♪見上げてごらん夜の星を☆

見上げてごらん 夜の星を 小さな星の 小さな光りが
  ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる

 手をつなごう ぼくと 追いかけよう 夢を 二人なら 苦しくなんかないさ 


今夜、何気についていたテレビ番組で故・坂本 九の特集をやっていた。b0036381_1542227.gif
「九ちゃん」といえば私の世代は、その歌手としての絶頂期をリアルタイムで知っていることはなく、知識として「SUKIYAKI」(上を向いて歩こう)が全米No1ヒットに輝いたこと、そして何と言っても日航ジャンボ機事故で亡くなった人、という印象が最も強く残る人物ではないだろうか。あの時、社会人1年生だった私は自分のことだけ考えてるお気楽人生まっしぐらで、九ちゃんの追悼番組をおそらく見たと思うが、その人となりを深く追求することもなければ、彼の残した名曲の数々に思いを馳せることもなかったはずだ。

そんな私も四十路に入り、ちょうど長男が中学に入学したころ、人生の苦境に立たされることとなった。長く肝臓を患い、年に1~2回短期入院してはいたが元気だった母が、その春から長い入院生活に入っていた。「今回ばかりはいつもの入院とは違う・・・」 見舞いに行くたび不安になったが、それでも最悪のことは考えもしなかった。
考えたくなかったから考えようとしなかったのだ。

時を同じくして、私は中学PTAのコーラス部の勧誘を受け、軽い気持ちで入部した。「仕事をしてても大丈夫よ、練習毎回出なくても全然平気よ、楽譜見て歌っていいのよ」 この言葉に釣られ、フラ~っと入ってしまった。

週に2~3回は仕事の合間を縫って往復5時間かかる母の病院に行き、その傍らコーラス部の練習に出る、というなかなかハードな日々だったが、練習自体はとても楽しかった。
ところがある朝、連絡網が回ってきた。
コーラス部員のAさんの高校生になる息子さんが、バイク事故で亡くなったという。
「あなたはまだ入ったばかりで面識がないから、お香典は参加しなくていいわ。でもあなたと同じパートの方だから、今後会ったときそいういうことがあったと覚えといてね」  
ベテランの先輩がそう指示した。
せっかく高校生になるまで無事に育っても、そんなことってあるんだ・・・と漠然と思った。

さて、その息子さんのお葬式直後の練習に出たが、どことなくみんな沈んでいる気がした。そんなムードを吹き飛ばすように指導者のBさんが明るい声を出した。
「じゃあ今度の曲は 『見上げてごらん夜の星を』 です!」
前回の練習でもフツウに歌った曲だった。
ところが、今回はわけが違う。
「夜の星」 「小さな星」 「ささやかな幸せ」 「名もない星」 「祈ってる」
1つ1つの言葉が、その場にいた全員の心をヒットした。
この曲自体はラブソングなのだろうが、なんというかタイミングが良すぎたというか悪すぎた。
Aさんとも息子さんとも面識のない私が「なんだか泣けちゃう…」と思ったときには、もうみんな泣いていた。
歌詞というものが、こんなに心に迫るものだということを初めて知った。

さらに、その日はハードな曲が待っていた。
「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」の楽譜を渡された。
この曲はテレビでもよく流れていたので聞き覚えはあった。が、歌詞を見て愕然とした。
そのときの私にはつらすぎる内容だった。

1 呼んでいる 胸のどこか奥で  いつも心躍る 夢を見たい
  かなしみは 数えきれないけれど  その向こうできっと あなたに会える

  繰り返すあやまちの そのたび ひとは  ただ青い空の 青さを知る
  果てしなく 道は続いて見えるけれど  この両手は 光を抱ける

  さよならのときの 静かな胸  ゼロになるからだが 耳をすませる
  生きている不思議 死んでいく不思議  花も風も街も みんなおなじ 

2 呼んでいる 胸のどこか奥で  いつも何度でも 夢を描こう
  かなしみの数を 言い尽くすより  同じくちびるで そっとうたおう
  
  閉じていく思い出の そのなかにいつも  忘れたくない ささやきを聞く
  こなごなに砕かれた 鏡の上にも  新しい景色が 映される

  はじまりの朝の 静かな窓  ゼロになるからだ 充たされてゆけ
  海の彼方には もう探さない 輝くものは いつもここに
  わたしのなかに 見つけられたから


おそるおそる歌う私に、病院のベッドに力なく横たわる母の、土気色の顔がフラッシュバックされた。
「さよならのとき」 「ゼロになるからだ」 「死んでいく不思議」 「閉じていく思い出」・・・・・
当時の私が一番恐れていたこと――母との永遠の別れをこの歌詞は示唆しているかのようだった。2回目は、とても歌えなかった。私はバッグからハンカチと携帯を取り出し、音楽室から飛び出して人目につかない廊下でむせび泣いた。

「ゼロになるからだ」という言葉が、特に胸に刺さった。
2番では、そのゼロになるからだを「充たされてゆけ」と歌っている。
最後の方は、悲しみというよりは希望を見出したような表現になっている。
が、とにかく私には辛かった。今でもこの曲は歌えません。
母のからだは半年後、抜けるような秋晴れの日にゼロになった。

作詞者(覚 和歌子さん)は、何を意図して「千と千尋の神隠し」の主題歌をこの内容にしたのだろう?宮崎アニメに興味がなく、この作品もテレビでざっと見ただけの私には、よくわからないのです。

さて、冒頭の九ちゃんの番組に戻るが、彼のお母さんも彼が23歳くらいで歌手として絶頂のときに亡くなったそうだ。コンサートが始まる直前に母の死を知らされた彼だが、気丈にもあの人懐っこい笑みを浮かべながら2時間歌いまくり、最後のアンコール曲が「上を向いて歩こう」だったという。

上を向いて歩こう 涙がこぼれないように
思い出す 春の日 一人ぼっちの夜

幸せは 雲の上に 幸せは 空の上に

泣きながら 歩く  一人ぼっちの夜
  
悲しみは 星のかげに 悲しみは 月のかげに

上を向いて歩こう  涙がこぼれないように
泣きながら 歩く 一人ぼっちの夜 一人ぼっちの夜


いやあ、これはキツいでしょう。
番組内の再現フィルムでも、九ちゃん役の人(よく似ていた)が、涙を流しながら笑みを浮かべて歌っていた。
この曲の「涙」の意味はいろいろにとれるけど、しみじみと味わい深い、いい曲だなと思う。そういう昭和の歌謡曲の良さを知ってる、最後の世代なのかな、私の世代って。

そして、この番組を見て坂本九氏は享年43歳だったと知った。
今の私と同じじゃない!
そんな若くして亡くなってしまったのか。もっとやりたいこと、いっぱいあったでしょうに。。。とあらためてその死を惜しむ気持ちになった。
そして、はたと気づく。
私は生きているんだ、生かされているんだ、と。
世の中に、どれほど多くの「生きたかったのに、生きられなかった命」があることか。
バイクの少年も、私の母も、有名人の九ちゃんも。
その時々の「平均寿命」まで生きられることが幸せな人生だと仮定するならば、人間は有史以来何千万、いや何千億の人々が無念の死を遂げていることだろうか。
生かされていることに感謝しなければ、と今さらながら思う。
九ちゃんの歌を聞いていろいろ思い出し、そんなことにふと気づかされた夜でした。

コーラスの練習、サボってないで行かなくちゃ・・・・・
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# by gbsatomi | 2006-06-08 02:01 | DIARY

(ごめんねジョン)実はキライな曲もある

私はジョンが好き。ジョンの顔とかじゃなくて、声が好き。ボーカルが好き。
b0036381_2632.jpgジョンのつくる曲が好き。
だからジョンが歌うものは何でも好き。あまり一般的に評価されていなかったり、ひっそりと1枚のアルバムに入っているだけで有名でなかったり、例えジョン自身が気に入らない、と発言しているものでも。ジョンの声が好きなんだから、ジョンが歌うものは全部好き!

と言いたいところなのですが。
実は、ジョンの曲でもどうしても受け入れられない曲がいくつかあるのです。
それらをビートルズ時代に限って挙げてみましょう。



♪まず、一番最初にそう思ったのが、兄が持っていたキャピトル盤「Second Album」に入っていた「Thank you girl」。
キライな点
 ・イントロ 「アウ~ アウ~」というコーラス。
 ・そこにかぶさる「ドッドッドッドッドッドッドッドッ」というドラム。
 ・You've been good to me~ の特にbeen good to me というメロディー。
 ・And all I gotta do~  gottaの最後からdoへ5度上がるところ。
 ・And all I gotta do is Thank you girl, Thank you girlの後、唐突に
  Thank you girl for loving me と下りスケールになるところ。
ところで、この曲をPast Masters vol.1 で久しぶりに聞いたとき、何か違和感があったが、
それは「ハーモニカの有無」であった。私の聞いていたThank you girlは中間部の「the way that you do」の後と、エンディングにハーモニカが入るテイク。だからPast Masters テイクは何か物足りない気がしたものです。
この曲は100点満点で言うと、好き度31点。

♪そして同じく「Second Album」から「I’ll get you」
 
 ・最初Oh Yeah, Oh Yeah~のところが、「オー」が「アウ」のように聞こえる、ここがイ
ヤ。
 ・「Yes I Will」というところ。なぜかと言うと、中1であった私には当時そう聞こえなかった。(どう聞こえたかはヒミツ)歌詞カードを見ると、学校で習った言い回しYes I Will となっていて、 「えーっ!?」と思ったから。こんなのキライな理由になりませんね。リスニング力がなかっただけなのに(汗
 ・全体を覆う、今ふうの言葉でいえば「ゆるい」感じ。まあ、当時受けた印象では「もっさりした 曲だなあ」と。
好き度 34点。

♪お次はmy1st.albumだった「OLDIES」を聴いて。「From me to you」。 
 ・やはり最初のコーラス「ラララーララ ルンルンラー」がキライ。
  このメロディーで最後ハーモニカで締めるところもイヤ。
 ・ズンチャチャズンチャッ というどこか垢抜けないリズム。
 ・ハーモニカ全般。うるさい。
(これ、ジョンのボーカルだけ聴くとかなりカッコいいんですがね…というわけで
好き度40点)

♪次は赤盤にも「1」にも入ってるからいわゆる名曲の1つであろう
「Ticket to ride」
 
 ・イントロ
 ・She's got a ticket to rideのメロディー
 ・その他全体を通して漂う「中途半端」感。(マイナーなのかメジャーなのか、
  ロックなのかポップなのか)
 ・歌いにくい
   (She ought to think twice,She ought to do right by me.の部分)
 ・文法が違う
   (my baby don’t care・・・学校で習ったのと違う、おかしい、といういかにも
    中学生理論)
好き度  33点

この、中期の最初というか初期の終わりというべきか、「Ticket to ride」を最後に、しばらく「キライな曲なし」アルバムが続き、とどめはこの2発。
 
♪「White Album」から
・The continuing story of Bungalow Bill

 言わずもがな。Not when he looked so fierce と歌うヨーコのボーカル。
 初めて聞いたとき背筋が凍りつき、鳥肌が立ちました。ほんと。
 好き度 25点 

・Revolution 9
これはフツウに皆さんキライでしょう(笑)
まじめに書くとこれは、聞いた当時(中2)、恐ろしかった。
私って、昔テレビでよく出た「しばらくお待ちください」というのがすごく苦手なんです。
テレビって画面に何かが映って絶えず動いているでしょ。それが突然ピタっ!と止まって「しばらくお待ちください」と書いた静止画になるんですね。この突然性と不規則性が恐くて。今のテレビではまずありませんが、子どもの頃はよく出たんですよ。そのたびにテレビのある部屋から出て行ったり、こたつに隠れたり。兄が「もう終わったよ」というので顔を上げるとまだ続いていたりして。
そういう「恐さ」をなぜかこの曲はよみがえらせました。だから擦り切れるほど聞き込んだホワイトアルバムの4面だけは、あまり聞かなかったのです。おかげで「Savoy Truffle」の良さがこのトシになるまでわかんなかった。
よって好き度1点。

さて、キライキライばっか言ってると皆さんにも嫌われちゃう?といけないので、好きな曲もあげておきましょう。
ビートルズファンにとって「好きな曲」を選ぶことは本当に難しいです。
だから、ここでは「ジョンの曲、なるべくマイナーなもの」に限定しました。
どなたか賛同してくださる曲があるでしょうか。b0036381_2271592.jpg

・There’s A Place
・It Won’t Be Long
・All I’ve Got To Do
・Not A Second Time
・This Boy
・Any Time At All
・When I Get Home
・Yes It Is
・Run For Your Life
・Rain
・Hey Bulldog
・Happiness Is A Warm Gun
・Julia
・Yer Blues

かなり絞ったつもりです。。。やっぱ選ぶのって難しいですね。
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# by gbsatomi | 2006-05-26 02:31 | LOVING JOHN & FAB4

Chaos and poor creation in the backyard

さて、新緑まぶしい風薫る5月・・・のはずなのに関東地方ではGW最後からどうもお天気がぱっとしません。そこでお花の話題など。でも我が家のpoor gardenでの素朴な花たちですけど・・・

久々に庭の手入れをしました。
といっても、南側の庭は何もできず、北側玄関わきの小さな植え込みだけ。ま、バックヤードです。といっても玄関なんだからバックと呼べないんだけど、メインではないので。
ここは日当たりの悪いシェードガーデン・・・といえばカッコよく聞こえるが、ここ2、3年ほったらかしにしておいたせいで、低木から雑草までが混沌とひしめき合う、武蔵野の原野を箱庭にしたようなスペースになってしまった。もともと植わっていたグランドカバー類の隙間に、日陰を好む植物を主に植えていたが、いくつかはダメになり、今生き残っているのは「日陰に耐え」何も手をかけなくても毎年咲いてくれる宿根草たち。ありがたい。

私の一番好きな花、すずらんが咲きました。
b0036381_22342772.jpgう~ん、可憐で清楚。
香りも大好き。
若い頃使ってたフレグランスはこの花をベースにした「Diorissimo」でした。






これはセイヨウイワナンテン。
b0036381_22381115.jpg
グランドカバーだからいつも低く刈りこまなきゃいけないんだけど、花の季節が終わってからにします。
地味ながらなかなか味わいがあるでしょ、この花。







アジュガです。この花、1ヶ月近くもちます。b0036381_22414482.jpg
葉が見えないけど、紫と緑の独特の色合いで1年中、グランドカバーとして不毛の地をイワナンテン、フッキソウとともに彩ってくれます。そんな役割の植物だけど、花、きれいですよね。







これ!面白いでしょ。b0036381_22441011.jpg
花なんです、これでも。ウラシマソウといいます。
長く伸びたヒゲが浦島太郎を連想させるからとか。
もう6、7年前、母を連れて千葉市郊外の竹の子園に行ったとき、竹やぶで異彩を放ってたものを、母が管理人の許可を得て持って帰り、ここに植えたのです。
これが毎年咲くたび、元気だった頃の母を思い出します。


この鮮やかな黄色の花は、カロライナジャスミンです。
b0036381_22461297.jpgジャスミンなので淡く芳香があります。たくさん咲いてくれてうれしいです。
でも!
これは場所が悪かった。





駐車スペースの上がパーゴラになっていて、そこに巻きついているんです。↓b0036381_22473651.jpg
花がぽとぽと車に落ちます。車じゅう花だらけ。
だからこの時期私は、黄色い花吹雪を道に撒き散らしながら運転するのです。
1分ほど走ると、きれいに全部散ってくれます。てか、花びらとはいえ道路を汚しているわけですが^^; まったく、駐車場に植える花じゃないよね。
今日、ベビーカーを押していたおばあちゃまが、道からわざわざ我が家のこのパーゴラに寄ってくるのが窓から見えた。あら、何するのかしら?と思ったら、地面に落ちてる黄色い花を拾って、ベビーカーの中の2歳くらいの女の子の髪につけてあげてた。
可愛いな、女の子。

さて、数年前までははりきりガーデニング主婦だった私も、ここ3年ほどの心身の不調ですっかり土いじりができなくなってしまった。
近所の人に何か言われてるだろうなあ・・・と思ってたら、やはりそうだったらしく、先日そんなウワサが耳に入ってきた。「あそこの奥さん、前はきれいに花をやってたのに、最近どうしたんでしょうね、具合でも悪いのかしら?――って○○さんが言ったわよ。。。」とありがたい?チクリ。小さな新興住宅街では「人の生活ウォッチャー」があちこちにいて、いろんな情報を発しているようだ。その中で暮らすのはちょっと息苦しいこともあるが、そんなこと気にしてたら生きていけないしね。I don’t mind!

ガーデニングで玄関先を飾ることは道行く人の目を楽しませることになるし、そういう家が多いと町全体のイメージアップにもなる。郊外の、緑豊かな場所に住むからには、ガーデニングが必須条件なのかもしれない。
花が好きな私なのに・・・でもできないものはできない。仕方ない。
結果、宿根草だらけになってしまった植え込みを見て、心の中でつぶやく。
「人のためにやってるわけじゃないんだし」
とはいえ、「なんとかしよう、ちょっとだけでも」との想いが頭をよぎる。
よーし!
この夏は、ここにインパチェンスを咲かせてみよう。
b0036381_22493153.jpgインパチェンスは日陰が大好きなので、この場所にぴったり。以前はここに寄せ植えにして置いていたが、それはもう見事な鉢になったものです。
寄せ植えつくる元気はないので、この植え込みの空いてる部分に地植えにしちゃおう。
ほんの、2、3株植えるだけで、きれいに広がってくれることでしょう。
でもいろんな植物の根がchaosになってるからどうかなあ・・・
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# by gbsatomi | 2006-05-13 22:57 | FLOWERS

90年代空白地帯(邦楽編) ああT-BOLAN

(しばらくおさぼりをしていました。毎日クリックしてくださった方、すみませんm(__)m)

今日は、自分語りをしてみたいと思います。よろしくおつきあいのほどを。

さて、タイトルの「空白」であるが、何が空白かというと私の人生で、「音楽的に空白だった」ということなのです。(なんか大げさな言い方だけど)
12歳でビートルズに目覚めてからというものの、ひたすら洋楽を聴き続けてきたが、それは1990年でピタっ!と止まってしまった。
1980年、ジョン死去の年から10年間は、私の人生も学生→社会人→主婦→母へ、とめまぐるしく変遷を遂げた時期だった。
80年ごろからからMTVなるものが台頭し、いわゆる洋楽全盛時代というか、後年「産業ロック」という言葉で括られるような音楽も出始め、「音と映像」が当たり前のように結びつく時代となっていった。私も以前ほど特定のアーティストに肩入れすることなく、時代の流れにのった「ヒットチャートもの」を聴くようになっていった。好き嫌いはあったが、まあ、自分の音楽鑑賞史のなかでは最もポリシーのなかった時代と言えるでしょう。

そんななかでただ1つだけあったポリシー。
それは「邦楽を聴かない」ということだった。
80年代に青春を過ごし音楽好きだった人なら、誰でも持ってたと言ってもおかしくないサザンとユーミン。私は借りたことすらなかった。今でこそ「J-POP」という言葉で語られる邦楽ロック&ポップスは、その頃は「ニューミュージック」だった。やはり、なんというかセンスが洋楽に比べて劣っている、と当時は思い込んでいた。この頃例外的に聴いたのが佐野元春と安全地帯くらいかな。久保田利伸が出てきたときは「日本人でこんな歌い方をする人がいるなんて」と驚いたものだったが。まあつまりは洋楽かぶれ、だったんですね。

ところが1990年、そんな生活は一変した。
2月には「ストーンズが来るんだって、最初で最後かも!」と東京ドームに行き、中年のおじ様たちに混じってスタンディングでこぶしを突き上げていたというのに、どうもその頃お腹に赤ちゃんが宿っていたらしく、11月には母となって育児に追われる生活となったのだ。

これはもう、音楽どころの生活ではなかった。
生後2ヶ月くらいは自分の時間など皆無だったが、夜中の授乳がなくなり生活に一定のパターンができると、夜に新聞を読むくらいの余裕はできた。やがて春になり、ベビーカーに子どもを乗せて「公園デビュー」をした。そこで知り合った人たちがやたらとドラマの話をしていた。
ちょうど「101回目のプロポーズ」を放映していた時期で、主題歌の「SAY YES」(チャゲ&飛鳥)がバカ売れしていた。邦楽史上ではこの頃はエポックメーキングな時期だったのではないだろうか。ドラマとの「タイアップ曲」が売れに売れた時代なのだ。

「SAY YES」は、音楽から遠ざかっていた私にたまにはCDでも聴いてみるか、という気になるきっかけを与えてくれた。日本語の音楽というものは育児に疲れている体には、抵抗なくすーっと入ってきたのだ。そしてドラマとのタイアップは次々とメガヒットを生んでいった。見てなくても、つけっぱなしだったテレビで偶然流れてたとか、CMでも流していたりで、それらの曲は自然と耳に入ってきた。

そんな中で唯一琴線を直撃し、「CD聴いてみたい!」と思ったのが
T-BOLANの「離したくはない」(「ホテルウーマン」主題歌)だった。
b0036381_14364150.jpgT-BOLAN?なんだそれ。どう考えてもT-REXとマーク・ボランが浮かぶでしょう。
じゃあグラムロックの系譜を受け継ぐバンドなのかな、と思いきや、彼らはメディア露出が大変少なかった。CDにもはっきりと顔がわかる写真が少なく、同時期に売れ出したB’zと似たようなサウンドでありながら、なんか突っ張った恐い感じのバンドだった。

ボーカルでフロントマンが森友嵐士という、とても本名には思えない名前の人だった。その声はちょっとねちっこくて特に好きではなかったが、彼らの曲はなぜか私のハートに直球ストライクを投げてきた。早速CDを借りて(買ったのではない^^;)いろいろ聴いてみた。
歌詞が好きだの愛してるだの、そんなのばかりでちょっと凡庸だったが、メロディー、サウンドはブルース色の強いロックで、見事にはまってしまった。B’zが売れ線狙いに走った感があるのに比べ、あくまでもマイナーなイメージがこれまた気に入った。
「離したくはない」とか「マリア」「By for now」なんかが有名かも知れないが、私の一番のお気に入りは「Lovin’ you」というバラードだった。

そして私はといえば1993年に次男を出産し、これまた忙しい日々だったが、長男が幼稚園に入った94年くらいからは車でFMを聴くということが多くなった。当時出てきた「シャ乱Q」や「GLAY」なんかはいいねえ、と思ってまたCDを借りて聴いていた。(そういえば王様が「深紫伝説」を出したのもこの頃【95年】でした)
ふと気づいたら車の中が邦楽のカセットだらけだった。
あら、あの「洋楽かぶれ」の私が・・・と自分でも不思議だった。

そういうわけで、人生で稀な「邦楽鑑賞時代」に、一番心に焼きついたT-BOLAN。
しかし、彼らはいつのまにかフェイドアウトしていた。同時に邦楽シーンも「小室時代」になっていった。とりあえずgloveを聴いてみたがイマイチ、というよりイマ2or3という感じだったし、安室奈美恵の1st.の最初の曲の冒頭「Go,Go!」という掛け声を聞いた瞬間、はっきりわかった。「これはお子ちゃまの音楽だ…」私には先天的にNGだった。

それからまた10年がたち、J-POPも爛熟期に入ったというのか、より洗練されてきたように思う。今では高校生と中学生になった息子たちの影響で私は「中年にしてはJ-POPを知ってるおばさん」なのかも知れない。しかしやはりあのT-BOLANほどインパクトの強いバンドには出会えていない。彼らの演奏している姿を見たことがないが、一度見てみたかった。テレビに出ていたのか、それすらも知らない。CDだけで「ちょい惚れ」した、ちょっとミステリアスなバンド。
b0036381_14411784.jpg
それにしても彼らはいったいどこへ行ってしまったのでしょう?最後のほうに出したシングル「愛のために 愛の中で」は、曲名こそアレだが歌詞はちょっと新境地を開いていたし、サウンドもソウルフルでとてもよかったのに。
で、調べてみたら・・・

1995年、ライブツアー『LIVE HEAVEN '94~'95』中に森友が喉を痛め、最終公演(3月26日・大阪厚生年金会館大ホール)はドクターストップがかかるも強行ライブを敢行。そのためもあってか、シングル「Be Myself/Heart of Gold 1996」を境に新曲を発表することなく活動休止状態となる。1999年12月に解散。

となっていた。そうかぁ、ノド痛めそうな声質だったなぁ・・・
それにしても残念である。今では語られることもないバンドだと思うけど、どなたか好きだった方はいらっしゃるでしょうか?
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# by gbsatomi | 2006-04-25 14:54 | MUSIC

兄弟【Part3 ―夜遊びで遭遇した大火球―】

3月29日午後8時24分ごろ、関東地方から東海地方にかけて「大火球」が見えたらしい。

火球とは(日本流星研究会HPより)
b0036381_130081.jpg流星の中で特に明るいものを『火球(かきゅう)』と呼びます.判断基準は,諸説ばらつきが有るのですが,ここでは-3等級以上としています.夜空の全ての恒星より十分明るく,木星より明るいと認められる光度です.火球の中には,昼間見られるほど明るいものや,隕石落下に至るもの,飛跡に沿って長い時間光跡が残る(流星痕)もの,音を伴うものなど興味深い現象も含まれます.

その日のうちにNHKニュースなどでとりあげられたらしいが、翌日には主だった報道もなく、新聞にも載ってなくてがっかりした。それほど珍しいことではなかったのか?
我が家では運良く次男がそれを目撃した。
彼は―本当に運がいいというのか―たまたま「夜遊び」をしていた。
そこで、私にエライ剣幕で怒られたのだ。

現在春休み中の新中学2年生たちは、部活が終わったら暇をもてあましている。
先日も部活のない日に、わが次男を含む「悪ガキ軍団」はディズニーシーに行ってきた。
次男は、私の大反対を押し切って行ったのだ。(小学校卒業時と、中1の夏休みも友達同士で行っている。あのように1日軽く1万円もかかるところは、中学生が頻繁に遊び場とするのはふさわしくない、というのが私の持論。近いと言っても自転車で行けるような距離でもない。(浦安市→千葉市)おまけに閉園までいるというので、帰りが遅くなる。どうしても行くなら、ママはお昼代1000円しかあげないよ、と言ったら『いいよ』と言ってお年玉でまかなったようだ)
朝、4時半に家を出て、帰ってきたのはなんと翌日の0時20分だった!

そして、大火球が出現した29日も、午後6時前にその悪ガキ仲間が、ピンポーン、とインターフォンを鳴らして誘いに来たのだ。
「ちょっと走ってきていい?」と次男は私に聞いた。
野球部仲間たちと、家の前にあるグラウンドを走るのだ、と私は信じて疑わなかった。小学校の頃からよくしていたことだ。「いいよ」と即返事。
30分もしないうちに「腹減った~!」と言って帰ってくるはずだ。
そして「ごはん、まだ~?」と急かされるのだ。それが日常だった。

ところが、ディズニーシーでヘンな免疫がついたのか、7時になっても8時になっても9時になっても帰ってこなかった。
お金も持たず自転車で飛び出したのだから、お腹がへっているに違いない。
人一倍食いしん坊のくせに。
何か、悪い子たちにからまれたりしてないかしら。
私はイライラしながら、高校入学前の長男にガミガミと愚痴った。
次男を連れ出した仲間は、夜遊びは日常的、という子が多い。
私が、夜運転していると、自転車で家からずいぶん離れた場所をふらふらしているのを目撃するような連中だ。
お母さんたちも、何も言わないらしい。
「もう、まったくあんな子たちとつきあうから、○○(次男の名前)はあんなになっちゃって、ママが心配してるって思わないのかしら!」
「あいつはあいつなりに考えて友達づきあいしてるんだよ」
と長男はわかったように言う。
(あなたも考えてうまくしなさいよ・・・)私は心の中でつぶやく。

次男はようやく9時半に帰ってきた。
「どこにいて何してたの!?こんな時間まで!!」
「T大運動場で走ってた」
「えっ?あんなところで。それにしても、3時間以上も走ってたわけないでしょ!後は何してたの!?」
問いただすと、そのT大運動場の前の道路や、コンビニ駐車場でたむろってたらしい。他の子はお金を持っていて、次男だけ持ってなかったようだ。
私の説教はヒートアップした。
「ママに連絡しようと思わなかったの?」
「だって携帯ないじゃん」
「だったら、途中で『オレは帰るよ』って帰ってこなきゃダメでしょ!」
「何時までに帰ればいいんだよ?」
「そんなの常識で考えたらわかるでしょっ!暗くなる前に帰るのよ、当たり前でしょっ!!」
「いい!?こんなことするんだったら、もうあの子たちと付き合うの、やめなさい!うちは、子供が夜ふらふらほっつき歩くことを認めるような教育方針ではありませんっ!」
「はいはい、わかりましたよ」と人をバカにしたように言う。
まったく、腹が立つ。

ご飯も求めてこなかったが、(出してくれないと思ったのだろう)せっかく作ったし、お腹はぺこぺこのはずなので、鬼の形相から普通の母に戻り、ご飯の用意をする。
「明日も部活でしょ!食べたらさっさとお風呂に入って寝なさいよ!」
b0036381_139523.jpg

「隕石か何かが落ちたんだ!飛行機よりすごく速くて真っ赤に光ってて、とにかく凄かったんだ!」
就寝前に、彼はそのことを初めて話した。ようやく怒りがおさまっていた私は
「へえ~、それはきっと『火球』ってやつよ。ほら、ママが前にしし座流星群みたとき、赤くて特大の流れ星見た、って言ってたでしょ、そういうものだと思うよ」
それにしても、特に空を見ていたわけじゃない次男たちが、揃って「すげえ!」と叫んだというからよほど光ったに違いない。

ちょっと気になって、PCを開け天文や気象に関するサイトをのぞいてみた。
――掲示板がすごい騒ぎになっていた。
UFOだとか、人工衛星の再突入とか、飛行機の墜落とか、テポドンとか言う人も・・・とにかく明るく大きく、度肝を抜くものだったらしい。
もうちょっと専門的なサイトを探した。
「こんな全天を縦断する大火球を肉眼で見たのははじめて」
「夢か、と思うほど衝撃的な出来事」
「30年間の天体観測歴で最も驚くこと」
などなど、やはりただものじゃない大火球だったみたいだ。

なんと、動画もUPされてた。

こういうのも。
あーあ、私も見たかったなあ。
天文ファンというのはおこがましいが、天体観測はかなり好きなのです。

しかし、さんざん怒られるようなことをしたときに、こういうものを目撃できる次男って、いったい何なの?
我が子ながらなんだかうらやましくなった。
彼は幼いときから、おとなしくまったく手のかからなかった長男とは正反対の性格だった。
その長男でさえ、思春期に入ると私にさんざん手をかけさせるようになってしまった。
次男もまた、長男とは正反対のことをしでかして、私を困らせてくれるにちがいない。
もういまから覚悟している。

でも、あの大火球を見れたら、遥かな宇宙に想いを馳せ、日常のささいなことなんて吹き飛んでたかもしれない。子育ての悩みなんてちっちゃいちっちゃい、そんなこと。
b0036381_1371287.jpg

私たちは宇宙の塵、砂粒にも満たないような存在なんだから、ちょっとしたことでイライラしない、くよくよしない、悩まない。なんて思えたかも。
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# by gbsatomi | 2006-03-31 01:46 | DIARY

アクロス・ざ?・ユニバース

ジョン、あなたはどうして「♪アクロス・・ユニバー~~ス」と歌うの?b0036381_1202857.jpg

さて、今回は英語のお勉強におつきあいくださいませ。
かねてから疑問に思ってました。ジョンが「♪アクロス・・・・」と歌うことについて。
だって、英語の定冠詞The(ここでは、「ザ」と表記します。本当は日本語表記できない音ですよね、thの発音)は、次に来る単語が母音で始まる場合には「ザ」じゃなく「ジ」(同じく便宜上「ジ」と表記します)になる・・・・・と習ったじゃないですか。
ならばならば、アクロス・THE・UNIVERSE・・・「ザ」の次は、母音Uで始まるのだから、「ジ」じゃないの…?

でもでも、手元にあるビートルズ関係の本で、この曲を表記しているものはすべて「ザ」になっている。それに、私ははっきり覚えている。かれこれン十年前、中2のときに買ったLP「LET IT BE」のしょぼい歌詞カードに、はっきりと「アクロス・・ユニバース」と書いてあったことを。
「ジ」と書いてある本もたまにあったと聞くが、う~んそうかも知れないがとにかく今、私の手元にある資料にはすべて「ザ」となっているのだ。
それに!
なんといってもジョンがはっきりと「ザ」と発音しているではないか。
どうしてどうして?

仮説をたててみた。
①リバプール訛り。リバプールでは母音の前でも「ザ」と発音する。
②Universeという、唯一無二、絶対的な存在の名詞には母音云々の法則は適用されない。
③余裕があるとき(ゆっくりした曲)は「ザ」、ないときは「ジ」と発音する。
④ジョンの思いつき、気分次第で「ザ」と発音している。

う~ん、どれも弱いな。。。。。

ここでジョンの他の曲を思い浮かべる。
Theの後にUから始まる名詞を歌っているものはないかな?
あったあった、ありました!
「♪My mother was of the sky
My father was of the earth
But I am of the universe・・・・・」 ご存知、「Yer Blues」の一節です。

これは、何たる偶然というかちょうど教材のような歌詞ではないか。
最初のtheは「ザ」。(skyの前)
次のtheは「ジ」。(earthの前) ジョンははっきりと使い分けている。
そして問題の部分、・・・「バッ アイアム オブ ? ユニヴァース・・・・」
うーん、「ザ」と聞こえるが、苦し紛れに聞くと若干「ジ」の要素も入っているような。

息子に聞かせたら 「『ザ』じゃないの?」 と言う。
そこで「the に続く母音始まり名詞の音」の法則を言うと、「でもさ、ユニバースの前は、ジよりザのほうが言い易いんじゃないの?」だって。

「アイアム オブ  ユニヴァース」
「アイアム オブ  ユニヴァース」
どっちが言い易いかな。「ザ ユニヴァース、ジ ユニヴァース、ユニヴァース、ユニヴァース・・・ユ。ユ?ユ!?」

そこではたと気づいた。
Universeは、たしかに母音Uで始まるが、発音は「ユニヴァース」であり「ウニヴァース」でも「アニヴァース」でもない。Universeの「ユ」は、発音記号で書くと「j」の次に「u(←この上に線がついている)」という記号。例えばumbrella、umpire、up、under などのuは「ア」の発音だが、同じuでもUniverse、uniform、utopia、unicornなどは「ユ」なのだ。
ここにヒントがあるのではないだろうか?
そこで仮説⑤「ユ」と発音するuで始まる単語のみ、「ザ」になる。・・・ホントかな?

じゃあ、uniform、utopia、unicornの前にtheをつけて発音している曲を探せばいんだわ、と考えたものの、とてもそこまでやる気力能力もない。
どうでもいいじゃないの、そんなこと、って思われるかもしれません。
いえね、私がこんなにこだわるのはワケがあるんですよ。

昨年夏までバイトをしていた学習塾で、子どもたちの英語のリーディングを担当していました。発音指導は一切せずネイティブの録音したCDのみに頼るのだが、間違った読み方をしたときにチェックし、教えるという仕事である。
たいていの子どもたちがよく間違えていた。「theの後に来る名詞が母音で始まるときは、発音が変化し、ザ→ジになる」ということを。
教材CDでも明らかに「ジ」と発音しているのでそう指導してきたのだ。口をすっぱくして言ってきた。だから、この「アクロス・ザ・ユニバース」はどうも合点がいかないのだ。
ジョンの発音がOKならば、私はウソを教えてきたことになるじゃない(・・;)
だから、真実を知りたいのです。(んな大げさな・・・)
皆さん、どうかこの不勉強な私に教えてください。。。お願いします。

さて、Across the Universeは現在公式に出ている4つのバージョンがあるが、皆さんはどれがお好き?
刷り込みとは恐ろしいもので、私はやはり初めて聞いた「LET IT BE」(nakedじゃないもの)or青盤のものが正式バージョンだと考えてしまうのである。あの、ジョンの声がヌボーっとして全体にもやがかかっている感じの、フィル・スペクターサウンドが。b0036381_1221691.jpgだからあれを基準に好き嫌いを考えてみると、
Past Mastersに入ってるバードバージョンは、音が高すぎ、テンポが速すぎであまり好きじゃない。(中学のとき、エアチェックをまめにしていてこれを聞いたときにはびっくりしたけど)
音のクリア度でいったらなんといっても「naked」バージョンだろう。
しかし、この「naked」の楽曲はすべてnakedとか言いながらちっとも素っ裸じゃない。作って作って作りこんだ、つまり現代の技術の結晶でnakedに見せかけているのだから、いくら音が良くてもなんだか人工的な感じであまり好きじゃないのだ。となると、やはりアンソロジーバージョンである。
これはまあまあ音もよく、ボーカルも演奏もラフで、余分なものがくっついてなくて、これこそリアルAcross the Universe naked じゃないかと。(まあ、アンソロジーは全部そういうものだけど)
あきらかにジョンのボーカルが他のテイクと違って、このラフ感がなんだか好きなのです。
テンポもね。このくらいが一番好き。

そうそう、あの呪文のような Jai guru deva, om という歌詞ですが。
あの意味をワインセラピストさんのブログで初めて知りました。
Jai=ブラフマン
guru=伝道師
deva=天使(妖精)
om=宇宙の波動    
なんでも、インドの宗教用語なんですって。
(セラピーさん、引用させてもらいました。ありがとう!)
これね、大昔のLP「LET IT BE」歌詞カードにはなんと
「I can rule day ○○←(失念)」と書いてあったんですよ。とんでもないよね。
おかげで、14歳の私はずーっとそういう歌詞だと思い込んでいました。25歳くらいまで。
ひどーい!

どうか皆さんのご意見、お聞かせください。ザ→ジについて。
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# by gbsatomi | 2006-03-21 01:29 | LOVING JOHN & FAB4

春を呼ぶ花

スノードロップがついに咲きました!(実はちょっと前なんだけど・・・)
花言葉は「希望」。
b0036381_122265.jpgこの小さく、控えめで目立たない花は厳寒期に芽を出し、他の草花に先駆けてひっそりと咲くのです。下向きの、自己主張しない花。球根ですが、日陰でもOK。でも気に入らない場所だと消えてなくなるという、気難しさも持っている。
一度場所を気に入れば、毎年ひっそりと咲いてくれます。
毎年寒い寒い時期に、この芽出ているのを発見すると「もう少しの我慢で春がやってくる」といつも嬉しくなります。今年は千葉にも大雪が積もって「もうダメかな」と思いましたが、たくましく生きていたのです、この小さく愛らしい花は。

私の好きな花は、すずらん→
b0036381_26355.jpgスノードロップ、
スノーフレイク(鈴蘭水仙)↓b0036381_1314115.jpg









タマスダレ↓b0036381_133036.jpg等、

どうも「素朴で白い花」のようです。
派手な色もなく、流行のガーデニングに合うわけでもない、昔から路地裏などに咲いているような、切り花にはとてもできない草花。(すずらんは切って飾れるけど)なぜかそういうものに惹かれます。




どうしてかな?と考えたら、どうも「ないものねだり」・・・そう、自分のイメージとはかけ離れているものに惹かれているのかしら、って気がしてきた。
一度だけ、ずいぶん年上の女性に「あなたはヒマワリみたいね」といわれたことがある。それは、たぶんほめ言葉であったはずだ。ヒマワリのイメージ・・・明るく、太陽に向かってさんさんと元気に咲く花。って感じでしょ。決してネガティブなイメージではない・・・と思う。
でもヒマワリってよく見ると、花としては、きれいとかカワイイっていえないのではないでしょうか。b0036381_1412986.jpgだいたい、大きいものは2メートルくらいの巨大な草丈になって、ドーン、とバカでかく立っているでしょ。繊細さのかけらもない。それが枯れたときはまた醜いったらありゃしない。




それに、アップでみてください、茶色の種の部分。b0036381_1422811.jpg





グロテスク・・・じゃない?





う~ん、私はヒマワリかぁ・・・だから、白くて小さくて可愛らしい花にあこがれるのかな。
最近ミニひまわりとか、いろんな品種が出てるけどね。
でも、私の中でイメージするヒマワリは小学校2年生の理科の授業で種を植えた、あの大きいヒマワリです。1年で植えた朝顔といわれたほうがまだよかったわ。
ちなみに、男性からは生まれてこのかた、一度たりとも花に例えられたことはない(T_T)

先日、道端にホトケノザb0036381_2142530.jpgが、花こそ咲いてないけどいっぱい出ているのを見て
「そうだ、雑草の季節だ」と嬉しくなった。
とにかく、春はもうすぐそこまで来ている。
どんな春になるかはわからないけど、春は春なのだ。(??)
お気に入りの草花を見に行くため、閉じこもってないで少し外に出てみようかな。
元気を出して、歩いてみようかな。
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# by gbsatomi | 2006-03-06 01:50 | FLOWERS

媚びない美しさ、頂点を極める―荒川静香にみる女性美の基準―

さて、今日はにわかフィギュアスケート評論家と化し、トリノオリンピックチャンピオン、荒川静香さんを中心に今大会の女子フィギュアを振り返りましょう。
ただし、すべてのマスコミが型どおりに持ち上げているような取り上げ方ではなく、satomi流自分のことは棚に上げまくり文章で、恐れ多くも世界のトップアスリート達の、おもにビジュアル面を評論させていただきますことを、はじめにおことわりしておきます(汗b0036381_103434.jpg

荒川さんは前評判では金メダル候補ではありませんでした。日本3選手の中では、ミキティこと安藤美姫さんがやたらと騒がれていて、荒川さんのメディア露出度はあまり高くなかったような気がします。

ところがというか、やはりというか、「金」をとったあとはもう「荒川」一色。
インタビューや過去の映像を見ていくうち、私は彼女が好きになりました。
彼女は、日本ではきっと同性に好かれるタイプだと思います。
男性諸氏は、「キレイだけど、好みじゃないなあ」って人が結構いるのでは?
彼女が美人かそうじゃないか、は意見の分かれるところでしょう。
表彰台に立った姿は、フジテレビの安藤裕子キャスターが絶賛していたように本当に美しいと私も思ったけど、日本独特の、女性に対するほめ言葉―「かわいい」という観点からすると、彼女のビジュアルはその基準からちょいとはみだしてるから。

だって、たいていの日本人女性は一重まぶたで釣り目を嫌い、一重の人はアイプチなど使って二重を作り、マスカラべったり塗って目を少しでも大きく見せるメイクをします。そして、エラのはった顔型も嫌われ、芸能人アイドルなどに多いレモン形というのかたまご形というのか、エラがなく、アゴがつんと、とがったような顔型にあこがれます。
なぜそうかというと、おそらく日本人男性が、そういう好みの人が多いからだと思うのです。東洋人的な顔ではなく、目が大きく顔の小さい、西洋人顔をよし、とする風潮があるのでしょう。
おまけに日本人男性は、小柄な女性を「ちっちゃくてカワイイ」と好む傾向があるのではないでしょうか。アイドルと言われる人、小柄な人が多いですよね。(最近はモデル出身の長身タレントも多くなりましたが)

荒川さんは、こういう日本人男性の一般的な好みの女性像に、アンチテーゼを示す女性といえるでしょう。b0036381_1143762.jpg
釣り目にエラはり顔。長身・・・そういう自分の個性を殺すことなく、むしろ生かして、堂々と振舞っているように見えます。釣り目は、えてして「冷たそう」とか「イジワルぽい」と思われがち。でも彼女の場合、顔のパーツの並びが美しいのでその個性が生きています。鋭角的でテレビ映りの良いタイプの顔だと思います。そして、手足が長くほっそりとしながらも、決して華奢ではない引き締まった体つきが、演技を一層ダイナミックでゴージャスに見せています。b0036381_1283431.jpg(村主章枝さんは、エレガントですが華奢でスケーターの体格としては貧弱すぎ、あの大きなスケートリンクではちょっと映えない残念な体型だと思います。その悲壮感がいい、というファンも多いでしょうけど)
とにかく荒川さんのスタイルの良さという面は、かつての日本人選手では考えられなかったことでしょう。
(それでも、私は伊藤みどりさんを高く評価してるけど)


そして、彼女はとにかく媚びない。
インタビューの受け答えにも、作り笑顔をするわけでもない。
あまり感情を激しく出さず、金メダル決定の瞬間も、泣き崩れることもなくニコニコと笑顔でした。このへんもかつての日本人選手にはないタイプです。
愛想がいいわけじゃないけど、気持ちを包み隠さず本音で答える誠実な人だ、という感じがしました。

正直、これまで好きでも嫌いでもなかった荒川さんですが、なんだかファンになりました。
実は私は今回、スルツカヤさんが金をとればいいなあ、と思ってたのです。非国民と言われちゃうかもしれないけど。彼女が27歳になっても、ただ1つだけとり忘れているオリンピックの金メダルをとるために続けていること、おまけに膠原病を抱えてがんばっていること、そしてなんといっても女性美あふれるやわらかいしなやかな演技が大好きだからです。だから荒川さんの演技を見たときは日本人としては嬉しかったけど、「スルツカヤ、やばいぞ」なんて思いました。
オリンピックでは、えてして大本命と言われる人たちが金をとれないのですねぇ。

さてさて、これで女子に限っては「フィギュア大国日本」がますます印象づけられたことでしょう。なんたって、今回出なかった浅田真央ちゃんが控えてるんだもん。
私は、真央ちゃん大好きです。
b0036381_18323.jpgたしかにまだ子どもの滑りなんだけど、彼女は15歳にしてオーラを持っている。
それは、観客をなんだかフワ~っと幸せな気分にさせてくれるような、他のスケーターでは出せないもの。加えて抜群のジャンプ力と柔軟性。まだ背は高くないけど、手足は長く、これに身長が伸びれば申し分ないビジュアル。(顔は荒川さんとは正反対のタイプかな)
4年後に、今のジャンプ力が保持できているか、と心配されています。
やはり女性らしい体型になるにつれ、体が重くなって跳びにくくなるそうです。

安藤美姫さんは、今回もろにそういう面が出てしまいました。b0036381_173575.jpg
彼女が試合で4回転に成功したのは14歳のときと言うから、4年たち、体型もふっくらと女性らしくなった現在では、並大抵の努力では跳躍力を保てないのでしょう。
彼女の場合、マスコミが騒ぎすぎたと思います。そして周りの大人たちが、彼女をしっかりケアすることができなかったのでは。彼女は愛嬌もあり、華もあるので、やたらアイドル的にとりあげられてしまった。インタビューの答え方なども、少し有頂天になっている様子が伺えました。まだ高校生だから仕方ないのかもしれないけど、それだけに周りの大人がしっかり教育しなければいけないと思います。彼女には良いブレーンをつけてあげて、もともと持っている良いものを伸ばしてほしいと思います。
ある意味、安藤さんがスケープゴートとなって、荒川さんは余計なプレッシャーを感じず、マイペースで調整できたのかもしれません。

とにかく、荒川さんの金はあっぱれでした。
彼女が日本男性の審美眼を少し変えてくれないかな、と、若い頃長身(といっても164cmだけど)に悩んだ経験を持つ私は思います。
はあ?何この結び方。
(せっかく今日は格調高く?評論家気取りでいたのに・・・)

いや、学生時代の仲間で「俺、デカイ女嫌いなんだよ~」と、私の前でのたまう輩がいて、別に彼のことを好きでもなんでもないからいいんだけど、でもやっぱり失礼じゃない?なんてムカついていたところ、彼の彼女が私の横にきて、鏡の前で「わあ、satomiと私ってこんなに身長差あるのね。satomiって大っきいねえ~!!」としたり顔で言われたことがあるのですよ。彼女の身長152cmくらい。
「背が高いほうが、何を着ても似合うのよ!」と言い返せなかった私。
そのほか、私が好意を寄せる男性は私より背が低いとか同じくらい、という経験があったもので。

だから、何を言いたいかというと長身・クールビューティーの荒川さんタイプを良し、とする風潮が生まれればよいなあ、ということです。
以上、164cmで体重は若い頃の倍増とのウワサあり、顔のパーツはすべて○で出来てる、荒川さんとは似ても似つかぬ私の遠吠えでした。 ―完―  (^^)
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# by gbsatomi | 2006-02-25 01:29 | DIARY

嵐が丘 ―Wuthering Heights― ケイト・ブッシュの世界

「♪Out On the wiley, windy moors We'd roll and fall in green・・・」
b0036381_036340.jpgケイト・ブッシュのデビュー作にして最大のヒット作品。1978年のことだから今の若い人は知らない人が多いかも。さんまの「恋のから騒ぎ」のオープニングテーマ、といえば「ああ、あれね」とわかる人もいるかな。

これがイギリスで大ヒットしたとき、私は高校1年生。
「エミリ・ブロンテの『嵐が丘』にインスピレーションを得て弱冠14歳でこの曲を作ったイギリスの天才少女。デイブ・ギルモアに見出されて衝撃のデビュー」
という宣伝文句はそれだけで私の心をそそった。だって「嵐が丘」には特別な思いがあったから。

亡き母がいつも言っていた。
「ママはね、若いとき『嵐が丘』を見て、ローレンス・オリビエがあまりに素敵で『ポーっ』となっちゃって、帰りの切符を買い間違えてね・・・」
b0036381_03701.jpgいつも嬉しそうに、短かった青春時代のエピソードを語る母に影響され、「嵐が丘」に興味を持ち、本を読んだ。もちろんその頃は「世界名作全集」みたいな子供向けに書かれた本であったが。
中学のときリバイバル上映されていた、その映画―ローレンス・オリビエ、マール・オベロン主演の「嵐が丘」も母と一緒に見にいった。モノクロだったが母の解説もあいまって、それは私に強烈なインパクトを与えた。
「ママはね、この広大な原野のような、こういう雰囲気を舞台としたお話が大好きなのよ」 
ふーん。不毛の荒野、寒々しいモノクロ画面、おどろおどろしい復讐劇・・・(この時点では、まだ原作を読んでいなかったので映画のセンチメンタリズムに流されてもいたが)
とにかく、母の影響大でこの物語に特別な思い入れを持つようになった。

その物語に想を得たという曲をひっさげてデビューしたケイト・ブッシュ。
一度聞いただけですぐにデビューアルバム「The Kick Inside(邦題:天使と小悪魔)」を買いに走った。当時お金がなかったので、輸入盤(アメリカ盤)を買った。b0036381_0375698.jpg



日本盤のジャケットもそうだが、ノーブルでありながらセクシーな彼女のビジュアルも魅力的だった。b0036381_0385637.jpg



(今の日本盤ジャケットはこれ↓に変更)
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そして件の曲「Wuthering Heights」。
♪Heathcliff, it's me, Cathy, come home
I'm so cold, let me in in-a-your-window
(ヒースクリフ、私よ、キャシーよ、帰ってきたのよ。
とても寒いわ、中に入れてちょうだい)

もうこの一節でKOです。「キャシーの亡霊」という妄想にとりつかれ、狂ってしまうヒースクリフ。
膨大な物語のエッセンスをぎゅっと凝縮したような歌。魅せられてしまった。

ちょうどその頃、ケイト・ブッシュは「東京音楽祭」(こんなもの、あったんですねえ)
に出場するため来日した。そこで彼女が歌ったのが「The Kick Inside」の1曲目「Moving(邦題:嘆きの天使)」。初めて見る生ケイトである。いや、生ではないが、PVなるものがそんな簡単に見れない時代(MTVなんて当然ないもんね)に当時一番気になっているアーティストの映像を見れるなんて。ワクワクしながら夜7時のオンエアを待ったことを思い出す。
彼女は一番最初に出て、歌った。いや演じたと言うべきか。
ヒラヒラと神秘的な、妖精のようなドレスを着て、パントマイムをしながら歌うのだ。
b0036381_0512654.jpgこんな人初めて見た。この曲の最後の歌詞は
「You crash the lily in my soul,soul,
soul~」というのだが、その「soul」のところが、か細い声だけど心の奥から、そう、もろに魂を搾り出すような歌い方で、その振り付けもはっきり覚えている。胸をえぐるというのか、手を胸の前にかざしては首の方に向けて掌を返す。そのときのカメラ目線。
「わあ~っ!パントマイムってすごい!そしてこの人はこんなパフォーマンスができる人なんだ」
すっかり魅了されてしまった私は、それ以来この素敵なお姉さま(私より4歳上)のとりことなった。

買ったLPはアメリカ盤なので、当然日本語訳はなく、ビートルズの「Sgt.」
みたいにジャケットの裏側に載っていた歌詞で、彼女の世界を味わうしかなかった。
でも変に訳を見るより、かえって「ケイト・ブッシュの世界」を自分なりに構築できたような気がする。ビートルズを好きになって以来、ビートルズが何を歌っているのか理解できるような英語力を身につけようと、とりあえず英語だけは一生懸命勉強していたし。(他の科目はさっぱりだったが)
例えば「Feel it」という曲がある。フィール イット、何をフィールするのだろう?と思ってよく読むと「After the party  You took me back to your parlour. 」 「A little nervous laughter」 「Locking the door.」「My stockings fall onto the floor」「See what you’re doing to me」とある。なんだか高1の小娘(いまどきのコと違い、ウブでした)でもムムム、と考えてしまうものがあった。そう、官能的でありながら上品さを備えた、それはケイト・ブッシュ独特の世界なのだった。

適当にヒットを放ちながらも、あまり商業主義にのまれることなく、独自の世界を昇華していった彼女だが、ここのところさっぱり音楽活動から身を引いていた。と思いきや、昨年11月に12年ぶりの新譜が出たのだ。b0036381_0525288.jpg
「エアリアル」。2枚組の大作で、30分超の曲もあるという。
私はこれを聞くのを封印している。これだけに没頭できる環境になってからじっくり聞きたいので、春以降(おそらくそういう環境になっているとの希望的観測)に購入して、久しぶりのケイトの世界を味わうつもり。
万人向けじゃないけど、好きな人はめちゃ好きだと思います、ケイト・ブッシュ。

さらに・・・
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# by gbsatomi | 2006-01-30 00:58 | MUSIC

銀世界

♪「こなあ~ゆきい~」と流行りの歌を歌いながら、札幌に行ってきました。
白銀の世界、きれいですねえ。
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うそ~ん!
ごめんなさい、オオカミおばさんになっちゃった。これは自宅前の公園です。
ほらね。
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しかしよく降るなあ。こんなに積もったのは何年ぶりかしら。
と、思わずはしゃいでしまってカメラ持って外へ。
いつもの景色が雪化粧。わあ、きれい~。
雪が積もるとなんだか静かだし。いいなあ、この雰囲気。
でも、能天気なこと言ってる場合じゃないんだわ。豪雪地帯の人々には生活の機能が停止するくらい大変なことなんだ。
だって、起きたら2階の窓まで雪が積もっていたりするんでしょ。うーん、考えられない。
自然とは美しく、また恐ろしいものなのです。

今日は車を使う用事があるんだ・・・家の前の道路にもずいぶん積もってしまった。
や、やばい。足(車)を奪われてしまうと何もできない。実は我が家は「陸の孤島」なのだ。チェーンなんてつけられないし。もうそろそろやんでくれないかしら・・・・・
「♪舞い落ちてきた雪の華が 窓のそとずっと 降り止むことを知らずに 僕らの街を染める」(中島美嘉:雪の華)とまたまた口ずさむ。
「ほんと、降り止むことを知らないわ・・・」

それでもどうにかしなくちゃ、と思いあわてて雪かきに行く。水っぽい雪だし、ひどい積もり方でもなかったから車のまわりはすぐ除雪できたが、改めて「2mも3mも降る地方の人は大変だなぁ」と思う。

庭にまわってみると、コニファーが雪化粧。なんだか重そう。b0036381_2240453.jpg




そこでふと気づいた。「スノードロップ」はどうなったかしら!?



玄関わきのシェードガーデンに数年前から咲く、ひっそりと愛らしい花。b0036381_22411189.jpg
厳寒期に芽を出し、小さな花を咲かせる。昨日たまたまこの花を思い出し、そろそろ芽の出る頃だわ、でももう手入れもしてない花壇だからダメかな、と半分あきらめて探した。
スノードロップは気ままな花で、気に入らない土では球根が自然消滅するのだ。
数年前、2株咲かせるのに成功して以来、寂しい冬の花壇に春の息吹を教えてくれる、可愛らしい花。でも去年1株消えちゃった。もう1株・・・ダメかな、と伸び放題のグラウンドカバーの間を探したら、あった、あった、今年もちゃーんと出ていた!嬉しいなあ、やった~!・・・と思ったのがまさに昨日(1月20日)。
一夜にしてこんな雪が積もるなんて。でもとりあえず朝の時点では、雪は花壇に吹き込んでなかった。
スノードロップちゃん、がんばって。
あなたが咲いてくれると、なんだか春がすぐそこまで来ているような気がして嬉しいから。
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# by gbsatomi | 2006-01-21 22:44 | DIARY

インターネットショッピング

届いた、届いた~!
先日購入した「カブトムシ外伝」by王様。
b0036381_18322030.jpgいやぁ、これは買って良かったです!王様が嫌いじゃなくて、ビートルズを愛する人なら、買って損はないです。王様がいかにビートルズを愛しているかがよくわかりますよ!
コピー度がまたすごい。ギターソロやコーラスなどは当然、ドラムにいたっては、かつてビートルズなりきりバンドで、初期リンゴのドラムを細部まで研究していたわがバンドのドラマー氏が、「なんでもっと早くこういうのが出なかったんだ、コピーの参考になったのに・・・」と絶賛するほどのできばえらしい。
全国ン千万?いるビートルズファンの、妥協を許さぬ耳に真っ向からたたきつけた、王様渾身の作品なのだろう。
「きちんとコピーして、お笑い」だからもう憎めない。最後の方なんか笑い泣きです。特に「Hey 柔道一直線」という歌。
途中までは別にどうってことないパロディソングなのですが・・・ああ、最後のコーラス部分。ああ、あのポールのシャウトが。なんてこった、ああ~っ!!(大笑い)
そして、その後・・・ニヤっとしちゃう「おまけ」が。
バーン、ってピアノの音の後の沈黙、そして・・・おっと、こんなところでネタばらすのはやめましょ。

ま、今日は王様のアルバムについて語るんじゃないんだわ。インターネットショッピングについて、です。
これはアマゾンで買いましたが、実に便利ですね。
一度買って登録されちゃうと、クリック一つですべての手続きが終わるんだもん。
後はうちに届くのを待つだけ。私はアマゾンに関しては今までトラブルもなく、実に快適に利用している。一つ難を言うなら、商品が玄関ドアのわきに無造作に置いてあったこと。いつ置かれたのかわからないけど、ポストに入らないならとりあえずピンポン鳴らしてくれたらよかったのに。「メール便」ではそこまでやってくれないのかな。
まあ、とりあえず問題なしなのでよしとしましょう。

ところが、便利なネット通販にも、やはりいろいろある。昨年暮れのことだが、私はあるショッピングサイトで香水を注文しました。
それは私がかねてから探していたレアもので、2004年限定発売だったため、もうどこにも売ってないもの。店頭にあるわけなく、なんとかインターネットで探せないものかと、あまたある香水サイトを何千回クリックしたことか。
そして、ついに奇跡的に見つけたのです。「CK-ONE SUMMER」(2004年版)↓b0036381_18353425.jpg

喜びいさんで手続きし、ほどなく商品が到着。
「やった~!」とワクワクして開けたら・・・残念!違うじゃな~い。
それは今市中に出回っている2005年版だったのだ。(ボトルの色、形、香りすべて違う)
b0036381_18364340.jpgな~んだ(-_-) がっかり。
電話して聞いたら「あ、すみません、2004年のはもうありません。着払いで返品してください」
じゃあ、表示しないで、っていうの!
その翌日メールがきた。
「返金しますのでお客様の銀行名、支店名、口座番号、名義を教えてください」となっている。
返金?だって私はカード払いで申し込んだのだから、現金は払っていない。なのに返金っておかしくない?
それでも、何かわからないけど必要なものだから聞いてきたのだと思い、素直に「返信」をクリックして先方の要求どおり、銀行名から入力していった。
でも・・・ちょっと待って。これってすごく重要な個人情報ではないの?
ネットで見つけた知らない業者に簡単に教えていいものなの?と疑念がわき、その日は送信しなかった。
そして元銀行員で、こういうことに詳しい友達に聞いてみた。
「だめよ、口座番号なんかメールで教えちゃ絶対だめ!だいたい、現金のやりとりがあったわけじゃないでしょ、なのに返金ってありえないじゃない。電話して言ってごらんよ」
そこでその旨を電話で伝えた。
「あ、そうでしたか、すみません。じゃあこちらでやっておきますので」

なんだか、頼りない業者だわ・・・と思った。
その後、またメールがきて「カード取り消しをおこないました。経理に確認しましたところ カードの請求が先にありまして次の月にカード会社より返金となります」と書いてある。
なんだなんだこれは?私の利用しているカードは、毎月15日〆の翌月10日払い。
注文日からすると、銀行引き落とし日は2月10日のはず。なのに、もうカード会社から請求があった?そんなのあり?一度引き落とされた後、また入金されるってこと?
だいたい、私が返品を申し出た時点で、カード会社に請求しないでおけばこんなややこしいことにならないはずなのに。。。。。

また電話で友達に泣きついた。
「ん・・・もう、しょうがないわね、私が電話してあげる」
金融知識に疎い私ではらちがあかないと判断した彼女は、その後私になり替わって業者に電話してくれた。結果、私はもちろん口座番号を通知する必要もなく、何もしなくていいことになった。その業者は「楽天」登録業者なのだが、業者とカード会社の間に、もう一つ会社が入っていて、そこからの請求があったとかなんとかで、彼女はずいぶんやりあってくれたらしい。とても私1人では太刀打ちできない内容で、私なら相手の言うままになっていただろう。本来なら不必要な、自分の銀行口座を教える羽目になっていたに違いない。「とにかく今後、メールで口座番号を教えろなんていわれても、絶対応じちゃだめよ」
と彼女は言った。持つべきものは良い友達!と私は感謝したが、今回はたまたま仲良しの彼女が詳しい人でよかったけど、以後気をつけなくては、と思った。
彼女いわく「悪徳業者という感じではなかった」。でも私のときとずいぶん対応が違ったようで、むこうも足元を見ているのである。私のように何もわからなそうな人間には都合のいいことをいい、彼女にようにちょっとわかる人が出てくると、矛盾点をつかれたりして下手に出る。う~ん、ちょっといい勉強になった。

その業者では二度と買うまい、と決めた私だが、やはり今後もネットショッピングをやめることはないだろう。なんといっても便利だもん。
もう10年早くパソコンを使ってこういうことができていたら、子育てに追われて買い物もままならなかった時期にずいぶん重宝したことと思う。
化粧品などの場合、価格がずいぶん安いのもうれしい。
とはいえ送料も結構かかるし、支払い方法もさまざまなので、よく比較することが大事だ。

またまた最近、懲りずに石鹸を買った。
今度も初めての業者だが、注文した翌々日に届いた。価格は大幅割引ではなかったが、送料も特別高くはないし、支払いは着払いにしたので問題なし。なかなか入手しにくい石鹸なので助かった。
なんとこの石鹸、もう10年越しで使っている。といっても浮気性の私、途中いろいろなものに浮気を繰り返し、なかなかこれに戻らないこともあった。ここ2年ほどもさっぱりご無沙汰していたのだが、なんと、にきびを治したい息子たちのリクエストに応え、「原点」に戻ろうと決めたのだ。
アルソア「クイーンシルバー」。b0036381_18384596.jpg4095円は洗顔石鹸としては高いと思う。でも5ヶ月くらいもつし、なんといってもにきびは消え、肌は白く、吸い付くようななめらかさになる。
石鹸一つの力を思い知らされる、実力派です。使って損はありません。損はない・・・そう、王様のアルバムと一緒・・・?
うんうんそうだ!両方とも華やかさやおしゃれ度には欠けるけど、いぶし銀の持ち味があるわ。あはっ!「王様」と「クイーン」だしね、おまけに「いぶし銀」の「シルバー」、以外な共通点発見!
とまたまた1人でウケちゃってます。失礼しました~。。。
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# by gbsatomi | 2006-01-15 18:47 | DIARY


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