ビートルズの版権

昨日の夜、キッチンにいたら「♪Our life, together,~」とテレビから愛するジョンの声。
すぐ反応し、リビングにダッシュした私。しかし映ったのは「けんちんうどん」の映像だった。なぜに「Starting Over」で「けんちんうどん」?まあいいけど。ちなみに番組は「THE!鉄腕!DASH!」という、TOKIOの番組だった。

そこでふと考えた。
「番組中でBGMとして使う曲はオリジナルでもいいんだ・・・」
ほら、よくCMなどで使われるビートルズの曲って誰かがカヴァーしたものでしょ。
どうしてオリジナル曲が使われないのかというと、ビートルズの場合は使用権がとても高いから、とかいう話を聞いたことがある。
その結果、今までにいろんなCMでいろんなカヴァーを聞いてきた。(そのほとんどが「これは許せん!」というものであったが・・・)

なぜこんなことを考えたかというと、一昨日たまたま「王様」の新作「カブトムシ外伝」をネットで試聴したから。b0036381_1104495.jpg
実はわたくし、王様の隠れファン。(ここで言ったら隠れでもなんでもないが)
衝撃のデビュー作「深紫伝説」から、怒涛のようにリリースされた1996年まではほぼ全作を知っている。といっても何とすべてレンタル。(これではファンとは言えませんね。王様ファンの方、ごめんなさい)(あ、そうだ!バンマスに借りっぱなしの2枚もあった、再びごめんなさい!)

「カブトムシ外伝」はビートルズのカヴァー曲を王様一流の直訳ロックで演奏したもの。
だから初期のロックンロールがほとんどで、ジャケットも「WITH THE BEATLES」のパロディになっている。
ビートルズのオリジナル曲を訳詞してCD化するのがNGということで、「ビートルズがカヴァーした曲のカヴァー」という「反則すれすれの選曲(by CDジャーナル)」で、ついにビートルズにたどりついた、というもの。
ジョンの曲は「想像してごらん」など今まで数曲出しているので、あれはヨーコが許可したのかな。とするとヨーコはなかなかユーモアを解する人なんだな。

それで、ビートルズの曲ってなんでそんなに敷居が高いのだろう?と単純に考えてしまう。
だって、パープルもツェッぺリンもストーンズもビーチ・ボーイズもGFRも、ぜ~んぶOKなのに。。。ビートルズの版権を持ってるのってまだマイケル・ジャクソン?破産寸前だから売るとか言われていたのはどうなったのだろう?
ロック生誕50年の今日、ビートルズはいまやロック&ポップスのスタンダードとなっているのだから、もっと気軽に使えるようになればいいのに。
いや、売れ続けているから、権利を持ってる人が儲け続けることができるから、だから敷居が高いのかな?需要が多いと価格も上がるって経済のなんとか?まあ無知をさらけ出すのはやめにしよう。でもビートルズファンとしては、CMでも何でも、できればオリジナル曲が聞きたいし、王様がパロディをやるのならぜひオリジナル曲でさせてあげたい、と思うのである。

(そういえば、最近よく耳にするアサヒビールのCMにホワイトスネイク「Here I Go Again」が使われているけど、あれ、なんかCMに合わないわ・・・と感じる私)

ちなみに「カブトムシ外伝」の収録曲はこちら
1 ひねってワオ! (Twist&Shout)
2 お願い郵便屋さん(Please Mr. Postman)
3 踊るベートーヴェン(Roll Over Beethoven)
4 君に首ったけ(You Really Gotta Hold On Me)
5 リジーにクラクラ(Dizzy Miss Lizzy)
6 月光おじさん (Mr. Moonlight)
7 長身サリー (Long Tall Sally)
8 男子 (Boys)
9 ゼニー (Money)
10 米とげ、ザ~ッと ※オリジナル曲
11 Hey 柔道一直線 ※オリジナル曲
12 カブトムシキング・メドレー

私がまっさきに聞いたのが6番。笑わせてもらいました。
今度はちゃんと買っちゃおうかな。

笑える映像
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# by gbsatomi | 2006-01-09 01:11 | MUSIC

ジョージとジョージを考える

えーっと、ジョージ・ハリスンのことではありません。
ジョージ・マイケルとボーイ・ジョージのことです。

まず、ジョージ・マイケル。b0036381_240229.jpg言わずとしれた、80年代の人気ポップ・デュオ「ワム!」のボーカリスト。解散後もソロとしてメガヒットを飛ばし、英国を代表するシンガーとなっている。「ラスト クリスマス」は 中学の英語でも習うほどで、日本のクリスマスソングのスタンダードとなっている名曲。

そしてもう一方、ボーイ・ジョージ。
b0036381_2405881.jpgこれまた80年代。「カルチャー・クラブ」のリード・ボーカリストとして華々しく活躍しましたねえ。「♪カマカマカマカマ カマカミーリオン」と聞いたら洋楽に疎くても知らない人はいないのでは?なんかのCMにも使われてたし。特異なルックス。一度見たら忘れられない、存在感のある人です。


そして、ジョージとジョージの共通点・・・名前だけじゃなくて「ゲイ」であること。

昨年末、この2人の話題が同時に出て「!」と思った。
ジョージ・マイケルはドキュメンタリー「ジョージ・マイケル~素顔の告白」が12月23日より上映、ボーイ・ジョージは彼の半生を描いたミュージカル「TABOO」のライブ映像が12月24日より上映されているのだ。またなぜに時を同じくして、それも両方とも渋谷で?
どっちも見たい!いえ、別に2人の熱狂的なファンではないんだけど。
私の場合、(普通の人とやはり感覚が違うのかしら?)映画はハリウッドの超大作などより、こういう独立系ミニシアターで上演されるようなものに、興味を持ってしまうのです。
しかしねえ、この忙しい年末、渋谷までわざわざ行くことなんてできないわ・・・と残念に思いながら新年を迎えたのであった。

「ジョージ・マイケル~素顔の告白」は、彼が赤裸々に今までの人生を語っているようで、ワム!でセンセーショナルなデビューを果たしたときから、レコード会社と争ったり、わいせつ罪で逮捕されたこと、最愛の母と恋人の死・・・そしてカミングアウト。ゲストも豪華でエルトン・ジョン、スティング、マライア・キャリー、ノエル・ギャラガー、そして“同士”ボーイ・ジョージなどがコメントをしているようです。
彼のボーカルはとっても好きなので、今まで彼本人にはさほど興味はなかったけど、こんな映画があるならぜひ見たい、と思います。ところが、1月は12月にもまして、時間的・精神的に余裕のない私。いつまで上映されるのかなあ、と調べたら、「1月中は確実に上映いたします」とつれないお返事。まあねえ、あんまり興行的には見込めないんでしょうねえ。できれば3月半ばまでやってもらえたら嬉しいんだけど。

そしてボーイ・ジョージの「TABOO」は、渋谷でももっともっと小規模な(なんと40席!)映画館で上映されているという。
能書きは
『ロッキー・ホラーショー』よりも華やかでシニカル
『ヘドウィグ&アングリーインチ』よりもクールで切ない…
ボーイ・ジョージの半生と共に綴られる80年代ロンドンへのオマージュ

2003年度オリヴィエ賞受賞!
2004年度トニー賞4部門ノミネートの大ヒットミュージカル『TABOO』ライブ映像が遂に日本上陸!!
ということです・・・すごいじゃん、これ!
(なのになんで「40席」なの~?)

そうそう、「ヘドウィグ」のときも、やはり渋谷の独立系1館だけの上映で、とても見に行きたかったのだけど、その頃まだ息子たちが小さくて、とてもママのお遊びで渋谷まで映画見に行くということはできなかった。後に、偶然にも飛行機の中で見ることができ、隣の息子たちを気にしながらど派手な映像とシュールな世界に浸ったものでした。
日本では「ゲイもの」は、一般受けしないんでしょうかね。

こんなこと書いてると、私ってまるでゲイとかホモとか、おかま・・・そっち方面が好きなの?って思われちゃうかもしれない。
いえいえ、決してそういう趣味があるわけじゃないんだけど。
でも何というのかな。何か彼ら(ジョージ・マイケルとボーイ・ジョージ)をイメージであらわすと「哀」という文字が出てくるのですよ。
同性愛者の気持ちがわかるわけではないが、他人には理解されにくい自分の本質を嘆いているような、愛に飢えているような、そんなふうに見えちゃって。何か手を差しのべたくなるような気がするのです。

そう思うのは、学生時代のクラスメイトだった「しんちゃん」の影響が大きいかも。
しんちゃんは、いわゆるゲイだった。いやホモなのかおかまなのか、そのへんの線引きはよくわからないが。
1年のとき自己紹介で「美しいものが好きです。玉三郎が大好き」と言ってちょっと目立っていた。身長は低くて、なよなよしたその風情、しゃべり方は完璧に私より色っぽかった。色っぽい、って男の色気じゃなく、もちろん女の色気です。クラス中の女子で彼ほど色っぽい子はいなかった。なのに濃いヒゲが点々と生えていた・・・
しんちゃんは女になりたかったようだ。性格もそのへんの女の子より、ずっと良かった。
3年になってクラスが変わり、久しぶりに見かけたとき「あ~らあ、satomi~い、げんきぃ~?」といつもの色っぽい仕草で話しかけてきた。私が返事すると「そうねえ、アタシはねえ・・・」とオネエ言葉になっていた。(2年のときまでは『ぼく』って言ってたのに・・・)

しんちゃんと個人的に親しかったわけではないし、卒業後は噂は少し聞いたけど、今どうしてるのかはしらない。でもあるとき彼が「アタシはね、美しいものが好きで、そういうものにあこがれるの。そうなりたい、と思うのよ。でもねえ・・・(ため息)アタシは双子で、片割れは女なの」と、悲しそうに言ったことが忘れられない。
もしかして、性同一性障害だったのかもしれない。でもその頃はそんな病気は認知されていなかった。「おかま」なんていう言葉が、彼(彼女)を傷つけていたのかもしれない。そのへんはよくわからない。

でも、こうやってしんちゃんのことを振り返ると、私がジョージ・マイケルや、ボーイ・ジョージに、そして物語のヘドウィグに、どうして不思議なシンパシーを覚えるのかがちょっとわかった気もする。

なんか、彼らって人生を普通の人の2倍生きてる、というか2とおりの人生を生きてるというのか、そんな気がして、だからこそ深い人々なのでは、と思ってしまう。

そういえば私、カルチャー・クラブを見に行ったんだわ。1984年@武道館。
ボーイ・ジョージがなかなか姿を見せずに、声だけ「Hoo~Hoo~」と何回も言って観客をじらしていたことを思い出す。その言い方ってね、あのHGの「フォーっ!」と同じだったよ。
ゲイの人独特の言い方なのかな、いやHGはまったくの作りキャラだけど。
あ、でもこんなふうに「キワモノ」扱いされるのを、あえて道化になってたボーイ・ジョージは一番嫌がってたのかもしれない。とは私の推測で、真相はわからないけど。

とにかく、この2つの映画、どっちも見たいのです。
http://www.wisepolicy.com/george_michael/top.html

http://www.wisepolicy.com/taboo/
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# by gbsatomi | 2006-01-06 02:46 | MUSIC

2006 新春

あけましておめでとうございます。
今年も皆様にとって良い年でありますように。
そして、今年もよろしくお願いします。b0036381_1585317.jpg

個人的には、昨年は本当に元気の出ない年だったので、今年は少しでも元気になれるようにしたいと思います。
でも、そんなときでも励ましてくれる人、
支えてくれる人がいること・・・感謝してます。

新年の幕開けに思いついた歌。
なぜか平原綾香の「ジュピター」。

Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
深い胸の奥でつながってる
果てしない時を越えて輝く星が
出会えた奇跡は教えてくれる
Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
この宇宙(そら)の御胸(みむね)に抱かれて

私のこの両手で何ができるの?
痛みに触れさせて そっと目を閉じて
夢を失うよりも悲しいことは
自分を信じてあげられないこと
愛を学ぶために孤独があるなら
意味のないことなど起こりはしない
心の静寂(しじま)に耳を澄まして
私たちは誰もひとりじゃない
ありのままでずっと愛されてる

望むように生きて 輝く未来を
いつまでも歌うわ あなたのために

「私たちは誰も1人じゃない」という歌詞が好きです。

ジュピターで思い出したけど。b0036381_1545856.jpg
1月4日、午前1時ごろから流星群が見られるそうです!
「しぶんぎ座流星群」。しぶんぎって何だろう?聞いたことない星座だけど。。。
ピークは午前2時から3時の予想。北東の空に流れ、1時間に50個以上を見られる可能性もありだって!
絶対見る見る!私、流星群大好き人間だから。
コート入れて8枚重ね着、靴下3足重ね履き、手袋2枚重ね、マフラー、帽子という重装備着ぶくれ雪だるまと化して、深夜のベランダで1人たたずみます。本人はファンタスティックな流星の世界に浸っているんだけど、はたから見ると怪しい中年女以外の何物でもないでしょうね(笑)

1月3日の夜ですよ。興味のある方はお忘れなく!
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# by gbsatomi | 2006-01-01 01:43 | DIARY

ゆく年 くる年

次の更新は新年の挨拶とさせてもらおうかな、とサボっていたけど、お正月休みに入って多くの方が訪れてくださってますので、遅ればせなから今年1年の感謝をこめて・・・

「ありがとうございました」

ほとんど更新しない、グータラブログですが、いろんな方が見てくださってると思うとすごく励みになりました。コメントまでいただいたりして、本当に感謝しています。
来年も、マイペースで、たわごとを並べていきたいと思いますので、引き続き読んでいただけたらありがたいです。よろしくお願いします。


ところで今晩は紅白をご覧になりますか?
だったら森山直太朗の歌(風花)に注目してください。
b0036381_7444560.jpgこのサビの部分

♪ずっと 探してた 愛し合う  ○○○~~

この○○○部分、何度聞いても 
「ひーみーほー」としか聞こえない(-"-)

ちなみに その次の

♪風に さらわれた 哀しみの  ○○○~~

ここは、「わーきーほー」  と聞こえます。

何と言ってるのか、聞いてみてくださいね。
直太朗クン、独特な発音で独特な世界をつくってますね。
あのフィーリングは嫌いじゃないな。
高音ファルセットが特徴ですが、私は低音に魅力があると思います。


では、皆さん、よいお年をお迎えください!
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# by gbsatomi | 2005-12-31 07:47 | DIARY

腰痛記念日&おせちの用意

クリスマスも過ぎ、あわただしい年の瀬を迎えました。皆さん、カゼなどお召しにならぬよう、お見舞い申し上げます。
私は今年の仕事もすべて終え、あとは普段さぼっている主婦業などに少しは精を出そうか、という日々です。そろそろおせちの計画をたて、黒豆の仕込みなどいたしましょう。
b0036381_22355128.jpg
おっとその前に。まず不肖わたくし、12月25日の「腰痛記念日」をつつがなく過ごせましたことを、ご報告申し上げます。
はあ?何、その記念日・・・とおっしゃる方にご説明。
昨年12月25日に突如私を襲った、前代未聞の腰痛を記念して、今年から勝手に制定させていただきました。もちろん国民の休日などではありませんので、誤解なきよう。

それまで「腰痛」というものには無縁だった人生。そこにそいつは突如乱入してきた。
立つことも座ることもできず、マグロのごとく寝たきりになること1ヶ月。年末の大掃除もおせちづくりも何もできず、年が明けてもお年始も初詣も我が家恒例の墓参も、何もかもパス。仕事にも大穴をあけ、いろんな人にいろんなことを頼みまくり、手を借りまくった日々。今年はそんな悲惨な年明けだったのです。
「1年の計は元旦にあり」というけど、道理で今年はさんざんな年だったなあ、と思うこの頃。「もう少しでこの年が終わる」と来年にほのかな期待を寄せつつ、またあの恐怖の12月25日がやってくる。。。まさか二度あることは三度ある、ってことはないでしょうね、ノーモア12/25!と本気で思ってたここ数日でした。それだけに思わず記念日にしちゃったというわけ。

さて、我が家の台所には、昨年そんなわけで煮ることのできなかった黒豆が袋のまま残っている。おせちは作れるものはなるべく作るようにしているが、その中でも黒豆は母から教わったレシピがあり、我ながらこの出来だけはなかなかgoodと思う。K嬢のブログでY嬢からリクエストいただいたので、ここで公開いたします。

【ふっくら仕上がり絶対失敗しない黒豆の煮方】
材料
  黒豆        200g
  砂糖        140g
  しょうゆ       16cc
  水         800cc
 さびくぎ(布袋に入れる)5~6本
  重曹        少々
  塩         小さじ二分の一
            (調味料は好みで加減する…私は砂糖を80~90gにします)
作り方
① 黒豆を水で洗い、ざるにとる。

② 厚手の大鍋に水800ccを入れて強火にかけ、沸騰したら調味料全部と重曹、さびくぎを入れて火を止め、黒豆を入れてそのまま5時間くらい漬けておく。(ふたをする)

③ この鍋を中火にかけ、沸騰前に火を弱くして泡をとり、差し水を50ccくらいしてもう一度煮立て、さらに同量の差し水をする。この際、泡は全部とる。

④ 落し蓋をした鍋にふたをして、ふきこぼれないようにごく弱火で8時間くらい煮る。
   (途中でふたをとらない)煮汁がひたひたになるくらいに豆によく含んでからおろす。
   早く煮詰まったときは水を足し、煮詰まりが足りないときはさらに時間をかけて煮る。

⑤ そのまま煮汁に漬けた状態で、一昼夜おいて充分味を含ませる。

ポイント
・豆は必ず新物を。(古いとふくらみが悪い)丹波の黒豆がおすすめ。
・さびくぎを入れるとがぜんツヤが出る。入れないとマットな質感の黒豆になる。
・②を私は、前日の夜に行い、一晩漬けちゃいます。それでOKです。
 5時間なんて計るの面倒でしょ。
・煮ている最中、とにかく豆が見えないように、汁に浸っているようにする。
・砂糖は好みで加減する。最初に入れたとき煮汁の味を見て決めてください。

これは市販品のように日持ちしません。保存は煮汁ごと密閉容器などで。私は30日に仕上げて、1月5日くらいまでかな。砂糖を極力減らしているので、結構量を食べれちゃいます。それでも・・・結局残ります。だから私は毎年新年早々、黒豆ばかり食べてます。
ちなみにこの煮汁は、ノドのカゼにいいらしいです。

さて、今年は心身ともに疲労困憊で、どうにか腰痛は出なかったものの、おせちづくりはパスしようかな、と思っていた。だって、元旦の朝に食べたあと我が家は1日仕事で墓参に行くので、夕食も外だし、次の日は私の実家にとまりがけで行くので、ほとんど家で三段重を囲むことがないんだもん。
私は「日本のお正月は、こういうことをするのよ」と子どもたちに伝統を教えるため(というとなんかカッコつけてるみたいだけど)おせちを用意してきただけ。昔の保存食を何回も食べるというのは、さまざまな味で育った現代っ子のみならず、大人の私でさえ飽きがくるというのが本音だ。だからまあ今回は、ちょっと奮発した市販のものを買って元旦の朝に形だけ祝えばいいかな。。。と画策していたのに・・・・・

何を思ったのか、はやばやとクリスマス前に次男が
「ああ、おせち料理楽しみだなあ。とくにきんとん!ぼく、きんとんい~っぱい食べるんだ!ぼく、さつまいもの裏ごしするよ」と宣言。
トホホではありませんか。こんなこと言われて作らないわけにいきません。
かくして、うっかり忘れていた錆びくぎづくりをすることと相成りました。新しいくぎを水につけて・・・29日に煮込むまでに錆びてくれるかな。

数年前までは、年末になると「タモリ倶楽部」の特番「空耳アワード」(1年の優秀空耳を紹介し、グランプリを決める)をやってて、キャハハキャハハと大笑いしながら1人深夜におせちの仕込みをするのが楽しみでもありました。あの番組、最近年明けにやってた覚えもあるけど、やっぱり年末の深夜にしてほしいなあ。
笑える作品はいーっぱいあるけど、私が最も印象に残っているのは
パン! 茶! 宿直!  (マイケル・ジャクソン「スムース・クリミナル」)

もう、忘れられないです。どなたか知ってる方、コメントお願いします。一緒に思い出し笑いしてやってください・・・
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# by gbsatomi | 2005-12-26 22:45 | DIARY

The 25th Anniversary of John’s ・・・・・

Dear JOHN

あなたにこうやってファンレターを書いてから1年たちました。
b0036381_239932.jpgそして、今年はあなたがいなくなって25年という節目の年です。
私は今年もあなたに手紙を書いて、あなたを追悼したり、自分のこの1年を振り返ったりさせてもらいますね。ブログ上でのことだけど、天国にいるあなたにはすべてお見通しであることと信じて。

「天国なんてないと想像してごらん」とあなたは歌ったけど、私は、天国はあると思うんです。
もちろん生きてるときに徳を積んだ人だけが行けるところだと思ってますけど。
私が考える天国とは・・・そこは、死の苦しみを乗り越えた人が行くところだから、苦しみも悩みも一切ない本当のパラダイス。そこでは人は、瞬間的に自分のなりたい年齢になれる。だから子どもに戻って母に甘えることもできれば、若者になって情熱的な恋もできる。逢いたい人にもすぐ逢える。だからもし私が行けたなら、あなたの歌を初めて聞いたティーンエージャーの頃に戻って、あなたに逢いたい・・・・・
と漠然と考えてるんですけど、私、もしかしたら天国に行けないかもしれないな、ってそんな気もするこの頃です。

今年もいろんなことがありました。
それは、なぜかあなたに関連することが多いので、報告させてくださいね。
3年前のあなたの命日に、仕事で知り合ったビートルズコピーバンドの人たち、その仲間たちとお友達になって、私の人生に新しい1ページが開かれました。
その人たちと、セッション大会をやってあなたの歌を演奏できたことは、信じられないほどの大きな喜びだったのですが、今年はそれが発展して、なんとバンドを結成することができたんです。少女のころ、ビートルズナンバーのキーボード部分をピアノで弾いて楽しんできた私が、本当のバンドで演奏できるようになったなんて!
この年齢で、夢中になるものにめぐりあえるなんて、本当にありがたいことです。
夏にはちょっとしたお披露目会もやったんですよ。
今、私の都合でバンドはちょっとお休み状態になっているのだけど、仲間はみなとても理解ある人たちで、本当に感謝しています。みんな人生の少し先輩で、私の悩みや苦しみにも知恵を貸してくれたり助言してくれる、素晴らしい人たちです。
春ごろにはぜひ再開したいと思っています。
そしてこの先どんなことがあっても、そのときどきやれる範囲で、細々とでもずーっと長くあなたの、そしてビートルズの曲を演奏していきたい、と思います。あなたが活躍していた頃にビートルズの歌を聞いて感銘を受け、楽器を手にした者たちが、そうやって各自細々と伝承していくことは意義があるような気がするのです。
こんな生活を与えてくれたのもあなたのおかげです。b0036381_243259.jpg

そして、もう一つ報告したいことがあります。これは私の生活にかなり劇的な変化をもたらしたことなんです。
去年のあなたへのファンレターがきっかけで、私のブログを読んでくれる人が増えました。全国津々浦々に、あなたを好きな人、ビートルズを好きな人がいっぱいいて、あなたの命日に自分の想いをブログにしたためているのです。顔も知らないそのような人たちと、一つの話題で盛り上がるのはとても楽しいことでした。
その人たちはたいてい音楽を専門に扱うブログを作っている人たちで、それは素晴らしい知識や表現力がある人たちです。更新もまめにしている人が多く、感心させられます。
私のこんな、くだらないことをたまに書くだけのブログをクリックしてもらい、特にあなたのことについて書いたときは多くのコメントをもらうのです。そして自分のブログのリンクまで貼ってくれる人々もいて、ちょっと私は恐れ多くて恥ずかしい気でいっぱいです。
だって私のは、音楽専門でもないし、ずいぶんあなたを偏愛しているし・・・
私もいくつかリンクを貼らせてもらってるブログがあります。そしてブックマークしているブログはもっといっぱいあるのですが、UPするのに四苦八苦するのでそのままになっているのです。
コメントで親しく話させてもらう人々もいて、なんかそれらの人々のブログをチェックするのが日課になりました。1年前では考えられなかったことです。
いろんな人の考えに影響を受けたり、元気をもらったりと「ブログで知り合った人々」と文字で交流するのは楽しいものです。こんな世界が開けたのも、やはりあなたのおかげなんです。

「愛と平和を説いたカリスマ」として、今、あなたは語られる場合が多いようです。b0036381_2445214.jpg
「イマジン」は、その代表曲として、反戦ソングという扱いも受けています。
あなたのことを「平和運動家、ミュージシャン」と記した教科書もありました。
「ジョンは決してそうじゃない」というのが私の考え方。それを、今年のあなたのお誕生日にブログで書いたら、それに共鳴してくれる人が何人もいたんです。中にはあなたがいなくなってから生まれたような若い人もいて、とても驚きました。音楽に国境はないといわれるように、世代間のギャップも思ったほどはないのですね。
先日、テレビで「ベッドイン」のドキュメンタリー番組が放映されました。
あなたはあそこでああやって「Give Peace a Chance」をつくり、演奏したのですね。
私もあの中にいたかった。あの熱気を感じたかった。
ただ、見終わって何か釈然としないものがあったのも事実です。
これについては今日は書きませんね。だってあなたの命日なんですもの。

私、最近、あなたの「着うた」を楽しんでいるんです。そういうものにあまり興味がなかったのですが、いざダウンロードしてみるとちょっとはまってしまいました。
だって突然あなたの声が鳴り響くのですよ、いつでも、どこでも、着信があるたびに。これがとっても嬉しいんです。私が大好きな、あなたの艶のある声が急に聞けるんだから。メールも電話も、人ごとに着メロを変えてた私ですが、あなたの声を1日に何度も聞きたいから、すべての着信音をあなたの歌に変えました。だったらCDを聞けばいいじゃない、って思われるかも知れないけど、そういう能動的に聞くものじゃなく、偶発的に聞くものだからなおさらいいんです。この時期は「Happy Christmas」オンリーにしています。だから、今携帯が鳴っても、誰からなのかも、電話なのかメールなのかもわかりません。全部同じだから。♪So this is Christmas~ と突然聞こえるあなたの声、ゾクっとするほど素敵です。大好きです、あなたの声。いつまでも。

b0036381_3145472.jpg今、私には辛いことがいっぱいあって、人生はハードだな、と思って毎日生きています。
早く天国に行きたいな、と思うこともあります。でもまだまだ現世でやりたいことがあったのに、天国に旅立ってしまったあなたのような人のことを思うたび、私は生かされているということに気づくのです。
生かされているんだから、生きたくても生きられなかった人々のためにも、毎日を無駄にすごすことなくせいいっぱい生きなくちゃ、と反省します。
それでも時々、遠い遠い天国にいる人たちのことを思い出し、いつかはそんなところに行って、あなたをはじめ愛する人たちに逢いたい、と思います。こんな私でも天国に行けるかな?行けるような人生に今からでもしなくては。
もし念願かなってあなたに逢えたなら、ギターでもポロロン、と弾いて歌ってくれたらとても嬉しいです。
そのときはやはり「♪Imagine there’s no heaven~」と歌ってくれるのかな。

これだけ通信が発達して宇宙にいる人とも会話できるのに、天国にいる人とは会話できないのは悲しいです。だからこそ私は天国を信じたい。
でもあなたの歌声に励まされて、まだ生かされている人生、もう少しがんばってみますね。
あなたの死から25年たっても30年たっても50年たっても、私はまだこの世にいて、あなたの歌を聞いているつもりです。
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                                   Yours Sincerely,
                        
                                             SATOMI

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# by gbsatomi | 2005-12-08 02:57 | LOVING JOHN & FAB4

フレディ・マーキュリー追悼コンサートを見てザンゲする

今さらながら、フレディ。
だって、中1の次男がはまっちゃってすごいんです。b0036381_123504.jpg
暇さえあればフレディの節回しそっくりにQUEENの曲を歌っている。そう、あの大げさなかなり笑える節回しですよ!私が笑ってるのも気にしないでひたすら歌っている。
こうなったきっかけは、今夏、ミュージカル「We will rock you」を見に行ったから。

ミュージカルが楽しめるようにと、私は彼らと「予習」をした。「オペラ座の夜」は幼い頃から車の中で聞かせてきたが、私も聞いたことなかった「Gratest Hits vol.1&2」を借りてきて聞きまくった。ビデオは何年か前のスカパーの録画で間に合わせ、かねてから見たかったDVD「フレディ・マーキュリー追悼コンサート」を借りた。
そのコンサートは以前、(わりと近年)テレビで見たのだか、ジョージ・マイケルの歌う「Somebody to love」に鳥肌が立ち、俄然見たくなったのだ。すごい豪華メンバー。見たかったなあ。いつやったのかしら・・・そのコンサートの存在は小耳にはさんでいた程度で、はっきり認識していなかったのである。
というのは・・・
【フレディと私 極私的年表】
1990 11月  長男誕生
1991 11月  フレディ逝去
1992  4月  フレディ・マーキュリー追悼コンサート
1993  2月  次男誕生

つまり、私が妊娠・出産・子育てに追われている真っ最中の話で、もう音楽どころではなかった時期だから。子どもたちが寝静まった深夜に、新聞や本を読むのがせいいっぱい。したがって70年代半ばから80年代最後までロック・ポップスを中心とした洋楽を聞き続けてきたが、90年からはものの見事にスパーっと抜けているのだ。
でもフレディが亡くなったことが報道された日、高校時代の友達から何人も電話がかかってきたものだ。「satomi・・・フレディ死んじゃったね」「フレディっていうとsatomiを思い出しちゃってさ」と皆なぜかお笑い口調。
それもそのはず。高校のとき、私を中心とした何人かの女の子は、フレディのことをさんざん揶揄して遊んでいたのである。(フレディさん本当にごめんなさい)b0036381_1251667.jpg

クラスの中で唯一QUEENの話ができたK代ちゃん(奇しくも今組んでるバンドのパートナーと同名)は、男子がみなへなへな、となってしまうアニメ声の持ち主。そのK代ちゃんの教科書にフレディの、とっておきの写真(はっきり言ってキモい)をはさんでおく。授業が始まり、教科書をあけたK代ちゃんの「きゃ~~~っ!」という悲鳴が教室中にとどろく―――離れた席からVサインでにっこり微笑む私。
当然仕返しをされてしまった。後日、現国の教科書を立って音読する私の視界にチラ、チラとフレディのトンでも写真がちらつく。クスクス笑いをこらえながら読んでいると「何笑ってるんですか。マジメに読みなさい!」と先生。K代ちゃんの頼みを聞いた、私の席の周辺に座っている男子にしてやられた。

なぜフレディの写真が容易に手に入ったかといえば、その頃の洋楽雑誌にはQUEENが必ずといっていいいほどグラビアで登場していたからだ。3人の美形のメンバーに1人だけ、ちょっと毛色の違う人・・・そのコスチューム、ポーズ、表情。当時、エアロスミスのおばけ口君や、KISSの歌舞伎メイクなどインパクトの強いバンドは他にもあったが、これほど絵になるグループはやはりQUEENをおいてなかったといえるだろう。
だからミュージックライフとロッキンオンとPlayerを購読(ときどきロッキンfとかも)していた私の手元には、フレディの写真がたくさんあった。フレディだけを切り取ってみたらすごい数になった。これを学校に持って行き、机の上に並べて放課後遅くまで数人の女の子たちでキャッキャと盛り上がっていた。「キャー、これおかしい」「何これ~、気持ちわる~い」というふうに・・・b0036381_1265522.jpg
そのとき。
日直の先生が見回りにやってきた。
なんとその先生は、私たちがひそかに「フレディK島」と呼んでいた、ちょいフレディ似の先生だったのだ。
「なんだ、なんだ、お前らは。まだ残ってたのか。早く帰りなさいっ!」(教室の入り口から叫ぶ)
「何広げてるんだ。こんなにいっぱい」(つかつかと近づく)
「誰だよ、これ。ああ・・・・・布施明か」(あきれて出て行く)

!!!~#$℃;★£◆¥☆△*※%ж+&▼Жё●〆~!!!
ふ、ふせあきらぁ~???な~んであたしたちが、ふせあきら!?
箸が転がってもおかしい年頃の女の子たちは、絶叫し、涙を流しながら笑った。

とまあ、前置きが長くなってしまったが、武道館コンサートなどに行きながらも、私は決してQUEENファンとはいえない、むしろQUEENのファンから怒られそうなリアルQUEENライフを過ごしたのである。b0036381_1323257.jpg

そんな私が、「フレディ・マーキュリー追悼コンサート」を見て、フレディのボーカリストとしての偉大さに改めて感動し、ひれ伏している。フレディ、本当にあなたはすごかった。
だってどんな曲でも歌えるんだもの。ライブでは声量なかったけど、CDは完璧。そして声量のなさはその圧倒的唯一無二のパフォーマンスで十二分にカヴァーされていた。
素晴らしい、エンタテイナーでした。(いつも笑ってばかりでごめんなさい)

追悼コンサートに集まった豪華メンバーは、エルトン・ジョン、ジョージ・マイケル、ロバート・プラント様、ロジャー・ダルトリー、ポール・ヤング、デビッド・ボウイ、アン・レノックス、アクセル・ローズ、スラッシュ、そしてなぜかライザ・ミネリetc.
私の好きな「Who wants to live forever」はシール、という知らない黒人歌手が歌っていた。なんでも90年代初頭に流行った人らしい。
とにかく、これらオールスターキャストの歌を聞いていると、フレディはなんと声域が広く、ロックもファンクもバラードも何でも歌える素晴らしい表現力を持ったシンガーだったのか、という、ファンにしてみれば当然のことを今ごろ認識したのだ。
男性も女性もオリジナルキーで歌っていた。エルトン・ジョンなどは、「ボヘミアン・ラプソディ」は1オクターブ下で歌っていた。フレディはキーが高いのだ。だから女性も違和感なく歌える。男女の声域の壁を軽く乗り越えていたというのか、男だったのか、女だったのか・・・あ、ごめんなさい、また昔のノリに戻ろうとしている(反省b0036381_1361714.jpg

まあ、そんな回顧の念、後悔の念に浸りながら、最近またそのDVDを借りてきて、息子たちと見入っていた。次男は得意気に歌っている。2枚組のそれは、メイキング映像など興味深いコンテンツがある。
ランダムにリモコンを押していたら突然エリザベス・テーラーが出てきた。
(あ、そういえばこんなシーンあったよね・・・)
「この人、誰?」という長男(中3)の問いかけに「エリザベス・テーラーってアメリカの大女優よ」と答えながら頭の中では(ちょっとヤバい、どうしよう。まあこれはエイズ基金のチャリティコンサートでもあったのだし・・・私もいつかは息子たちに言わなきゃいけないことだし・・・この際性教育にも使っちゃおかな、このシーン・・・)と迷いながら考えが堂々巡りしていた。傍らで「なんでこの人が出てくるの?」と聞かれているが、それには答えられずにさあ、どうしようかと思ってたら・・・・
リズは貫禄たっぷりに、思いっきりゆったりとした英語で語りかけた。
「Protect yourself.  ゆーーず こんどーーーむ!!」

ご丁寧に日本語訳字幕スーパーまで出ていた。
「まあ、その、そういうことよ。これを言うためにこの人は。。。あの・・・フレディはエイズで亡くなったからして、だからその…むにゃむにゃむにゃ…」 
しばし息子たちは沈黙。
やっぱ、言えなかった。「だからね、あなたたちも彼女ができたらSEXするなとは言わない。でも避妊は絶対しなさい。コンドームつけなさい。それが愛する彼女を守ることになるし、自分を守ることにもなるのよ」 って言いたかったけど。
まあ女ッ気など皆無のわが息子たちには、まだまだいらぬ心配かもしれない。。。

とにかくこれ、QUEENが好きな人にはおすすめのDVDです。超一流のパフォーマーたちによるQUEENナンバーを聞くと、本家のDVDとはまた違ったフレディの魅力と楽曲の良さを感じられることでしょう。お正月休みなどにぜひ!b0036381_1384573.jpg

01. タイ・ユア・マザー・ダウン / クイーンwithジョー・エリオット&スラッシュ
02. アイ・ウォント・イット・オール / クイーンwithロジャー・ダルトリー&トニー・アイオミ
03. ラス・パラブラス・デ・アモール(愛の言葉) / クイーンwithズッケロ
04. ハマー・トゥ・フォール / クイーンwithゲイリー・シェロン(エクストリーム)&トニー・アイオミ
05. ストーン・コールド・クレイジー / クイーンwithジェイムズ・ヘットフィールド(メタリカ)
06. 愛という名の欲望 / クイーンwithロバート・プラント
07. トゥー・マッチ・ラブ・ウィル・キル・ユー / クイーンwithスパイク・エドニー
08. RADIO GA GA / クイーンwithポール・ヤング
09. リヴ・フォーエヴァー / クイーンwithシール
10. ブレイク・フリー(自由への旅立ち) / クイーンwithリサ・スタンスフィールド
11. アンダー・プレッシャー / クイーンwithデヴィッド・ボウイ&アニー・レノックス
12. すべての若き野郎ども / クイーンwithデヴィッド・ボウイ&イアン・ハンター&ミック・ロンソン&クリス・トンプソン
13. ヒーローズ / クイーンwithデヴィッド・ボウイ&ミック・ロンソン&クリス・トンプソン
14. '39 / クイーンwithジョージ・マイケル
15. 輝ける日々 / クイーンwithジョージ・マイケル&リサ・スタンスフィールド&ジョシュマクリー
16. 愛にすべてを / クイーンwithジョージ・マイケル
17. ボヘミアン・ラプソディ / クイーンwithエルトン・ジョン&アクセル・ローズ
18. ショウ・マスト・ゴー・オン / クイーンwithエルトン・ジョン&トニー・アイオミ
19. ウィ・ウィル・ロック・ユー / クイーンwithアクセル・ローズ
20. 伝説のチャンピオン / クイーンwithライザ・ミネリ+オールキャスト
21. ゴッド・ セイブ・ザ・クイーン
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# by gbsatomi | 2005-12-04 01:41 | MUSIC

コムスメのコスメたち Part3

(またまた題名改めました)
寒くなってまいりました。
メイクに気合いの入る季節です。だって、汗で流れることもなく、それにもうすぐ忘年会やらクリスマスや新年会など、おめかしして出かけたくなること目白押しじゃないですか。
日焼けの心配もないので日焼け止めを塗ることもない。つまり、素肌を生かした本当のメイクができるこの季節は好き。(ただし最近メイクどころじゃないんだけどね)

そこで、久々におすすめコスメの紹介などをしてみましょう。
財政難のおりから、どうしてもチープコスメに走ってしまうのですが、最初は見栄をはって?ブランドコスメ。やはりいいものはいいのです。

かの美容ジャーナリスト、齋藤薫さんが「たかが水とあなどることなかれ。化粧水にこそ、各メーカーの真の実力が出ている」と書いていた記事を妙に覚えています。なぜかというと美容液やクリームに比べ、化粧水は誰だって絶対使うもの。だから化粧品メーカーは化粧水に手を抜かない、という論理です。なーるほど。
それを実感したのが、Diorの「カプチュール スカルプト10 ローション フェルムテ(CAPTURE SCULPT10 LOTION)」。b0036381_010251.jpg
実は、私も化粧水は最近全然力を入れてなかったのです。だって、乳液とか塗る前の水分補給でしょ、安いのでいいや、と思って。だからもらいものとか、ネーミングに魅かれて買ったものとか、とにかくお金をかけてなかったのです。
で、化粧水が切れたとき「何にしようかなあ」と思ってディスカウント化粧品屋さんに行き、偶然セール中だったこれを見かけたわけ。そのとき齋藤女史の言葉を思い出し、「たまにはまともなのを使ってみるか」と買いました。¥5000→¥3780だったし。

ところがやはりいいんです、これが。もう肌への浸透度が違う。
これだけをたーっぷり塗るだけでも、コンディションのいいときはOK!って感じ。
もち肌とほめ言葉をもらったのも今は昔、さすがに寄る年波に勝てるはずなく、ましてや不摂生&ストレスだらけの生活で衰えまくりの現在。若い頃は「ただの水」でよかった化粧水も、潤いをたっぷり求めたい肌になっていたのだと実感。つまり、化粧水にもお金をかけなきゃいけないトシになってしまった、ということ。
これを使ってしっかりケアした翌朝のメイクののりはやはりいい。ということで、手放せなくなってしまうかも。ああお財布事情が・・・・・

もうひとつの見栄張りコスメ、それはNINA RICCIのフラッシュリフト・セラム。
(仏名:コンセントレ・タンスール) これは私の超定番、「バーズオパラサン」(下地)の前に使っていますが、準定番になりそうです。
b0036381_0114854.jpgだって、すーっと伸びて、肌がなめらかになるのです。毛穴を全部埋めてくれるような感じ。べたつきすぎないのもいいです。同じブランドのせいか、「バーズ・・」との相性は抜群、バーズが毛穴落ちしません。最後まで使いきれる優秀容器もイイ。この上に塗るファンデーションもニナリッチにすると最強?と思いつつも、家にあるファンデをなくなるまで使う毎日です。ちなみにこの価格、うーん、セールで¥5400くらいだったかな?(覚えてない)たぶん定価は¥7000くらいのものです。


さてさていよいよ金欠わたくしの本領発揮、チープコスメのすぐれものご紹介。
まずはかわいくリップグロスなど。
「メイベリン ウォーターシャイニーグロス」¥800
b0036381_0125693.jpgこれは変なグラマラス感の出ないグロス。水のバリアを1枚かけたような仕上がりで、縦ジワの多い私の唇にピッタリ。
なんといっても気に入ったのが、液もれしない容器なのです。
グロスって各社いろんなのがあって、なかには一目ぼれしちゃうようなステキな容器もあり、つい化粧ポーチに入れて持ち歩きたくもなるじゃないですか。で、気づいたら「なんかこのグロス、ベタベタしてる…」ってことありません?あれってふた(アプリケーター部分)と本体部分のかみ合わせが悪くて、使えば使うほどあの真ん中の部分に液がたれるんですね。持ち歩く、ってことは逆さにも斜めにもいろいろなるわけで、このメイベリンのは、どんなに傾けても絶対液もれしないというすぐれもの。これは絶対おすすめです。

お次はリップクリーム。「資生堂ウオーターinリップ・くすみ色リセット」。
b0036381_013564.jpgもうこれは何といっても「くすみをリセット」というネーミングにひかれて買ってしまいました。近所のスーパーで特価¥398。安かろう悪くはないけどそれなりだろう、と思ってましたが、これが想像以上に良かった!資生堂は「スペシャルリップクリーム」¥1000というすぐれものがあるんだけど、さすがにリップに千円は高すぎる。というのでしばらくはこのお世話になりそう。これを塗ってから口紅を塗ると口紅そのものの発色に感じるのですが、ネーミングにつられすぎかな。だまされやすいの、私・・・。

さてアイメイクに欠かせないアイライナー。ここのとこ4年くらいこのコンビで落ち着いています。まず「キスミー フェルム クイックアイライナー」これたしか¥500。
硬すぎも柔らかすぎることもないほどよい硬さが魅力。そしてこのおしりの部分についてるチップがいいんです。さっとラインを描いたあと、これでツンツンツン、とぼかしますが、この肌ざわり、安いわりには優秀なんです。そしてなんとあのメイクアップアーティスト、藤原美智子さんが、自分用に使ってるって雑誌で読んでびっくり!(でもね、これ現在廃盤みたい。リニューアルしたと思います) b0036381_0152616.jpgそうして、まつげの間を埋めるようにアイラインの下地を描いた後は、「資生堂セルフィット ワンタッチアイライナー」¥1000でその線をなぞります。筆ペンタッチで描きやすくていいのです。同じようなブランドコスメだとこの4倍の値段でしょ、だからこれで十分なのです。



手荒れの季節。ハンドケア商品はジプシーのように探してきました。だって私の手の甲、すっごくきたないんだもん。全身の中でここだけキメが荒く、シミもある。Diorのハンド用美容液¥4000を買ったこともあります。でもそんなのってドバドバ使えない、貧乏性なのです。そんな私が出来心で買った「コーセー HAPPY BATH DAY ハンドエッセンス」¥1000。b0036381_0173167.jpg「ハンド用美容液」ってちゃんと明示されています。容器のデザインはいまいちだけど、プッシュ式ボトルで使いやすい。おまけにカサカサの手が、これを2~3プッシュ押してつけるだけで、しっとりすべすべになります。いいもの見つけた気分。でもね、残念なのはこの香料。なんとも安っぽいローズの香りで、あまり好きじゃないのです。これじゃ無香料にしてくれたほうがどんなに良かったか。この商品、「ハッピーバスデイ」というラインナップで、入浴剤からボディソープなどたくさん出ているうちの一つですが、全部にこの香料が使われてるのかしら。

さて今回最後の登場はヘアケア製品。
これ、近所のドラッグストアのPB商品だから、どこにでもあるわけじゃないんだけど。
「レメディ リキッド」といいます。毛髪間充物質補修剤、と大層に書いてあります。b0036381_01913.jpg
最近折れ毛が多くて困ってたので、「矯正パーマの髪に最適」と宣伝されてたこれを手にとってみたのでした。うん、「ウエラ ジェントルケア リキッド」に似ている。ケラチン配合だって。¥840だし、まあ買ってみるか。。。
そして使ったらその実力、かなりイケてました。スプレーしてブローしたらあら不思議。折れ毛が消えている!ちょっと感動ものでしたね。
ただこれね・・・ケラチンの匂いが・・・魚のにおいなの(泣
前に美容院でトリートメントしたとき、「お魚のケラチンが入ってるのでちょっと臭います」と言われたことがあるけど、これも同じ。人前に出るときは使いたくない、困ったすぐれものなのです。

さて、やはりエンゲル係数が日増しに増大する我が家では、私の美容にかけられるお金は削るしかないわ、だからこれからもチープコスメの掘り出し物を探すぞ~!などと殊勝に誓った私のもとに、春先に行ったYSLのカウンターから悪魔のささやき?のようなDMが届きました。
b0036381_0273359.jpg

「12月2日限定販売。ゴールドセレブレーションパレット “ラブ エクスプレッション”」―大切な人へ想いを込めて。ハートを開いてあなたの“愛を表現”する方法―だって・・・何よ、これ。宣伝コピーには惑わされないけど、魅力的じゃないですか、このパレット。アイシャドウ3色、リップ2色、グロス2色。写真ではわからないけど、真ん中がハート型!乙女心をそそられます。(あ、元乙女です、失礼!)この時期どのブランドも出す「クリスマス限定品」。過去にもいろいろ買って、あまり得した覚えはなかった。でも、このパレット、私のメイク心をそそります。
ほ、欲しい・・・ああ、「殊勝な誓い」はどこへ?
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# by gbsatomi | 2005-11-22 00:30 | BEAUTY

愛はかげろうのように

「I’ve never been to me」by Charlene (愛はかげろうのように : シャーリーン)
私のカラオケフェイバリットソングです。まずは聞いて↓ください。 
 http://www.youtube.com/watch?v=I7NFKwPWIJc&feature=related                
Hey lady, you lady             ねえ、貴女、
Cursin' at your life             人生に不満があるんじゃない?
You're a discontented mother    自分は不機嫌な母親であり、
And a regimented wife          がんじがらめにされてる妻だと思ってるでしょ。
I've no doubt you dream about   とても実現できないようなことを
The things you'll never do       夢見ているんでしょ。
But                        でもね
I wish someone had talked to me  私、貴女に話したいことがあるの。
Like I wanna talk to you...       誰かが私にもしてくれたらよかったのに、
                          と思う話をね。

Ooh I've been to Georgia        私、ジョージアやカリフォルニアにも行ったのよ。
and California
And anywhere I could run       行けるところはどこでもね。
Took the hand of a preacher man  牧師の手をとって、
And we made love in the sun      太陽の下で禁断の愛を交わしたりもした。
But I ran out of places          でも、自由になりたかったから、
And friendly faces              いろんな場所や、親しい人たちからも
Because I had to be free         逃げ出したの。
I've been to paradise            私、パラダイスに行ったのよ。
But I've never been to me       でも、自分の居場所を探せなかった。

Please lady, please lady          ねえ、貴女お願い、
Don't just walk away            立ち去らないで。
'Cause I have this need to tell you  だって、あなたに言わなきゃいけないから。
Why I'm all alone today          なぜ私が今、ひとりぼっちかってことをね。
I can see so much of me         あなたの瞳の中に、まだ生きてる私が
Still living in your eyes           とてもよく見えるの。
Won't you share a part          たくさんウソをついてきて
Of a weary heart               疲れきった心を
That has lived million lies        少し分かち合ってくれない?

Oh I've been to Nice               
and the Isle of Greece               ニースやギリシャの島にも行ったわ。
While I sipped champagne on a yacht    ヨットに乗ってシャンペンを飲みながら。
I've moved like Harlow in Monte Carlo    モンテカルロのHarlowみたいに振舞い、
And showed 'em what I've got    手に入れたものを、みんなに見せびらかしたの。
I've been undressed by kings          王様たちに裸にされて
And I've seen some things            女が見なくていいようなものも見てきた。
That a woman ain't supposed to see
I've been to paradise                私、パラダイスに行ったのよ。
But I've never been to me           でも自分の居場所を探せなかった。

(spoken)
Hey, you know what paradise is        ねえ、パラダイスって何だか知ってる?
It's a lie                          そんなの虚構よ。
A fantasy we create about people      それは創られた幻想。
And places as we'd like them to be     こんな人になりたいと思ったり、
                               こんなところに行きたいと思うことなの。
But you know what truth is           本当のパラダイスってね、
It's that little baby you're holding       あなたの可愛い赤ちゃん、
And it's that man                   そして今朝、
                             あなたが喧嘩した彼との暮らしにあるのよ。
you fought with this morning       
The same one you 're going to make love   その彼と今夜また、愛し合うでしょ?
with tonight
That's truth, that's love            それが現実、それが愛というものなの。

Sometimes I've been to cryin'      生んであげられなかった子どもたちを想い
For unborn children              ときに涙することもあるわ。
That might have made me complete  子どもがいたら満たされたのかもしれない。
But I , I took the sweet life         でも、私は優雅な生き方をとったの。
And never knew                  その優雅さが苦痛になるなんて
I'd be bitter from the sweet         思ってもみなかった。
I spent my life exploring            厄介でみだらなことに人生を費やし
the subtle whoring               切り開いてきたの。              
That cost too much to be free      自由になるために大きな犠牲を払って。
Hey lady, I've been to paradise      ねえ聞いて。私、パラダイスに行ったのに
But I've never been to me        本当の自分を見つけられなかったの。


1982年のヒット曲です。何年か前にドラマの主題歌になってたから、ご存知の方も多いはず。
これは邦題のつけ方が抜群に上手いと思います。
楽曲のイメージ、そしてシャーリーンの、まさにかげろうのようにはかなく切ない声にぴったり。
そして、これを歌ってていつも思うこと・・・この歌詞ってなんか、心に触れるものがあるのです、漠然としかつかめないけど。。。と思い、調べてみました。

つまりこれは、K姉妹みたいなゴージャスな生活をしているけど、心満たされないセレブ(K姉妹が真のセレブかは眉唾ものだが)の女性が、ありふれた普通の主婦に「平凡であることが一番幸せなのよ」と言ってるメッセージソング。なのかな。
ちょっと踏み込んで「日常の生活を不平不満だらけで過ごさず、自分の居場所があるということに感謝して生きてね」ともとれるでしょう。

一度しかない人生。「究極の選択」でどっちをとる?って言われたら・・・・・
う~ん。やはり普通の人が経験できないような、ゴージャスセレブライフをとるかな。
でも、若くて美しい時期はちやほやされても、「花の命は短くて」だしね。
平凡で美しくもなく、裕福じゃなくても、愛する家族がいて、穏やかにトシをとっていくのがやはり幸せなのかなあ。
「隣の芝生は青く見える」とはよく言ったものですね。

そうだ!中間をとって「ちょっとゴージャスでほぼ平凡」な人生がいいな!
まあ、なんて欲張りというか、どっちつかずなんでしょう。
こういう人間は幸せになれませんね、努力もしないでね。。。(反省

シャーリーンって一発屋と見なされてるみたいだけど、スティーヴィー・ワンダーとデュエットしたり、今でも公式HPがあったり、地道に活動しているようです。
b0036381_16573076.jpgただ日本では、カラオケによってはこの名曲がないこともあるんです。
いい曲ですよね?すべてのカラオケメーカーがこの曲入れてくれたらいいのにな。
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# by gbsatomi | 2005-11-11 17:07 | MUSIC

My First BEATLES

これが、私が生まれて初めて買ったLP、ビートルズの「OLDIES」。b0036381_2351544.jpg
小学校6年のとき、ビートルズに出会って、
お年玉握りしめて初めて買ったときのあの嬉しさは忘れられません。

兄のおさがりのカセットで聞いた赤盤・青盤が、私のビートルズ初体験。
英語もわからない小6の少女がそのすべてにKOされた。
繰り返し聞くうちに「レコードがほしい」と思った。
ビートルズについてほとんど知識がないまま、ある日突然、意を決して買いに行った。場所は当時住んでいた名古屋の、家の最寄駅にあったスーパーのレコード売り場。「ビートルズ」のレコードはいっぱいあった。知らない曲ばかりのレコードも多かった。その中で手にとったのがこの「OLDIES」。だって収録曲見てください。
SideA
She Loves You           
From Me To You
We Can Work It Out       
Help            
Michelle           
Yesterday           
I Feel Fine            
Yellow Submarine

SideB
Can’t Buy Me Love
Bad Boy
Day Tripper
A Hard Day’s Night
Ticket To Ride
Paperback Writer
Eleanor Rigby        
I Want To Hold Your Hand

知ってる曲がほとんどで、子どもの初心者には大喜びだったのだ。

喜びいさんで帰り、ちゃちなレコードプレーヤーに乗せて針を落とす。
当時我が家にはステレオ・・・オーディオセットはなかった。でもその赤いプレーヤーから出た本物のレコードの音は、それまで使ってた旺文社LL用のカセットデッキの数十倍もいい音に聞こえた。それだけで大感激。
イントロともいえないドラムから始まる「She Loves You」ですでにノックアウト。
これでもか、これでもかと怒涛のごとく、ヒットチューンが私を襲う。
英語なんて全く気にならない。サウンドとフィーリングにしてやられた、12才の秋。

ご満悦にすごしていたら、高1の兄が帰宅した。
「こんなの買ったんだよ~」得意満面に見せる私に、
「なんだよー、こんなつまんないの買って」と辛らつな言葉。
「えーっ・・・?」たじろぐ私。
「せっかく買うならもっといいやつ買えばよかったのに」
「飽きるんだよ、こういうやつは」
「お金がもったいないよ」たたみかけるように言われ、半べそ状態。
そこへ母が助け舟を出した。「いいじゃないの、さっちゃんの好きなものを買ったんだから」

後で知ったことだが、兄はこのとき密かに「ABBEY ROAD」「Sgt.Pepper’s Lonely Hearts club Band」「Hey Jude」「2nd Album」を入手していた。ある日、禁断の兄の部屋に入り、棚の上のほうに大事にしまってあったこれらのレコードを発見した。こうして私は「ABBEY ROAD」と遭遇した。早速赤いプレーヤーを持っていき、どきどきしながらかけてみた。それは、「OLDIES」で初期・中期をちょっとかじった者にとって、別世界の次元の音楽だった。このLPの帯の文句は今でも覚えている。「A面の野性味、B面の叙情性。何人も否定し得ぬビートルズの錬金術」(ちょっと違うかな?) なんせすぐに「錬金術」という言葉を辞書で調べたことを覚えているから。

話を戻すと、兄は名盤といわれるものを集めたかったのに、不意打ちで私に「つまらないLP」を買われてしまった。妹もビートルズに興味を持ったのなら、そのお小遣いも使ってコレクションできるではないか、と思ったのだろう。それだけに妹がそのLPに散財したことが許せず、辛らつな言葉を浴びせたに違いない。お金もない、オーディオもない兄妹が、なんとかして集めたかったビートルズのLP。ひとたび話が合うと、結束は固かった。その日から私たちの「ステレオ買って」コールが始まった。

母を説得し、母が父に頼み、いよいよステレオが我が家にやってきたときの感激も忘れられない。今ではありえない、家具調の大きいオーディオ。でもたいていの家は茶褐色に黒いスピーカーだったのに、我が家のはナチュラルな白木にグレーのスピーカーというのが斬新な気がした。パイオニアだったけど型番などは覚えていない。ただただ、その「いい音」に酔いしれた。(今聞けばどんな音なのだろう)
そして兄は「次買うならホワイトアルバムがいいよ」と私に言った。
当時、2枚組で4400円。私はまたまたお小遣いをひねり出して、それを買った。その後は、私のほうが完全にビートルズに染まっていたので、兄に言われなくても、雑誌などで次々調べて、ビートルズコレクションを増やしていった。
そうしていくうち、「OLDIES」がつまらない、と兄が言ったわけもわかってきた。

それからおよそ30年。あるビートルズコピーバンドとの出会いをきっかけに再燃したビートルズ熱。そのコピーバンドが作っていたHPのビートルズ日記(年表)に『1966「OLDIES」リリース。ぼく的にはあまり思い入れのない(この表現だったかどうかわからないけど否定的なもの)アルバム』とあり、またもや私は「やっぱ、あれって『つまらない』アルバムだったんだ・・・」と思ったのです。何か、自分が初めて買ったものは失敗だったような、そんな気が。。。

ただね、一つだけ「あれ買って良かった!」と思ったことがあって。
それはジョンが歌う「Bad Boy」が入ってたこと。
だって1988年に「Past Masters」が発売されるまで、「OLDIES」にしか入ってなかったんだもん。そのボーカルのまたカッコいいこと!初めて聞いたとき、カヴァーだとかそんなことはわからず、でも他の曲と雰囲気が違うということを感じたものだ。
で、子供心にも「Bad Boy」=悪い男の子・・・不良・・・そう、いかにも不良じみたジョンの歌い方が、なんだかまぶしかったことを覚えている。
「Now , Junior , Behave Yourself ! Whoo!」 カッコいい・・・・・
b0036381_23531350.jpg


皆さんのFirst BEATLES、またはビートルズに限らずFirst Albumも教えてくださ~い!
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# by gbsatomi | 2005-10-31 23:58 | LOVING JOHN & FAB4

ジョンのお誕生日、そして・・・

日付は変わっちゃったけど、10月9日はジョン・レノンが生きていたら65歳の誕生日だった。b0036381_223876.jpg
私がよく見る複数のブログでこの話題が取り上げられている。そこへ寄せられたコメントなどからまた新しいブログを発見したり、なかには思わず「おっ!ご同輩!」とか「そうそう、そうよね~!」と握手したくなるような書き込みを見つけたりで、ちょっとばかし興奮しております。
で、それらのブログにコメントしようとして、ハッと気づきました。
「人様のところに書くのなら、自分のブログに書いちゃえばいいじゃない」と。

以下、暴論と言われるのを覚悟で。
(だから人様のところに書き込みするのを遠慮したのかも)
ジョンは聖人なの?    違う。
ジョンは愛と平和の人? 違う。
平和運動家?        違う。
「イマジン」は反戦歌?  違う。
ジョンは自分のつくる歌で、世界が平和になるように願ったの?――いや、そんなつもりはなかったでしょう。そのとき瞬間的に、そう思うことはあったかもしれないけど。
でも、ジョンってそんな崇高な理想を高く掲げた人には思えないんだ。

じゃあジョンはどんな人なの?と問われると、私はこう答える。
不良。ロックンローラー。マザコン。その歌声で世界中を魅了した人。ロックンロール歌うとこの上なくカッコいい人。甘えん坊。淋しがり屋。超有名人のわりに無垢。ときに子どもみたいな素直さを持つ。人が傷つくことも平気で言う。無垢さゆえ、作る歌詞は人の心を打つ。言葉はストレートが基本(シニカルな歌詞はヨーコの影響)。そのボーカルはズドーンと、人の脳天を直撃する。生き様そのものがロックンロール。それからそれから……
もう話し出したらキリがないのでやめましょう(笑)b0036381_226557.jpg

以前JLMに行ったとき、中学・高校の教科書でジョンのことが載っているものすべてが展示されていて、その多さに驚いた。たいていは英語の教科書、そして音楽であったが、高校教科書には歴史の分野で載っていたのが複数あって驚いた。なんと「平和運動家」のミュージシャンとして紹介されていたから。
う~ん。それは違うと思うんだけどなぁ・・・・・

「イマジン」もあたかも反戦歌であるとか、そこまでいかなくても理想的な平和の概念を追求した歌であるとか、何かやたらと意味付けして解釈されている向きがある。
でも、私はそうは思えない。だからそういう人たちの議論に入っていけないの。(私ってよほど偏屈なのかしら・・・・・)
ジョンは、基本的に自分のそのときの気持ちを曲にする人だと思うのです。眠いとき、疲れてるとき、落ち込んでるとき、そのものの感情を曲にする。そう、よく言われる「私小説」ふうの曲。だからそれらは、自分のそばにいる身近な人に呼びかけているんじゃないかな。世界中に何かメッセージを発信したいとか、そんな大上段にかまえて曲作る人じゃないって気がするんだなぁ。

例えば「イマジン」はヨーコと語り合ってて、うんそうだね、そうだね、って感じでスラスラっと書いた曲なのでは。まさか後年これが平和運動のシンボルや反戦歌としての取り扱いを受けるとは思ってもみなかったのでは。と、私は思うのです。
だいたい、「想像してごらん」という呼びかけは、ヨーコの著書「グレープフルーツ」に著しく現れている「インストラクションアート」に通じるものがある。一説には、イマジンの歌詞はヨーコ作だともいわれているし・・・
ヨーコは、私に言わせると「自己顕示欲のかたまり」のような人。
アーティストだからね、それで当たり前なんでしょうけど。
今、ヨーコのしていることは、例えば先日の「ジョン・レノンスーパーライブ」。収益を恵まれない国の小学校建設にあてる、ということでそれ自体は慈善事業でいいことだと思う。
でもいかんせん、ジョンの虚像をつくりあげてしまってるのでは?という気がしてならない。過去のスーパーライブを見ていても、ジョンやビートルズのことをまったく知らない若い人には、ジョンがいかに愛と平和を説いた人であったか、そういうことに専心した人であったかという印象を与えてしまうと思う。それはジョンのほんの一部であるのに。

ジョンは可塑性の人だと思う。
それは、容姿の変貌にも著しい。初期の頃(ワルがビートルスーツ着せられて、マッシュルームカットにしたら意外にも上品な顔立ちであった)、サイケ時代、その後ヨーコと一緒になってヒゲもじゃのうっとうしい時代、イマジンのやや短髪ボサボサ時代、「失われた週末」のロン毛パーマ時代、晩年の痩せてすっきりした時代・・・髪型だけでなく、体型・顔つきなど、短い一生の中にこれだけの変貌を遂げた人も珍しいのでは。ポールがいつ、どんなときにもほとんど変わらないことを考えると、それは二人の生き方の違いのようにも思える。まわりの人に影響され、どんどん変わっていくジョンと、自分の信念をしっかり持ち、常にマイペースのポール。
(あ、そうだポールも「Let it be」のころ、ヒゲもじゃだったね。でもあのベビーフェイスに似合わないと気づいたのか、すぐやめたよね)

話を戻すと、つまりジョンは可塑性の人だから、ヤノフ博士のプライマル・スクリーミング療法を受けたときはすべてをさらけ出して「ジョンの魂」を創るし、前衛芸術家ヨーコに影響されると「イマジン」の世界に行っちゃう。(アルバム「イマジン」は名作、といわれているけど、たしかに名曲もあるけど、私は世間で言われているほどあのアルバムを評価していない。だいいち、ジョンの声がひどすぎる。前作に「砂糖をかけた」と言ってるがボーカルは本当に力がない。きっとコカインヘロインのやりすぎをしっかりケアしなかったからでしょう)

そして、私が一番主張したいのは、「失われた週末」時代に作られたアルバム「心の壁 愛の橋(Walls and Bridges)。
b0036381_2281816.gifこのアルバムを好きか嫌いかで、私はジョンファンの性質を分けています。
私は、これ大好き。
ヨーコといる時代には絶対創らないような曲があふれてる。
たしか渋谷陽一さんだったと思うけど「『ジョンの魂』を好きな人は『心の壁 愛の橋』が好きで、『イマジン』を好きな人とは一線を画する」みたいなこと言ってて、我が意を得たり、と思ったものです。
え~っと、このアルバムについてはまたの機会に触れましょう。

なんか、とりとめのない話になってしまいました。
ジョンについての研究は世界中で相当数のものがいろんな形で世に出ているし、この狭い日本の、偶然見聞きしたブログの中でもいろいろ語られている。たいていは高尚な次元で議論している方々で、私のように偏屈な考えは少数派のような気がする。でも、そうやってあーでもない、こーでもない、と語り継がれていくこと自体がスーパースターたる所以なのだ。ジョンのファンである人々が、いろんな説や考えを持っているって楽しいじゃないですか。没後25年たっても決して忘れられない、ジョン・レノン。ありがとう。b0036381_2301717.jpg

そして、私にとって10月9日というのは、敬愛するジョンの誕生日であると同時に、決して忘れられない、悲しい日になってしまった。
2年前の10月9日、母は逝った。
「ママがこの日に逝っちゃったのは、私の人生をジョン・レノンと関連づけるファクターを作ってくれるためなの?」と正直思ってます。
そう、私の人生で再びビートルズに目覚めたのが12月8日、ジョンの命日。
(この日にあるビートルズコピーバンドを取材し、ビートルズ熱が再燃した)
そしてジョンの誕生日は母の命日。
なんかできすぎた話じゃない?とひとりよがりな解釈をしている。

だから、「HAPPY BIRTHDAY」て言えなかったの、ごめんね、ジョン。
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# by gbsatomi | 2005-10-10 02:31 | LOVING JOHN & FAB4


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まさに「ジョンの魂」がまるごとつまっているかのような、ジョンファンにはバイブル的アルバム。本当にジョンを好きじゃないと、重々しくて聴きにくいかもしれません。でも歌詞はともかく、サウンド面ではシンプルロックの原点のように思います。

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