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2人の貴人と1人の凡人

突然ですが問題です。
ダイアナ元英国皇太子妃とわが国の皇太子妃雅子さま、そして不肖このわたくし……には、ある共通点があります。それは何でしょうか?
まあ、いったいどういう取り合わせなんでしょう。よくもまあ、いけしゃあしゃあとこんな貴人がたとおのれを並べて、と某O氏に叱られそうですが(^^)
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答えは「同世代」。
ダイアナ元妃は1961年、わたくし1962年、雅子妃殿下1963年生まれ。つまりこのお二方とわたくしは同世代の女性として、この世に生を受けたのでございます。

1981年、弱冠20歳の初々しい皇太子妃の誕生に、英国のみならず世界中が熱狂した。
その類稀なる美貌と気品で、人々を魅了したダイアナ妃。
2人の王子に恵まれ、その人生は絵にかいたようなシンデレラストーリーとなるはずだった。
ところが、彼女はやがて「元妃」と呼ばれるようになり、悲惨な交通事故で36年の生涯を閉じてしまうことになる。

お正月に、あるニュース番組で「独占!ダイアナ元妃未公開ビデオ」と題した、いかにもセンセーショナルなコーナーをやっていた。それは、元妃が彼女のボイストレーナーに、自分の半生を赤裸々に語る、というものだった。
元妃は離婚後、HRH(Her Royal Highness)の称号をいかして、社会に関わっていこうとした。慈善活動に力を入れ、対人地雷の廃絶運動に貢献した。その頃の彼女のスピーチを見ると、実に堂々としていて、昔「Shy Di」と言われ、上目遣いでぼそぼそと話していた姿はみじんもない、強く生きる大人の女性に変身していた。それは、このボイストレーニングによるものだったというのだ。

問題のビデオは、トレーナー氏が彼女の家で撮影したものだった。元妃は、問われるままに、チャールズとの結婚にまつわる信じられないような話を、リラックスして語っていた。
その中で、元妃が突然「キャーハッハッハ!キャーッ!」と大笑いする場面があった。それは、あのダイアナ妃が、こんな笑い方を…?と誰もが思う―まるで下町のおばさんのような―笑い方だった。すかさず次男ヘンリー王子が「ママ、ビデオがまわっているんだよ、下品だよ」と、かわいい声で言う。それに対し「Sorry!」と言いながらまだ大笑いを続ける元妃。
トレーナー氏によると、彼女が自信を持って堂々と人前で話せるようになるためには、自分を洗いざらいさらけ出して、自分を見つめ直すことが必要とのことだった。つまり、彼女はビデオカメラに向って自らを語ることにより、鏡と向き合っているような効果があり、このトレーニングを積むことにより人前で堂々とスピーチができるようになる、というのだ。

その内容は、チャールズ皇太子と結婚するまでに13回しか会ってなかったことや、結婚後の性生活、彼女の愛人だった元ボディガードが「始末」されたことなど、暴露本のような内容が屈託のない笑顔で語られていた。まさか、彼女はこのビデオが後に日本のニュースで流されるなど想像もしなかっただろう。トレーナー氏は「なぜこのビデオを公開したのですか」という問いに「真実を伝えるため」と答えた。とはいうものの、これは故人を冒涜する行為ではないか。
「死人に口なし」。「パパラッチ」という言葉が横行したが、彼女の生涯は死してなお、世界中の好奇の目にさらされるという運命なのか。

世界的な「スター」だったダイアナ妃にまつわる話は、日本でもしばしば報じられた。「ロックバンド『Duran Duran』のファンで、彼らの演奏を宮殿で楽しんだ」と聞いたとき、その頃の流行りの音楽を好む、普通の女の子と変わらない人なんだと親近感を覚えたものだ。そして、チャールズ皇太子には年上の愛人、カミラ・パーカー・ボウルズ夫人がいる、ということが写真つきで伝えられた時、「あんな若くてきれいなお嫁さんをもらいながら、こんなしわくちゃおばさんと…」と思ったのは私だけではあるまい。
ダイアナは幼いとき両親が離婚して母親が家を出ていき、愛情に飢えていた。
「私は愛を求めて結婚した」と、彼女はビデオで語った。しかし、チャールズは結婚前からあったカミラとの関係を続け、形ばかりの夫婦となったダイアナは孤独と戦っていたのだ。

やがて別居、離婚となり、独身で将来の英国国王の母となった彼女のまわりには、より華やかな話題がついてまわった。
1997年パリで起こった悲劇は、表向きにはパパラッチから逃れるために猛スピードで走行中の事故だったとされているが、陰謀だったという説が根強く残っている。彼女はボーイフレンドのエジプト人富豪、ドディ・アルファイド氏と同乗していた。そして彼の子を身ごもっていて、将来の英国国王(ウィリアム王子)の異父兄弟にエジプト人の血が混じることを嫌った王室及びその周辺が、「始末」を…という、恐ろしい話もまことしやかに伝えられている。
真相は藪の中だ。
救急隊が到着したときの呼びかけに、彼女が息も絶え絶えに発した最後の言葉が「Leave me alone」だったという。
あまりに悲しすぎる言葉ではないか。
アルファイド氏は彼女が求め続けた「愛」を与えてくれる最初で最後の男性だったのかもしれない。数々の浮名を流した彼女だったが、女性としての本当の幸せをやっと掴んだのかもしれないというのに。
何よりも、母としてまだ年端もいかない男の子2人を置いて逝ってしまうのは、どんなに心残りだったことだろう。
数奇な運命に翻弄されたダイアナ妃の生涯を思うとき、異国の凡人である私は、同世代の女性そして同じく男子2人の母としてシンパシーを感じ、冥福を祈らずにはいられない。

そしてわが国の皇太子妃雅子さま。
「適応障害」ということで、もう1年以上も公務を離れ静養を続けられている。お世継ぎ問題、新しい公務のあり方等、皇室には様々な問題が噴出しているようである。
「ご婚約内定」のニュース速報を見たとき、私の世代の多くの女性が「えっ!本当!?」と思ったのではないだろうか。
「小和田雅子さん」は、当時の若いキャリアウーマンの、名実ともにトップをひた走る人であった。そんな人が皇室に入って、まるで飾り物のように微笑みながら手をふるだけ(のように見える)お妃の役目に甘んじていられるのか。いささか不敬な言い方だが、そう感じた人は少なからずいるのではないだろうか。

雅子さまは、新年の一般参賀に1回だけお出ましになった。笑顔でお元気そうに見えたが、公務の本格復帰はまだのようだ。しかし、最近、林田東宮大夫が「今後は愛子さまも一緒に公務に連れていかれることもある」と会見し、その第1回目が2月に長野で行われる、スペシャルオリンピックス冬季世界大会であるとも伝えられている。もしこれが事実ならば、3才になりたての愛子さまをこの寒い時期に遠い場所に連れ出し、一定時間拘束するのは、どう考えても無理がある。それが宮内庁の意見なのか、皇太子ご夫妻のご意向なのかはわからないが、やはり雅子さまの精神面でのご体調は完全とはいえないのではないだろうか。
かつて外国メディアに「かごの鳥」とも伝えられた雅子さま。ご結婚直後の、輝くような笑顔を取り戻されてほしいと、切に願う。

同世代の2人の貴人の人生に思いを馳せながら、凡人は思う。
平凡きわまりない名もなき人生。なかなか思うようにいかない人生。欲しいものが簡単に手に入らない人生。生活するためにせっせと働く人生――でもこれでよかったのかな、と。
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by gbsatomi | 2005-01-24 00:03 | DIARY

ながらくご無沙汰いたしました

皆様、お久しぶりでございます。
「冬眠」している間に、いつしか2005年となり、その新年のご挨拶をする機会も逸してしまいました。
その間、この拙いブログに連日お越しいただき、ありがとうございました。そして、来る日も来る日も更新することができず、大変申し訳ありませんでした。
わたくし、「椎間板症」にて、家庭内入院生活を余儀なくされていたのでした。

それは、昨年12月25日の朝、急に私を襲いました。
「腰が痛い!」
何をきっかけにしたわけでもなく、突然歩行困難に。
とりあえず、ソファに横たわると、もうそのまま起きあがれませんでした。

「ぎっくり腰」ってやつかしら…よく3日間寝たきりだった、などという話を聞くし。
と自分で判断して、本当に寝たきりの生活になりました。ところが4日たっても、治るどころか、悪化するばかり。横たわる以外、何もできません。歩くことはもちろん、立つことも座ることも。寝ているときでさえ、痛みが走ります。
連日の忘年会で飲んだくれていたDも、さすがに病院に行くべきだと言いました。近所の整形外科が29日まで診療していたので、駆け込みセーフで担ぎこまれました。

レントゲンを撮ると、椎間板の最下部の間が狭まっている。これが痛みの原因だと言われました。
Dr.は「何もすることはありませんね。安静にしているしかないです」とおっしゃる。
「(リハビリの機械を指さして)ああいうの、やってもらえないんですか?」
「かえってだめになります。安静にするだけです」

その瞬間、我が家には年越しもお正月もないことが判明しました。
ああ、なんと情けない。
12月25日といえば、一家の主婦としてはさあ、これから一年の総決算、大掃除にお正月準備、おせちづくり、と普段手のまわらない家事を一気に行う、最も忙しい時期であります。
教師も走るという、日本中がせわしなく動くその時期に、私はマグロの水揚げのごとく、ただ横たわっているしかなかったのです…

皇太子妃雅子さまは静養のためご公務をずっと休まれていますが、我が家のさとみさまもお正月の公務ならぬ恒例行事をすべて欠席することになりました。
元旦は結婚以来欠かさず行っている、亡き舅の墓参。(昨年からは私の母の墓参も加わりました)2日は実家の親戚が一堂に会します。私は母のかわりにホステス役を務めねばならないというのに。
「もう仕方ないわ」
寝込んで1週間、その頃にはあきらめもつき、家族が出ていった後、一人静かに本を読み、CDを聴いたのでした。

25日から慌てて作ろうと思っていた年賀状もついに出せずじまいでした。
いただいた皆様、申し訳ありません。この場を借りてお詫び申し上げます。
また、さつきが丘フィールズ関係者の方々にはお見舞いや激励のお言葉をいただき、いろいろとお世話になり、本当に感謝しております。
現在、痛みはまだありますが、このように少し文章が書けるほど回復しました。
ただ、歩き方はよぼよぼと、90才の老人より遅い足取りですし、長時間座ることも立つこともまだできません。
ある程度痛みがひいてくると、少しは運動をしたほうがいいという説もあり、今後どのようにしたら回復につながるのかと、悩んでいるところです。
腰痛克服にまつわる、皆様の情報をお寄せいただければ幸いです。

そして最後になりましたが・・・・・・
このブログには、私が存じ上げない、多くの方々が連日訪れてくださっているようです。私は、さつきが丘関係者のほかにこの存在を誰にも教えていないので、過去の記事を読んでくださった方々や、仲間のブログから訪れてくださった方々と拝察いたします。
インターネットとはそういう世界なのでしょうが、このような拙文を見知らぬ方に見ていただくのは、気恥ずかしいのと同時に、大変な励みともなります。
仮にも、モノ書きの最末端で仕事をしている者なので、文章を書くことは好きなのです。
全く更新できてなかったにもかかわらず、ご訪問してくださったことに感謝申し上げます。
そして今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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by gbsatomi | 2005-01-17 22:22 | DIARY


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