルが次々上演されて、昨年の「WWRY」の影響?だったら、再演もあっていいのにな・・・と思ってた矢先、
携帯にくる着歌メールマガジンで「WWRY再演決定」の文字を見る。
えっ?ホント!?
そうだ、と「70年代ロック少年」さんのブログを見に行く。このミュージカルがご縁で、拝見するようになったブログなのです。
わっ、ホントだ!さすがにもう記事が貼ってあった。
やった~~!!

実はこれ、昨年「行ったのよ」と自慢?したら、「ああ、私も行きたかったわ~。誘ってくれればよかったのに・・・」と言う人に何人か遭遇したのだ。
一人は兄嫁だったので、すぐ電話する。「satomiさんの都合いい日でいいわよ!」
なんと、今回は1ヶ月ちょっとの上演。それも、わたし的にとおーっても忙しい、11月14日から12月17日というスケジュール。(ま、誰でも忙しい時期だよね)
12月はまずムリなので、11月に1回、兄嫁といくことを約束。
「1回?」はい、最低でも2回は見たいのです。エへへ。
もう1回は、誰と行こうかな、と思うくらい、複数の人に言われたんですよ、「今度行くなら誘って!」はい、すべて女性。やっぱ女性はクイーン好きなのかな。

で、今年の課題は「見る場所」である。
昨年は、急遽買ったチケットで後ろのほうの席だったけど、それでも狭いコマ劇場では十分満足して見られた。
ところが「70年代ロック少年」ブログオーナーのカモミロさんによると

・なるべく前の席で見たいので、早めにチケット購入。
・ 初日と千秋楽は押さえる            とのこと。

なーるほど、これが通の見方というものか。
たしかに、後ろで見てもあれだけ良かったんだから、俳優の息遣いが聞こえてきそうな、前で見ると、どんなに迫力あることだろう。
再演決定!「WE WILL ROCK YOU」_b0036381_1221361.jpgそれに、初日というのは気合入りまくり、千秋楽はその10倍くらい気合いが入るだろうから、ちょっとダレがちな?普通の日に比べて素晴らしいパフォーマンスを期待できるに違いない。

しかし、日にちは指定すれば取れるけど、「前のほうの席」ってどうやってとるのかしら?
昨年は、なんだか急に行くことになってあわててチケットローソンで、とにかく日にちと安いほうの席(¥9450)を入力したら、勝手にチケットが出てきた。つまり、席の指定なんてできなかった。
演劇などふだん見に行かないので、そのへんがとんとわからない。
前の席、というとやはり¥12600になっちゃうんだろうなあ。
でも、今年は息子たちがいまいち反応なかったので、×3じゃないから、私だけ贅沢しちゃおかな。あ、でも兄嫁は「¥9450ね」と言ってたわ。安い席でも、なるべく前のほうとか、そんなことはできるのでしょうか。(うーん、セコイぞ!)

ちなみに、カモミロさんも男性だし、やはり私が時々拝見している「ロックdeシネマ」管理人pagさんも男性で、本場ロンドンでこのミュージカルを見て、大いに感動されたそうである。決して女性向きというわけではないから、クイーンに興味のある男性にはおすすめしたい。
って・・・私、誘ってるんじゃありませんから(^_^;)
再演決定!「WE WILL ROCK YOU」_b0036381_1243613.jpgだって、複数の女友達に行こう、って言われてるんだもーん。
女同士、黄色い声援いや、ちょっと黄土色になってしまった声を出して盛り上がってこよう!っと。


♪ミュージカルの通な見方をご存知の方、ぜひ教えてください♪

「WE WILL ROCK YOU」の映像とオフィシャルサイトは こちら
# by gbsatomi | 2006-07-27 01:31 | MUSIC

こんなこともあるんだな

なんと7月に入って1度もブログを更新していなかった。
先月の仕事が終わってからかなり抑うつ状態だった・・・せいかな?
こんな私のグータラブログでも、毎日クリックしてくださる方が(私にしては)多数いらして、管理画面で「訪問者数」を見るたび励まされ、せっかく訪問してくださったのに申し訳ない、との念にかられ、じゃあ何か書いてみよう、と日々の生活で書きたいことはいっぱいあるにかかわらず、いざとなると気力が萎えてしまう、という繰り返しだった。

自分のブログなんだから、好き勝手なことを書いてもいいわけで、それに対して「気力が…」なんて甚だおかしい言い訳だと思うが。
しかし今、正直言って仕事(報酬をもらうもの)以外は最低限のことしかできていない。家事も子どもの世話も。「最低」のレベルが思いっきり低いところに設定されていて、それをこなすのがやっと、という生活。当然自分磨きなどする余裕もなく。
鏡を見ると、どよーん、とくすんだ肌の中年女の顔が見える。ああいやだ。

おっと、もうやめよう。これ以上グチグチ書くと「おっ!いよいよ更年期突入か!?」などと冷やかす御仁の顔がちらほらと浮かんできたもん。
私、このブログを立ち上げたとき、高らかに「アクティブに生きる『新・40代』を目指す」なんてうたっちゃってるもんね(汗
これ、恥ずかしいなぁと思いながら、面倒で訂正してなかったのですよ(-_-;)
そうだそうだ、元気出さなきゃ。たとえカラ元気でもね。

で、また前置きが長くなったが、今日ちょっと不思議な夢を見て、もしかしてそのことが何か書く力を与えてくれたのかな、という気になったのです。

私の仕事は月刊紙なので、その月の締め切りが終わるとホッと一息つける時間がわずかながらある。今日の午前中がまさにその締め切りだったので、昨日の夜なんて目を血走らせながらPCと格闘していた。
今日ぎりぎりで入稿し、風邪をひいて具合が悪かったこともあり午後はぐっすりと寝てしまった。(関東地方はこの2~3日寒い!のです)

夢を見た。
断続的に目が覚めたし、そのつど違う夢を見ていたので、どんな夢?と聞かれてもはっきり答えられない。
しかし、ある1シーンだけを強烈に覚えていた。
私の足元にいた猫が、いきなりジャンプして私の左肩に乗った。
まるで手乗り文鳥のような、軽々とした身のこなしだった。
そしてその猫は、私に向かって思いっきり笑顔を見せた。
猫が笑ったのである。アニメのキャラクターでもなんでもない、リアルな猫が。
人間が笑うように、口角が上がり、ニコっ!と笑った。
その猫に触れると、ふわふわの毛並みが柔らかくて気持ちよく、なんともかわいい猫であった。夢の中で、誰とはなしに「見て、この猫、かわいいでしょう~。ほら、フワフワなの!」と話しかけた。特に動物好きでもないし、まして猫よりは犬派の人間である私が妙にかわいいと感じた猫だった。

ただそれだけのシーンだった。
猫の毛の色も覚えていない。
目覚めて、熱っぽいからだを引きずりながら「ああ、風邪薬買いに行かなくちゃ・・・」などと覚醒していった。そのときだった。

「あの猫が!?・・・・・」

一昨日、家のそばの広い道路を通ったとき、前方どまん中に奇妙な物体が見えた。
ドライバーの本能として「あるもの」を想像して、避けるでしょ。でも怖いもの見たさもあって、横を通るときはしっかりと確認する。
やっぱり・・・であった。
猫だった。それも不思議な格好。手を、じゃなくて足か。片方の前足だけ、高く宙を仰ぐように上げたままで体は斜めになったまま、事切れていた。
体が傷ついている様子はなかった。
「それにしても変な死に方だわ・・・」

帰りはその道路を避けるつもりが、つい習慣でまた通ってしまった。
分離帯のある道路だが、反対車線にまだその猫は、そのままの形で放置されていた。
「あら、誰か通報しないのかしら」 私は運転歴20年余り、幾度となくそういうものに遭遇してきたが一度たりとも通報したことがない。
家についてもあの悲惨な格好で置きざりにされていた猫が気になり、ついに電話した。

現場にほど近い区役所にかけたが当然のように「管轄が違う」といわれ、○○土木事務所にかけてください、と言われてかけ直した。
「はい、うちで処理するんじゃないですけど、場所だけ聞いておきます。え?区役所のそば?近くに何がありますか?」
新興住宅街ゆえ、何もない場所なのだ。「えーっとお、だから区役所のそばに新しくできた橋のそばでぇ・・・まわりは家しかなくてぇ・・・」地図が苦手な私の説明はさっぱり要領を得ず、相手は困っていたようだ。「とにかくその辺で探します」と言って切られた。

今日、午睡の夢に出てきた猫は、あの猫だったのかしら。
笑ってた、ってことは喜んでくれたのかな。まあ喜ぶっていうのとはちょっと違うけど。
飼い猫か野良猫かしらないけど、たかが猫と言えばそれまでだけど、一寸の虫にも五分の魂、というように猫には猫なりの気持ちがあって、生れ落ちたからにはもう少し生きたかったに違いない。なぜあんな悲惨な格好だったのか、もがき苦しんだ末なのか。それにしても普通はパタっ、と足を地面に下ろして事切れるはずなのに、あんなふうに上げたままで地球の重力に逆らって事切れたなんて、よほどこの世に未練があったのか。

そして、あの猫は教えてくれたのかな。
「satomiさん、生きてるんでしょ、うらやましいよ。精一杯生きてよ」 なんてね。

あはは・・・「猫が死んでたので通報したら、夢に出てきて笑ってた」 とたった1行で済む日記なのに、またこんなにダラダラと書いてしまった。

早く風邪治して、明日からのつかの間のオフを充実させよう。
ひとつトシもとったことだし、生まれ変わったつもりでね!
# by gbsatomi | 2006-07-21 22:52 | DIARY


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♪My Favorite Albums♪

ジョン・レノン「John Lennon /Plastic Ono Band」
まさに「ジョンの魂」がまるごとつまっているかのような、ジョンファンにはバイブル的アルバム。本当にジョンを好きじゃないと、重々しくて聴きにくいかもしれません。でも歌詞はともかく、サウンド面ではシンプルロックの原点のように思います。

「ロックするピアニスト」 ポリーニの「ショパンエチュード」。超絶技巧で弾きまくるこの爆弾のようなCDは、ピアノに興味がなくてもロック好きな人なら、きっと衝撃を受けるでしょう。数あるショパンエチュードの中でも
最高の1枚です。

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