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(架空)Yoko v.s Satomi (フィクション)

Satomi(以下S): 今日はジョンのお誕生日というのにお招きいただいてありがとう。
     あなたに言いたいことがたくさんあったのよ。
Yoko(以下Y) : 上等じゃない?何でも聞いてあげるわ。
 
S : では、初めに。
   あなたはなぜ「ジョン=イマジン」と結びつけようとするの?
   どうしてあなたの出たFフィルムのコマーシャルの曲は、イマジンなの?
   JLMのトリビュートライブ参加者に、なぜ課題曲としてイマジンを指定するの?
   トリノオリンピックに出てきてイマジンの一節を朗読したり。ピーター・ガブリエルに歌  
  わせたり。
   どうして、なんでも「イマジン、イマジン」なの?
   ジョン=イマジンという固定観念がついちゃって、私はいやなの。
   
Y: ちょっと要点をまとめて言ってよね。
   つまり、どうしてあたしが何でもイマジンを使いたがるか、って聞きたいんでしょ。
   簡単よ。イマジンはあたしの究極の理想の世界。あれほど無駄なく、平和の追求をし
   た作品は古今東西どこにもないわ。イマジンこそ、世界中の人々が永遠に求め続け  るものなのよ。

S: それってあなたの考えでしょ。
   アーティスト、ジョン・レノンの考えではないんじゃないの?

Y: あたしとジョンは一心同体なのよ。

S: あなたの活動は、ジョンの曲や人となりを新しい世代の人、ジョンが亡くなったときに    さえ生まれてなかったような若い人たちにも紹介する、という意味では評価できるわ。
   ただし、そのやり方は少し間違ってると思うの。
   あなたと出会い、結婚してからがジョン・レノンのすべてなの?
   アーティスト、ジョン・レノンの歴史は、ビートルズとして世に出たときから始まってるのよ。ジョンの姿を後世に伝えたい、と思うのならそこから始めるべきじゃないかしら?

Y: 私と出会ってジョン・レノンは完成されたのよ。
   私と出会う前のジョンには、興味がないの。

S: だいたい、イマジンは曲として洗練されていないわ。
   シンプルな歌詞と覚え易いメロディーは、ジョン一流のものだけど。
   でもあのメロディーラインは凡庸よ。
   私に言わせると「ヨーコ臭がする」というものなの。

Y: 何よ、それ。あたしのことが臭いっていうの?

S: ものの例えよ。あなたが臭いんじゃないわ。

Y: 失礼な人ね。で、あなたのいう『ヨーコ臭』というものを説明してよ。

S: それが上手く説明できないんだけど・・・ジョンの作品、とくにあなたがからんでいる時期のものには、何と言うか独特の「アク」があったのよ。私は中学生のとき、リアルタイムで「心の壁 愛の橋」を聴いたとき、「ジョンの曲、変わった」と思ったのよ。「今ふうになった」というのか、その頃の表現能力で言うと「ジョンの曲が普通っぽくなった」。
あのアルバムのつくられた背景さえ知らない中学生の子どもでさえ、明らかな変化を感じたのよ。今の私の言葉で言えば「透明感がある」 そうよ!あなたと共作したアルバムには透明感がないのよ。なんかネチネチしているのよ。

Y: あーのねぇ、もっと論理的に、筋道立てて話してよね。
   ちっとも説明になってないわよ。

S: だから「上手く説明できない」って言ったでしょ。もうちょっと練り直してくるわ。
  それから、もう一つ言わせてほしいんだけど。
  あなたの露出趣味にはいいかげん、辟易しちゃうの。

Y: 露出?どういうことかしら。あたしは常に美しいものを発信してるだけよ。

S: 露出といったら語弊があるけど、自己顕示欲というのかしら。
   ビートルズの曲に出しゃばってリードボーカルとったり、ジョンの5年ぶりのアルバム       を半分自分の曲で占めるなど、もうちょっとわきまえてほしかったのよね。
   それから、ビデオクリップでジョンの最期の顔を一瞬見せたこと・・・あれはやめてほしかった。

Y: あたしはアーティストなのよ。アーティストが作品を発表しているのよ。
   出しゃばってるとか、自己顕示欲なんて言われたくないわ。
   ダブル・ファンタジーは、ジョンとの「共作」なのよ。わきまえて、なんて言われるのはスジ違いよ。

S: そう言うなら、自分一人の名前で勝負したら?なぜ、ジョンの名前を借りるの?

Y: だから、あたしとジョンは一心同体って言ったでしょ。借りてるんじゃないの。
   ジョン=あたし なのよ。

S: そこがずいぶん勝手な論理だと思うの。
   それから、本来の露出という意味から言えば、あなたは若い頃も、洋服を観客に切らせて下着姿になるというパフォーマンスをしてたけど、先日記者会見したときの服装にはまいったわ。若々しさを誇示したい気持ちはわかるけど、そのトシになったらさすがに慎むべきじゃないかしら。b0036381_12362963.jpg

Y: だからあたしは美しいものは発信し続ける、って言ったじゃない。
   あなたって、トシをとったらあれこれしちゃいけない、とかそんな考えにとらわれてるのね。
そんなんじゃ、いつまでも現役でいられないわよ。

S: 私のことはおかまいなく。でもあなたのことを一つ認めていることがあるわ。
   それは、あなたは73歳のおばあさんとは思えないほど、若々しいことよ。
   若さを保つ努力をしているのは、素晴らしいと思うわ。

Y: おばあさんですって!あたしの辞書には男と女という言葉しかないのよ。あたしはいくつになってもあたし。いつまでも女なのよ。

S: その姿勢は、見習いたいと思うわ。

Y: フフフ、せいぜいがんばってちょうだい。

S: 最近思うんだけど、あなたって結局究極のお嬢様で、一生お金に困らない人で、浮世離れした生活の中で、あなたなりに一生懸命いろいろなこと考えて、行動しているんだな、って。   あなたって、やっぱり一般の庶民とは感覚が違うのよ。

Y: 一般庶民の生活ってしたことがないからわからないわ。想像はできるけどね。

S: その人が一般庶民に向かって、ジョンを使ってやれ平和だの、愛だの、って言ってる。あなたはそれを、素晴しいことだと思ってる。なんかズレがあるのよ。そのズレに気づかず、毎年日本でやってる「スーパーライブ」。あれはチャリティという面では実績もあげていて素晴しいと思うけど、あなたが喜々としてステージに出てくる姿を見ると、なんだかあなたの自己満足・・・自己顕示欲を満たすためにやってるように見えるの。

Y: それは、あなたがそう見てるだけでしょ。

S: ジョンの作品を手段に、平和を訴え、恵まれない地域の子どもたちに学校を建てることはとても意義があるけれど、なんというかもうちょっと奥ゆかしいやり方ってないかしら?

Y: そういうことを言うなら、言う前に提案してよね。
   あたしの前で、こんなにあたしに文句を言う日本人は初めてだわ。
   まだまだ青いけど、もう少し勉強してまたいらっしゃいよ。いじめてあげるわ(笑)

S: ありがとう。いじめられるなんて本望だわ(笑)
   最後に、一つ。いつまでもお元気でいてね。あなたが病気になったりして活動しなくなると、叩く人がいなくてつまらないの。いつまでも私に、憎々しげなほど元気な姿を見せてちょうだいね。

(この対談は全くの妄想に基づくフィクションです)
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by gbsatomi | 2006-10-09 12:46 | LOVING JOHN & FAB4

卵巣がん治療の向上を願って

先月、友達が天国に旅立ちました。
44歳。卵巣がんでした。
美しく、聡明だったMami。モデルのバイトもしていたほどの美女なのに、気取ったところがなく、優しく楽しい女性でした。
神様は、美人薄命の法則を彼女に適用してしまった、と思いました。

お母さんを同じ病気で3年前に亡くし、見送った後に自分も同じ病気に冒されていることに気づく。そのとき既にステージⅣ。
そこからMamiは、果敢に闘病したのです。生粋の湘南ガールで、学生時代はウィンドサーフィンのクラブにいた彼女は海が大好き。ハワイ大好き。そのハワイに、病気になってからも3回行ったそうです。亡くなる2ヶ月前にもハワイに行ったというのに。。。

Mamiは、卵巣がん患者が集うサイトの掲示板で、活発に投稿していました。
自身、重篤な状態だったのに、皆を励まし、支え、慰め、元気を分け与え・・・・・
彼女の訃報を知った多くの人が、パソコンの前で涙を流した、悲しくてたまらない、などと投稿していました。優しかった、大好きだった、ありがとう、あなたのことは決して忘れない、と掲示板上のつきあいで会ったこともない人たちが、我がことのように悲しんでいる様子を見て、「Mamiは昔と全然変わらない、みんなに愛される人だったんだ」と改めて思いました。

その彼女が、思い残していったのではないか、というのが
「未承認や保険適応外の抗がん剤の早期承認を求める署名運動」 です。

抗がん剤は、最初は有効であっても治療を続けていくうち、耐性ができてしまってやがて効かなくなるそうです。卵巣がんは再発しやすく、以前の抗がん剤が効かなくなっていたら、別のものを使うが、日本では承認されているものが少ないらしく、患者の選択は狭められていく。

Mamiは、個人輸入で未承認薬を使って治療したようですが、全額自己負担のためその費用は1回の治療(点滴)で50万もかかったそうです。しかもその薬は、世界60カ国以上で承認されていて、欧米諸国では標準的な治療に使われる薬。医師によると「未承認なのは北朝鮮と日本だけ」というものらしいのです。
日本でも承認に向けての動きがあるらしいけど、製薬会社が申請してから厚生労働省が審査・・・という、お決まりのコースがあって、迅速にはいかない。
この事実を嘆いた彼女が、掲示板で 「何とかならないかしら…」 と言ったのがきっかけで、署名運動が立ち上がったようです。

彼女の問いかけに応じる人、協力を申し出る人などが現れ、サイト管理人さんの大いなる尽力もあり、「ネット署名」という、短期間に署名を集められる有効な手段が整いました。
彼女も、亡くなる1ヶ月前まで関係各所に問い合わせたり、と自分の体にムチ打ちながら
がんばっていた様子。でも、神様は彼女を天国に召されたのです。

卵巣がん体験者の会 スマイリー
b0036381_1141678.gifこのサイトに、ネットで署名できる欄があります。
内容を読まれて、もし賛同されたなら、署名していただければありがたいです。
(私は会員ではありませんが、友達の遺志の実現に少しでも役立ちたい思いから署名し、このブログで紹介させてもらいました)

Mamiのお通夜には行ったが、翌日の告別式にはどうしても行けず、お別れできなかったことが心残りだった。
その日の夜・・・彼女はほんの一瞬だけど、私の前に現れてくれた。
下の記事の最後、「追記」をご覧ください)

今にして思えば、「satomi、かぶりつき、ズルーい!私も来ちゃったよ」って学生時代のノリで言ってたような。
Mami、ありがとう。私の中であなたは、永遠の天使。いつまでも、忘れない。
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by gbsatomi | 2006-10-03 01:15 | DIARY


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