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嵐が丘 ―Wuthering Heights― ケイト・ブッシュの世界

「♪Out On the wiley, windy moors We'd roll and fall in green・・・」
b0036381_036340.jpgケイト・ブッシュのデビュー作にして最大のヒット作品。1978年のことだから今の若い人は知らない人が多いかも。さんまの「恋のから騒ぎ」のオープニングテーマ、といえば「ああ、あれね」とわかる人もいるかな。

これがイギリスで大ヒットしたとき、私は高校1年生。
「エミリ・ブロンテの『嵐が丘』にインスピレーションを得て弱冠14歳でこの曲を作ったイギリスの天才少女。デイブ・ギルモアに見出されて衝撃のデビュー」
という宣伝文句はそれだけで私の心をそそった。だって「嵐が丘」には特別な思いがあったから。

亡き母がいつも言っていた。
「ママはね、若いとき『嵐が丘』を見て、ローレンス・オリビエがあまりに素敵で『ポーっ』となっちゃって、帰りの切符を買い間違えてね・・・」
b0036381_03701.jpgいつも嬉しそうに、短かった青春時代のエピソードを語る母に影響され、「嵐が丘」に興味を持ち、本を読んだ。もちろんその頃は「世界名作全集」みたいな子供向けに書かれた本であったが。
中学のときリバイバル上映されていた、その映画―ローレンス・オリビエ、マール・オベロン主演の「嵐が丘」も母と一緒に見にいった。モノクロだったが母の解説もあいまって、それは私に強烈なインパクトを与えた。
「ママはね、この広大な原野のような、こういう雰囲気を舞台としたお話が大好きなのよ」 
ふーん。不毛の荒野、寒々しいモノクロ画面、おどろおどろしい復讐劇・・・(この時点では、まだ原作を読んでいなかったので映画のセンチメンタリズムに流されてもいたが)
とにかく、母の影響大でこの物語に特別な思い入れを持つようになった。

その物語に想を得たという曲をひっさげてデビューしたケイト・ブッシュ。
一度聞いただけですぐにデビューアルバム「The Kick Inside(邦題:天使と小悪魔)」を買いに走った。当時お金がなかったので、輸入盤(アメリカ盤)を買った。b0036381_0375698.jpg



日本盤のジャケットもそうだが、ノーブルでありながらセクシーな彼女のビジュアルも魅力的だった。b0036381_0385637.jpg



(今の日本盤ジャケットはこれ↓に変更)
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そして件の曲「Wuthering Heights」。
♪Heathcliff, it's me, Cathy, come home
I'm so cold, let me in in-a-your-window
(ヒースクリフ、私よ、キャシーよ、帰ってきたのよ。
とても寒いわ、中に入れてちょうだい)

もうこの一節でKOです。「キャシーの亡霊」という妄想にとりつかれ、狂ってしまうヒースクリフ。
膨大な物語のエッセンスをぎゅっと凝縮したような歌。魅せられてしまった。

ちょうどその頃、ケイト・ブッシュは「東京音楽祭」(こんなもの、あったんですねえ)
に出場するため来日した。そこで彼女が歌ったのが「The Kick Inside」の1曲目「Moving(邦題:嘆きの天使)」。初めて見る生ケイトである。いや、生ではないが、PVなるものがそんな簡単に見れない時代(MTVなんて当然ないもんね)に当時一番気になっているアーティストの映像を見れるなんて。ワクワクしながら夜7時のオンエアを待ったことを思い出す。
彼女は一番最初に出て、歌った。いや演じたと言うべきか。
ヒラヒラと神秘的な、妖精のようなドレスを着て、パントマイムをしながら歌うのだ。
b0036381_0512654.jpgこんな人初めて見た。この曲の最後の歌詞は
「You crash the lily in my soul,soul,
soul~」というのだが、その「soul」のところが、か細い声だけど心の奥から、そう、もろに魂を搾り出すような歌い方で、その振り付けもはっきり覚えている。胸をえぐるというのか、手を胸の前にかざしては首の方に向けて掌を返す。そのときのカメラ目線。
「わあ~っ!パントマイムってすごい!そしてこの人はこんなパフォーマンスができる人なんだ」
すっかり魅了されてしまった私は、それ以来この素敵なお姉さま(私より4歳上)のとりことなった。

買ったLPはアメリカ盤なので、当然日本語訳はなく、ビートルズの「Sgt.」
みたいにジャケットの裏側に載っていた歌詞で、彼女の世界を味わうしかなかった。
でも変に訳を見るより、かえって「ケイト・ブッシュの世界」を自分なりに構築できたような気がする。ビートルズを好きになって以来、ビートルズが何を歌っているのか理解できるような英語力を身につけようと、とりあえず英語だけは一生懸命勉強していたし。(他の科目はさっぱりだったが)
例えば「Feel it」という曲がある。フィール イット、何をフィールするのだろう?と思ってよく読むと「After the party  You took me back to your parlour. 」 「A little nervous laughter」 「Locking the door.」「My stockings fall onto the floor」「See what you’re doing to me」とある。なんだか高1の小娘(いまどきのコと違い、ウブでした)でもムムム、と考えてしまうものがあった。そう、官能的でありながら上品さを備えた、それはケイト・ブッシュ独特の世界なのだった。

適当にヒットを放ちながらも、あまり商業主義にのまれることなく、独自の世界を昇華していった彼女だが、ここのところさっぱり音楽活動から身を引いていた。と思いきや、昨年11月に12年ぶりの新譜が出たのだ。b0036381_0525288.jpg
「エアリアル」。2枚組の大作で、30分超の曲もあるという。
私はこれを聞くのを封印している。これだけに没頭できる環境になってからじっくり聞きたいので、春以降(おそらくそういう環境になっているとの希望的観測)に購入して、久しぶりのケイトの世界を味わうつもり。
万人向けじゃないけど、好きな人はめちゃ好きだと思います、ケイト・ブッシュ。

さらに・・・
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by gbsatomi | 2006-01-30 00:58 | MUSIC

銀世界

♪「こなあ~ゆきい~」と流行りの歌を歌いながら、札幌に行ってきました。
白銀の世界、きれいですねえ。
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うそ~ん!
ごめんなさい、オオカミおばさんになっちゃった。これは自宅前の公園です。
ほらね。
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しかしよく降るなあ。こんなに積もったのは何年ぶりかしら。
と、思わずはしゃいでしまってカメラ持って外へ。
いつもの景色が雪化粧。わあ、きれい~。
雪が積もるとなんだか静かだし。いいなあ、この雰囲気。
でも、能天気なこと言ってる場合じゃないんだわ。豪雪地帯の人々には生活の機能が停止するくらい大変なことなんだ。
だって、起きたら2階の窓まで雪が積もっていたりするんでしょ。うーん、考えられない。
自然とは美しく、また恐ろしいものなのです。

今日は車を使う用事があるんだ・・・家の前の道路にもずいぶん積もってしまった。
や、やばい。足(車)を奪われてしまうと何もできない。実は我が家は「陸の孤島」なのだ。チェーンなんてつけられないし。もうそろそろやんでくれないかしら・・・・・
「♪舞い落ちてきた雪の華が 窓のそとずっと 降り止むことを知らずに 僕らの街を染める」(中島美嘉:雪の華)とまたまた口ずさむ。
「ほんと、降り止むことを知らないわ・・・」

それでもどうにかしなくちゃ、と思いあわてて雪かきに行く。水っぽい雪だし、ひどい積もり方でもなかったから車のまわりはすぐ除雪できたが、改めて「2mも3mも降る地方の人は大変だなぁ」と思う。

庭にまわってみると、コニファーが雪化粧。なんだか重そう。b0036381_2240453.jpg




そこでふと気づいた。「スノードロップ」はどうなったかしら!?



玄関わきのシェードガーデンに数年前から咲く、ひっそりと愛らしい花。b0036381_22411189.jpg
厳寒期に芽を出し、小さな花を咲かせる。昨日たまたまこの花を思い出し、そろそろ芽の出る頃だわ、でももう手入れもしてない花壇だからダメかな、と半分あきらめて探した。
スノードロップは気ままな花で、気に入らない土では球根が自然消滅するのだ。
数年前、2株咲かせるのに成功して以来、寂しい冬の花壇に春の息吹を教えてくれる、可愛らしい花。でも去年1株消えちゃった。もう1株・・・ダメかな、と伸び放題のグラウンドカバーの間を探したら、あった、あった、今年もちゃーんと出ていた!嬉しいなあ、やった~!・・・と思ったのがまさに昨日(1月20日)。
一夜にしてこんな雪が積もるなんて。でもとりあえず朝の時点では、雪は花壇に吹き込んでなかった。
スノードロップちゃん、がんばって。
あなたが咲いてくれると、なんだか春がすぐそこまで来ているような気がして嬉しいから。
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by gbsatomi | 2006-01-21 22:44 | DIARY

インターネットショッピング

届いた、届いた~!
先日購入した「カブトムシ外伝」by王様。
b0036381_18322030.jpgいやぁ、これは買って良かったです!王様が嫌いじゃなくて、ビートルズを愛する人なら、買って損はないです。王様がいかにビートルズを愛しているかがよくわかりますよ!
コピー度がまたすごい。ギターソロやコーラスなどは当然、ドラムにいたっては、かつてビートルズなりきりバンドで、初期リンゴのドラムを細部まで研究していたわがバンドのドラマー氏が、「なんでもっと早くこういうのが出なかったんだ、コピーの参考になったのに・・・」と絶賛するほどのできばえらしい。
全国ン千万?いるビートルズファンの、妥協を許さぬ耳に真っ向からたたきつけた、王様渾身の作品なのだろう。
「きちんとコピーして、お笑い」だからもう憎めない。最後の方なんか笑い泣きです。特に「Hey 柔道一直線」という歌。
途中までは別にどうってことないパロディソングなのですが・・・ああ、最後のコーラス部分。ああ、あのポールのシャウトが。なんてこった、ああ~っ!!(大笑い)
そして、その後・・・ニヤっとしちゃう「おまけ」が。
バーン、ってピアノの音の後の沈黙、そして・・・おっと、こんなところでネタばらすのはやめましょ。

ま、今日は王様のアルバムについて語るんじゃないんだわ。インターネットショッピングについて、です。
これはアマゾンで買いましたが、実に便利ですね。
一度買って登録されちゃうと、クリック一つですべての手続きが終わるんだもん。
後はうちに届くのを待つだけ。私はアマゾンに関しては今までトラブルもなく、実に快適に利用している。一つ難を言うなら、商品が玄関ドアのわきに無造作に置いてあったこと。いつ置かれたのかわからないけど、ポストに入らないならとりあえずピンポン鳴らしてくれたらよかったのに。「メール便」ではそこまでやってくれないのかな。
まあ、とりあえず問題なしなのでよしとしましょう。

ところが、便利なネット通販にも、やはりいろいろある。昨年暮れのことだが、私はあるショッピングサイトで香水を注文しました。
それは私がかねてから探していたレアもので、2004年限定発売だったため、もうどこにも売ってないもの。店頭にあるわけなく、なんとかインターネットで探せないものかと、あまたある香水サイトを何千回クリックしたことか。
そして、ついに奇跡的に見つけたのです。「CK-ONE SUMMER」(2004年版)↓b0036381_18353425.jpg

喜びいさんで手続きし、ほどなく商品が到着。
「やった~!」とワクワクして開けたら・・・残念!違うじゃな~い。
それは今市中に出回っている2005年版だったのだ。(ボトルの色、形、香りすべて違う)
b0036381_18364340.jpgな~んだ(-_-) がっかり。
電話して聞いたら「あ、すみません、2004年のはもうありません。着払いで返品してください」
じゃあ、表示しないで、っていうの!
その翌日メールがきた。
「返金しますのでお客様の銀行名、支店名、口座番号、名義を教えてください」となっている。
返金?だって私はカード払いで申し込んだのだから、現金は払っていない。なのに返金っておかしくない?
それでも、何かわからないけど必要なものだから聞いてきたのだと思い、素直に「返信」をクリックして先方の要求どおり、銀行名から入力していった。
でも・・・ちょっと待って。これってすごく重要な個人情報ではないの?
ネットで見つけた知らない業者に簡単に教えていいものなの?と疑念がわき、その日は送信しなかった。
そして元銀行員で、こういうことに詳しい友達に聞いてみた。
「だめよ、口座番号なんかメールで教えちゃ絶対だめ!だいたい、現金のやりとりがあったわけじゃないでしょ、なのに返金ってありえないじゃない。電話して言ってごらんよ」
そこでその旨を電話で伝えた。
「あ、そうでしたか、すみません。じゃあこちらでやっておきますので」

なんだか、頼りない業者だわ・・・と思った。
その後、またメールがきて「カード取り消しをおこないました。経理に確認しましたところ カードの請求が先にありまして次の月にカード会社より返金となります」と書いてある。
なんだなんだこれは?私の利用しているカードは、毎月15日〆の翌月10日払い。
注文日からすると、銀行引き落とし日は2月10日のはず。なのに、もうカード会社から請求があった?そんなのあり?一度引き落とされた後、また入金されるってこと?
だいたい、私が返品を申し出た時点で、カード会社に請求しないでおけばこんなややこしいことにならないはずなのに。。。。。

また電話で友達に泣きついた。
「ん・・・もう、しょうがないわね、私が電話してあげる」
金融知識に疎い私ではらちがあかないと判断した彼女は、その後私になり替わって業者に電話してくれた。結果、私はもちろん口座番号を通知する必要もなく、何もしなくていいことになった。その業者は「楽天」登録業者なのだが、業者とカード会社の間に、もう一つ会社が入っていて、そこからの請求があったとかなんとかで、彼女はずいぶんやりあってくれたらしい。とても私1人では太刀打ちできない内容で、私なら相手の言うままになっていただろう。本来なら不必要な、自分の銀行口座を教える羽目になっていたに違いない。「とにかく今後、メールで口座番号を教えろなんていわれても、絶対応じちゃだめよ」
と彼女は言った。持つべきものは良い友達!と私は感謝したが、今回はたまたま仲良しの彼女が詳しい人でよかったけど、以後気をつけなくては、と思った。
彼女いわく「悪徳業者という感じではなかった」。でも私のときとずいぶん対応が違ったようで、むこうも足元を見ているのである。私のように何もわからなそうな人間には都合のいいことをいい、彼女にようにちょっとわかる人が出てくると、矛盾点をつかれたりして下手に出る。う~ん、ちょっといい勉強になった。

その業者では二度と買うまい、と決めた私だが、やはり今後もネットショッピングをやめることはないだろう。なんといっても便利だもん。
もう10年早くパソコンを使ってこういうことができていたら、子育てに追われて買い物もままならなかった時期にずいぶん重宝したことと思う。
化粧品などの場合、価格がずいぶん安いのもうれしい。
とはいえ送料も結構かかるし、支払い方法もさまざまなので、よく比較することが大事だ。

またまた最近、懲りずに石鹸を買った。
今度も初めての業者だが、注文した翌々日に届いた。価格は大幅割引ではなかったが、送料も特別高くはないし、支払いは着払いにしたので問題なし。なかなか入手しにくい石鹸なので助かった。
なんとこの石鹸、もう10年越しで使っている。といっても浮気性の私、途中いろいろなものに浮気を繰り返し、なかなかこれに戻らないこともあった。ここ2年ほどもさっぱりご無沙汰していたのだが、なんと、にきびを治したい息子たちのリクエストに応え、「原点」に戻ろうと決めたのだ。
アルソア「クイーンシルバー」。b0036381_18384596.jpg4095円は洗顔石鹸としては高いと思う。でも5ヶ月くらいもつし、なんといってもにきびは消え、肌は白く、吸い付くようななめらかさになる。
石鹸一つの力を思い知らされる、実力派です。使って損はありません。損はない・・・そう、王様のアルバムと一緒・・・?
うんうんそうだ!両方とも華やかさやおしゃれ度には欠けるけど、いぶし銀の持ち味があるわ。あはっ!「王様」と「クイーン」だしね、おまけに「いぶし銀」の「シルバー」、以外な共通点発見!
とまたまた1人でウケちゃってます。失礼しました~。。。
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by gbsatomi | 2006-01-15 18:47 | DIARY

ビートルズの版権

昨日の夜、キッチンにいたら「♪Our life, together,~」とテレビから愛するジョンの声。
すぐ反応し、リビングにダッシュした私。しかし映ったのは「けんちんうどん」の映像だった。なぜに「Starting Over」で「けんちんうどん」?まあいいけど。ちなみに番組は「THE!鉄腕!DASH!」という、TOKIOの番組だった。

そこでふと考えた。
「番組中でBGMとして使う曲はオリジナルでもいいんだ・・・」
ほら、よくCMなどで使われるビートルズの曲って誰かがカヴァーしたものでしょ。
どうしてオリジナル曲が使われないのかというと、ビートルズの場合は使用権がとても高いから、とかいう話を聞いたことがある。
その結果、今までにいろんなCMでいろんなカヴァーを聞いてきた。(そのほとんどが「これは許せん!」というものであったが・・・)

なぜこんなことを考えたかというと、一昨日たまたま「王様」の新作「カブトムシ外伝」をネットで試聴したから。b0036381_1104495.jpg
実はわたくし、王様の隠れファン。(ここで言ったら隠れでもなんでもないが)
衝撃のデビュー作「深紫伝説」から、怒涛のようにリリースされた1996年まではほぼ全作を知っている。といっても何とすべてレンタル。(これではファンとは言えませんね。王様ファンの方、ごめんなさい)(あ、そうだ!バンマスに借りっぱなしの2枚もあった、再びごめんなさい!)

「カブトムシ外伝」はビートルズのカヴァー曲を王様一流の直訳ロックで演奏したもの。
だから初期のロックンロールがほとんどで、ジャケットも「WITH THE BEATLES」のパロディになっている。
ビートルズのオリジナル曲を訳詞してCD化するのがNGということで、「ビートルズがカヴァーした曲のカヴァー」という「反則すれすれの選曲(by CDジャーナル)」で、ついにビートルズにたどりついた、というもの。
ジョンの曲は「想像してごらん」など今まで数曲出しているので、あれはヨーコが許可したのかな。とするとヨーコはなかなかユーモアを解する人なんだな。

それで、ビートルズの曲ってなんでそんなに敷居が高いのだろう?と単純に考えてしまう。
だって、パープルもツェッぺリンもストーンズもビーチ・ボーイズもGFRも、ぜ~んぶOKなのに。。。ビートルズの版権を持ってるのってまだマイケル・ジャクソン?破産寸前だから売るとか言われていたのはどうなったのだろう?
ロック生誕50年の今日、ビートルズはいまやロック&ポップスのスタンダードとなっているのだから、もっと気軽に使えるようになればいいのに。
いや、売れ続けているから、権利を持ってる人が儲け続けることができるから、だから敷居が高いのかな?需要が多いと価格も上がるって経済のなんとか?まあ無知をさらけ出すのはやめにしよう。でもビートルズファンとしては、CMでも何でも、できればオリジナル曲が聞きたいし、王様がパロディをやるのならぜひオリジナル曲でさせてあげたい、と思うのである。

(そういえば、最近よく耳にするアサヒビールのCMにホワイトスネイク「Here I Go Again」が使われているけど、あれ、なんかCMに合わないわ・・・と感じる私)

ちなみに「カブトムシ外伝」の収録曲はこちら
1 ひねってワオ! (Twist&Shout)
2 お願い郵便屋さん(Please Mr. Postman)
3 踊るベートーヴェン(Roll Over Beethoven)
4 君に首ったけ(You Really Gotta Hold On Me)
5 リジーにクラクラ(Dizzy Miss Lizzy)
6 月光おじさん (Mr. Moonlight)
7 長身サリー (Long Tall Sally)
8 男子 (Boys)
9 ゼニー (Money)
10 米とげ、ザ~ッと ※オリジナル曲
11 Hey 柔道一直線 ※オリジナル曲
12 カブトムシキング・メドレー

私がまっさきに聞いたのが6番。笑わせてもらいました。
今度はちゃんと買っちゃおうかな。

笑える映像
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by gbsatomi | 2006-01-09 01:11 | MUSIC

ジョージとジョージを考える

えーっと、ジョージ・ハリスンのことではありません。
ジョージ・マイケルとボーイ・ジョージのことです。

まず、ジョージ・マイケル。b0036381_240229.jpg言わずとしれた、80年代の人気ポップ・デュオ「ワム!」のボーカリスト。解散後もソロとしてメガヒットを飛ばし、英国を代表するシンガーとなっている。「ラスト クリスマス」は 中学の英語でも習うほどで、日本のクリスマスソングのスタンダードとなっている名曲。

そしてもう一方、ボーイ・ジョージ。
b0036381_2405881.jpgこれまた80年代。「カルチャー・クラブ」のリード・ボーカリストとして華々しく活躍しましたねえ。「♪カマカマカマカマ カマカミーリオン」と聞いたら洋楽に疎くても知らない人はいないのでは?なんかのCMにも使われてたし。特異なルックス。一度見たら忘れられない、存在感のある人です。


そして、ジョージとジョージの共通点・・・名前だけじゃなくて「ゲイ」であること。

昨年末、この2人の話題が同時に出て「!」と思った。
ジョージ・マイケルはドキュメンタリー「ジョージ・マイケル~素顔の告白」が12月23日より上映、ボーイ・ジョージは彼の半生を描いたミュージカル「TABOO」のライブ映像が12月24日より上映されているのだ。またなぜに時を同じくして、それも両方とも渋谷で?
どっちも見たい!いえ、別に2人の熱狂的なファンではないんだけど。
私の場合、(普通の人とやはり感覚が違うのかしら?)映画はハリウッドの超大作などより、こういう独立系ミニシアターで上演されるようなものに、興味を持ってしまうのです。
しかしねえ、この忙しい年末、渋谷までわざわざ行くことなんてできないわ・・・と残念に思いながら新年を迎えたのであった。

「ジョージ・マイケル~素顔の告白」は、彼が赤裸々に今までの人生を語っているようで、ワム!でセンセーショナルなデビューを果たしたときから、レコード会社と争ったり、わいせつ罪で逮捕されたこと、最愛の母と恋人の死・・・そしてカミングアウト。ゲストも豪華でエルトン・ジョン、スティング、マライア・キャリー、ノエル・ギャラガー、そして“同士”ボーイ・ジョージなどがコメントをしているようです。
彼のボーカルはとっても好きなので、今まで彼本人にはさほど興味はなかったけど、こんな映画があるならぜひ見たい、と思います。ところが、1月は12月にもまして、時間的・精神的に余裕のない私。いつまで上映されるのかなあ、と調べたら、「1月中は確実に上映いたします」とつれないお返事。まあねえ、あんまり興行的には見込めないんでしょうねえ。できれば3月半ばまでやってもらえたら嬉しいんだけど。

そしてボーイ・ジョージの「TABOO」は、渋谷でももっともっと小規模な(なんと40席!)映画館で上映されているという。
能書きは
『ロッキー・ホラーショー』よりも華やかでシニカル
『ヘドウィグ&アングリーインチ』よりもクールで切ない…
ボーイ・ジョージの半生と共に綴られる80年代ロンドンへのオマージュ

2003年度オリヴィエ賞受賞!
2004年度トニー賞4部門ノミネートの大ヒットミュージカル『TABOO』ライブ映像が遂に日本上陸!!
ということです・・・すごいじゃん、これ!
(なのになんで「40席」なの~?)

そうそう、「ヘドウィグ」のときも、やはり渋谷の独立系1館だけの上映で、とても見に行きたかったのだけど、その頃まだ息子たちが小さくて、とてもママのお遊びで渋谷まで映画見に行くということはできなかった。後に、偶然にも飛行機の中で見ることができ、隣の息子たちを気にしながらど派手な映像とシュールな世界に浸ったものでした。
日本では「ゲイもの」は、一般受けしないんでしょうかね。

こんなこと書いてると、私ってまるでゲイとかホモとか、おかま・・・そっち方面が好きなの?って思われちゃうかもしれない。
いえいえ、決してそういう趣味があるわけじゃないんだけど。
でも何というのかな。何か彼ら(ジョージ・マイケルとボーイ・ジョージ)をイメージであらわすと「哀」という文字が出てくるのですよ。
同性愛者の気持ちがわかるわけではないが、他人には理解されにくい自分の本質を嘆いているような、愛に飢えているような、そんなふうに見えちゃって。何か手を差しのべたくなるような気がするのです。

そう思うのは、学生時代のクラスメイトだった「しんちゃん」の影響が大きいかも。
しんちゃんは、いわゆるゲイだった。いやホモなのかおかまなのか、そのへんの線引きはよくわからないが。
1年のとき自己紹介で「美しいものが好きです。玉三郎が大好き」と言ってちょっと目立っていた。身長は低くて、なよなよしたその風情、しゃべり方は完璧に私より色っぽかった。色っぽい、って男の色気じゃなく、もちろん女の色気です。クラス中の女子で彼ほど色っぽい子はいなかった。なのに濃いヒゲが点々と生えていた・・・
しんちゃんは女になりたかったようだ。性格もそのへんの女の子より、ずっと良かった。
3年になってクラスが変わり、久しぶりに見かけたとき「あ~らあ、satomi~い、げんきぃ~?」といつもの色っぽい仕草で話しかけてきた。私が返事すると「そうねえ、アタシはねえ・・・」とオネエ言葉になっていた。(2年のときまでは『ぼく』って言ってたのに・・・)

しんちゃんと個人的に親しかったわけではないし、卒業後は噂は少し聞いたけど、今どうしてるのかはしらない。でもあるとき彼が「アタシはね、美しいものが好きで、そういうものにあこがれるの。そうなりたい、と思うのよ。でもねえ・・・(ため息)アタシは双子で、片割れは女なの」と、悲しそうに言ったことが忘れられない。
もしかして、性同一性障害だったのかもしれない。でもその頃はそんな病気は認知されていなかった。「おかま」なんていう言葉が、彼(彼女)を傷つけていたのかもしれない。そのへんはよくわからない。

でも、こうやってしんちゃんのことを振り返ると、私がジョージ・マイケルや、ボーイ・ジョージに、そして物語のヘドウィグに、どうして不思議なシンパシーを覚えるのかがちょっとわかった気もする。

なんか、彼らって人生を普通の人の2倍生きてる、というか2とおりの人生を生きてるというのか、そんな気がして、だからこそ深い人々なのでは、と思ってしまう。

そういえば私、カルチャー・クラブを見に行ったんだわ。1984年@武道館。
ボーイ・ジョージがなかなか姿を見せずに、声だけ「Hoo~Hoo~」と何回も言って観客をじらしていたことを思い出す。その言い方ってね、あのHGの「フォーっ!」と同じだったよ。
ゲイの人独特の言い方なのかな、いやHGはまったくの作りキャラだけど。
あ、でもこんなふうに「キワモノ」扱いされるのを、あえて道化になってたボーイ・ジョージは一番嫌がってたのかもしれない。とは私の推測で、真相はわからないけど。

とにかく、この2つの映画、どっちも見たいのです。
http://www.wisepolicy.com/george_michael/top.html

http://www.wisepolicy.com/taboo/
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by gbsatomi | 2006-01-06 02:46 | MUSIC

2006 新春

あけましておめでとうございます。
今年も皆様にとって良い年でありますように。
そして、今年もよろしくお願いします。b0036381_1585317.jpg

個人的には、昨年は本当に元気の出ない年だったので、今年は少しでも元気になれるようにしたいと思います。
でも、そんなときでも励ましてくれる人、
支えてくれる人がいること・・・感謝してます。

新年の幕開けに思いついた歌。
なぜか平原綾香の「ジュピター」。

Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
深い胸の奥でつながってる
果てしない時を越えて輝く星が
出会えた奇跡は教えてくれる
Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
この宇宙(そら)の御胸(みむね)に抱かれて

私のこの両手で何ができるの?
痛みに触れさせて そっと目を閉じて
夢を失うよりも悲しいことは
自分を信じてあげられないこと
愛を学ぶために孤独があるなら
意味のないことなど起こりはしない
心の静寂(しじま)に耳を澄まして
私たちは誰もひとりじゃない
ありのままでずっと愛されてる

望むように生きて 輝く未来を
いつまでも歌うわ あなたのために

「私たちは誰も1人じゃない」という歌詞が好きです。

ジュピターで思い出したけど。b0036381_1545856.jpg
1月4日、午前1時ごろから流星群が見られるそうです!
「しぶんぎ座流星群」。しぶんぎって何だろう?聞いたことない星座だけど。。。
ピークは午前2時から3時の予想。北東の空に流れ、1時間に50個以上を見られる可能性もありだって!
絶対見る見る!私、流星群大好き人間だから。
コート入れて8枚重ね着、靴下3足重ね履き、手袋2枚重ね、マフラー、帽子という重装備着ぶくれ雪だるまと化して、深夜のベランダで1人たたずみます。本人はファンタスティックな流星の世界に浸っているんだけど、はたから見ると怪しい中年女以外の何物でもないでしょうね(笑)

1月3日の夜ですよ。興味のある方はお忘れなく!
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by gbsatomi | 2006-01-01 01:43 | DIARY


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♪My Favorite Albums♪

ジョン・レノン「John Lennon /Plastic Ono Band」
まさに「ジョンの魂」がまるごとつまっているかのような、ジョンファンにはバイブル的アルバム。本当にジョンを好きじゃないと、重々しくて聴きにくいかもしれません。でも歌詞はともかく、サウンド面ではシンプルロックの原点のように思います。

「ロックするピアニスト」 ポリーニの「ショパンエチュード」。超絶技巧で弾きまくるこの爆弾のようなCDは、ピアノに興味がなくてもロック好きな人なら、きっと衝撃を受けるでしょう。数あるショパンエチュードの中でも
最高の1枚です。

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ジョンの魂 ~ミレニアム・エディション~

ショパン:12の練習曲

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