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「愛」についてちょっと考えてみた

なぜにいきなり「愛」?…
…数日来ジョンの世界に浸っているから?いえ、そういうわけではありません。

今日、ある女性を取材した。彼女は、私に「ストーリーテリング」というものをやってくれた。イギリスの児童文学作家、ファージョン作の「ボタンインコ」というお話。あるジプシーの少女をめぐるファンタスティックな話だった。その邦題「ボタンインコ」は、原題は「Love Bird」というらしい。あえて邦題を使う理由として、彼女は「Love」って言葉は、日本ではえてして「性愛」の意味あいで使われるから。英語では、「Love」はもっと普遍的なものだから、と言った。

そうかあ…そうだよね。英語圏の人々ってすぐにLoveを連発するよね。あれってLoveの安売りじゃなくって、もしかしたら、日本人が使うLoveよりもっと崇高なものかもしれない。キリスト教では「汝の隣人を愛しなさい」とかいうらしい。日本語的感覚だと、「人を愛する」って言ったら、やっぱり、その…「恋愛」を思い浮かべるでしょう。すると、その範囲は自ずから限られてくる。若い人にしか関係ないもの、既婚者には関係ないもの……
だから、若者の間では、男女が相思相愛なことを「ラブラブ」(もう古いかな?)なんて言うんでしょ。こっちのほうが、よっぽど「Love」の安売りなんじゃないかしら。。。

そんなことをボーっと考えながら帰ってきて、新聞をパラパラとめくっていると、「読者の悩み相談室」みたいなコーナーがあって、回答者はあのピーコ。
46才で夫も子どももいる主婦が、5年間妻子ある人とつきあっていて、彼のほうはもともと夫婦不仲で、最近離婚したという。ところが、彼は彼女(相談者)に、別れを告げた。独り身になったというのに。相談者は「私は彼を大好き。こんな恋はもう一生できない。夫も子どももいる幸せな家庭にいて、恋をしてはいけないのでしょうか。去っていく彼を追うのは無駄なことですか?」という内容。
まあ。お気楽な人もいるものだな、もしかしたら「サクラ」記事かもしれないけど…と思いながらピーコの回答を読んだら
「あなたの恋は5年間、無駄だったのよ」。
いわく、「恋は欲望。愛は、どれだけ相手に何かをしてあげられるか」ということらしい。

うん…ピーコの考えがすべて正しいわけではないでしょうけど、彼(彼女?)の言う「愛」は、Love本来の意味に近いかもね、なんて、今日の取材を思い出しながら考えた。

さらに新聞の別刷りを見ると、サンテグジュぺリの「星の王子様」の記事があり、
いくつかの日本語訳があった。

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」
「いま、こうして目の前に見ているのは、人間の外がわだけだ、一ばんたいせつなものは、目に見えないのだ……」

肝心なことは目に見えない、か……もしかしたら、既に経験しているのかもしれない。
私の好きなジョンの曲「Oh My Love」には♪My eyes are wide open という一節がある。
そしてジョンの名曲「Love」は、邦訳の必要がないほどシンプルな歌詞だ。

Love is real,
Real is love
Love is feeling,
Feeling love
Love is wanting
To be loved.

Love is touch,
Touch is love
Love is reaching,
Reaching love
Love is asking
To be loved.

Love is you
You and me
Love is knowing
We can be

Love is free,
Free is love
Love is living,
Living love
Love is needing
To be loved.

今日、取材した彼女が「どんな子どもでも、愛されたい、認められたいと思っている」と言った。
〝大人だってそうだよね〟と私は心の中でつぶやいた。
例えどんな人でも――みんなに相手にされない人、批難される人、逆に富も名声も得てこれ以上幸せな人はない、と思われるような人でも――みんな昔は子どもだったしね。

「愛」ってなんだろう?
もう、照れずにそんなことを真面目に考えてもいいような年齢だと思った、今日の出来事でした。
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by gbsatomi | 2004-12-12 00:25 | DIARY

LIFE BEGINS AT 40 ~ジョンの命日に寄せて

Dear JOHN

あなたが突然いなくなって今日で24年たちました。
早いものですね。世界中のあなたのファンが、この日がくると、いつもあなたのことを偲んでいると思います。そして、流れた月日を自分の人生に重ね合わせて、感慨深く思っているのではないでしょうか。
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あなたの歌声を初めて聴いて衝撃を受けてから30年。
近年あなたの歌声をよく聴くようになり、あなたとの「縁」を感じます。
「縁」なんてなれなれしくごめんなさいね。日本のたかが一ファンとあなたのような超有名人に「縁」なんてあるわけないのに。でも、誰にでもそう思わせる不思議な親近感が、あなたの特徴だと思うのです。スーパースターらしからぬ、身近な人、って錯覚してしまうような…だから、あえて「縁」と言わせてもらいますね。

あのとき、私は18才。日本では9日でした。受験を控えた高校生は、学校帰りに本屋さんをはしごしていました。参考書を読み漁って、気がつけば6時すぎ。慌てて電車にのったとき、ふと目にとまったスポーツ紙の文字。あの衝撃は一生忘れられません。
「ジョン・レノン射殺」

しゃさつ……って?何?どういうこと?
ボキャブラリーのなかった私は、「射殺」とは、犯罪者が受ける刑のことかと思いました。「そんなわけないじゃない、ジョンがそんなこと。だって新曲出したばかりなのに」
外国の新聞にあるような、エイプリル・フールのジョーク?とも思いました。でも今は12月。じゃあ、なぜ?どうしてあんなことが書いてあるの。
頭の中は?マークでいっぱい。「いったい、どういうこと…?」そんな私に、NHKの7時のニュースのアナウンサーの冷静な言葉が突き刺さりました。「元ビートルズのジョン・レノンがニューヨークの自宅前で射殺されました」

あのときから、1年間、あなたのことに関して私の中で時が止まりました。「信じない」ことによって自分を守っていたのだと思います。本当にあなたの死を実感したのは1年後。そのとき初めて悲しくなりました。

時は流れて。18才の少女は、りっぱなオバさんになってしまいました。
ビートルズを卒業してからも、いろいろな洋楽を聴きました。10代の頃、湯川れい子さんが「エルビス命」と言って、多方面で活躍しているのを見て、「私も、こんな40才くらいのおばさんになっても、いつまでもロックが好きでいたい」と思いました。今、まさにそんな日々が私に訪れているのです。そしてそれは、2年前のあなたの命日がきっかけでした。私はそのとき、ちょうど40才でした。

ちょうどその日に仕事で出会った、あるバンドをきっかけとして、今まで知らなかったビートルズの世界が開けました。b0036381_18544178.gif
「コピーバンド」……アマチュアでそのような人たちが、たくさんいるのです。日本の、ここ千葉のごく限られた地域にも。
私が長年秘めていたビートルズへの、そしてあなたへの情熱を、共有できる人たちと出会うことができました。さらには、ビートルズに限らず、昔好きだった音楽のことまで語れるような人の輪も広がったんです。今までそんな環境にいなかった私にとって、これは大きな喜びでした。
コピーバンドっていっぱいあって、それぞれ特徴があって面白いんですよ。例えば「S・F」は、コスプレをするんです。スーツも楽器も、そしてカツラまで。
ここのジョンさんは、同じジョンファンといっても私ほど考えが偏ってなくて、いつももっと広い視野に立った考えを示してくれます。彼はとても研究熱心で、いろいろ教えられることが多く、拙い私との議論にもつきあってくれます。そして彼は私の伴奏で歌ってくれたこともあるんですよ、あなたの曲を。長年の夢が叶った瞬間でした。
「R」というバンドのジョンさんは、あなたに似た声質と風貌で、観客を喜ばせてくれます。あなたに並々ならぬ愛情を持っている人です。マニアックともいえるほど、あなたを研究しています。その尖った考えには、私はしばしば同意してしまいます。ヨーコの事やソロアルバムのことなどね。
「P・O」というバンドのジョンさんは、とても歌の上手な人。彼の「GOD」を聴いたとき、私は、本当に魂が抜けてしまいました。「I was a dream weaver~」の部分は、ホンモノのあなたが歌っているかのようでした。ここ数年日本で行われているあなたのイベントについて、私が意見を述べたら、彼は思わず私の手をとって同意の握手をしてくれました。そのとき「ご同輩!」って言葉が、その手から伝わってきました。

いずれも社会の第一線で活躍している、大の男たちです。世界中のあちこちに、このような人たちがいるのでしょう。彼らが心酔してやまない、あなたの魅力の深さを思い知らされます。
私は女ですけど、あなたのルックスがカッコいいとか思ったことはありません。私が好きなのはあなたの声と歌い方。これが一番好き。シンプルなのに心に残る歌詞、激しさの中にも、ちょっと哀しくてソウルフルなサウンドが好き。そして自分に正直な、気取らない生き方――ハチャメチャな生き方を隠さない所が好き。だから世間でなんと言われようと、私はあなたのことを「愛と平和の使者」なんて思ってません。あなたは、ただのロックンローラー。でも世界で一番カッコいい、真のロックンローラーなのです。

「Life begins at 40」ってあなたは言いましたね。
その40才になった途端にあなたはいなくなってしまった。そして私は40才になってから、あなたの残してくれた素晴らしい音楽によって、人生を少し豊かにすることができました。
だけど人生はいいことばかりじゃない。つらいことも悲しいこともいっぱいあります。でも、あなたの分までも――とても図々しい言い方ですが――私は生きていたいと思います。だって人生は40才から始まる、ってあなたが教えてくれたんだから。

そしていつか天国に行ったなら…あなたに絶対会いたいです。今年、夢の中に出てきてくれたあなたの、そのきれいな茶色の髪を、この目で見たいから。
                          Sincerely,
                            Satomi
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More ♪satomi流 追悼のしかた
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by gbsatomi | 2004-12-08 19:07 | LOVING JOHN & FAB4

マツケンは一日にして成らず

芸能ニュースなど好きじゃない私だが、なぜか芸能ネタが続いている。というのは、先日、「FNS歌謡祭」で話題の「マツケン」を見て、ちょっとしたショックを受けたからだ。b0036381_10104611.jpg紅白に出るとかなんとか、少し前から何となく小耳にはさんではいたが、「ちょっと落ち目の芸能人が話題作りにやってるんでしょ」とタカをくくっていた。高橋秀樹が前にとんねるずの番組で、何だかおちゃらけたキャラを演じて人気者になったことがあったというでしょ、(見たことないけど)それみたいなものだと思ってたのだ。時代劇も廃れてしまったしねえ。

お目当ての「ポルノグラフィティ」が出なくて残念がっている次男は「そうだ、マツケンが出るんだ」などと言っている。「ねえねえ、マツケンサンバって何かお笑い番組から出てきたものなの?」と聞いたら「違うよ。この人が勝手にやってるんだよ」「そんなぁ、勝手に自分からこんなことやって売り出したの?かりにも時代劇のトップスターが…」何だかよくわからないな~。でも一度見てみようかな。そして番組は粛々と進んだ。キッチンにいた私に「ママ、始まるよ」との声。いよいよ「マツケン」の登場だ。よし、暴れん坊将軍様のエンタテイナーぶりを、このSATOMIがたっぷりと見て進ぜようではないか。

総スパンコールの着流し、ヅラにはかんざしのようなものを二本たらしているその姿は、美川憲一も真っ青。「あーあ、大地真央は離婚して正解だったね」などと思ったが、曲が始まってびっくり!正式には「マツケンサンバⅡ」というらしいが、その華麗な舞いは、私の目を釘漬けにしてしまった。
バックに従えるのは、武富士ダンサーズが着物に着替えたような大勢の女性陣、そしてサムライ姿の男性ダンサーズも。51才の「マツケン」は踊る、まわる、走る。広い舞台を縦横無尽に使っている。しかもその「踊り」は抜群に上手いのだ。ガタイがいいのに、動きは軽やか。衣装も相当重いはずなのに、そんな様子は微塵も見せず、常に笑顔。あんなキンキンキラキラの殿様姿と、バックで踊る「バカ殿さま」に出てくるような女中たち…暑苦しいはずのビジュアルなのに、少しもそう見えない。それどころか、サンバのリズムにこちらもウキウキしてしまうほどだ。よく見ると、立ち止まっているようでも細かいステップを刻んでいる。そして舞台の端から端まで走り、踊る。キメのポーズなどの所作はバッチリ!さすがに当代きっての時代劇役者だ。華やかこの上ない。
そして、この踊りを「歌いながら」やることに驚いた。息が切れてる様子はないが、あまり上手くないので「口パク」とも思えない。まあ歌はご愛嬌といったところだが。(意外と声が若い)

とにかく、驚いた。一時的な人気とりのようなものだと思ってたら、大間違いだった。
翌朝、私の唯一の芸能情報源である「とくダネ」から仕入れた情報では、なんと「マツケンサンバ」は、松平健がショー(公演)の一番最後でやるお決まりの演目だという。宝塚歌劇でいう、あの大階段のフィナーレのようなものか。もう10年も前からやってきたもので、最近始めたこの「マツケンサンバⅡ」が特に評判がよく、BSやケーブルテレビで放映されたものが、クチコミで人気が出てきたものらしい。(お笑い番組から派生したものではなかったのね、ごめんなさいマツケンさん)
b0036381_14151345.jpgそして、昨日の番組では、「マツケン」の登場時に瞬間最高視聴率28.5%を記録したというからスゴイ。(私だって、キッチンからとんで行って見たくらいだもんね)。う~ん、やっぱりマツケンはホンモノだ。ぽっと出の若い芸人ではないのだ。「とくダネ」によると、本名:鈴木末七。七人兄弟の末っ子。「師匠」と仰ぐ勝新太郎から「10回焼き鳥屋に行くなら1回高級クラブに行け」といわれて育ったという。いわゆる昔ながらの芸能人なんだなあ。
「マツケンサンバⅡ」の振り付けを依頼するとき、彼は「和洋折衷のものを」と言ったそうだ。
なるほど、着物姿で殿様が「サンバ」だもんね。本来ならミスマッチなことを、上手くこなしている。決してキワモノではなかった。
日舞、殺陣や乗馬に加え、殿様らしく見せる所作のために茶道なども学んでいるに違いない。身のこなしはとにかく軽く、優雅で華やかだ。
「芸」を持っているからこそ代表作もあるし地道に活躍もできるし、こういう「変わりダネ」でも勝負できるんだ。マツケン、すごいなあ、見直したよ。来年はNHK大河の「義経」に弁慶役で出るそうだ。義経役はジャニーズで唯一私が認めるタッキーだというし、ちょっと見てみるかな。みんなが「ヨン様」と言っているときに一人だけ「マツケン様」って言っちゃおうかな。

……すっかり「芸能通」になっちゃってる私。「芸能ニュースなど好きじゃない」と高らかに冒頭に宣言したというのに…それほどマツケンサンバに魅せられてしまったのです。
よくできた(訴求力の高い)CMソングなどは、知らず知らずの間に人の脳裏に焼きついているという。何気につい、そのフレーズが出てくるというように。今、私の頭にリフレインするのは「マツケンサンバⅡ」。1度だけ通しで聞いただけなのに、これもスゴイ。なんだか紅白が楽しみになってきた。「松平健ショー」に行けば、あの踊りが見れるのかな。いやいや、そこまでにはなりたくない。そうなっちゃいけない。かりにも「洋楽ロック」一筋に生きてきた私なのだ。

でも、本当の芸を持った芸能人は好きだ。女優でいうと、藤山直美。あの人は自身が強烈なキャラなのに、役になりきることができる、稀有な役者だと思う。彼女と勘九郎が競演した舞台は見たかった。歌手でいうと岩崎宏美の歌なんてお金出して聞いてもいいな、と思う。まあ、そういうわけで私の好みは一般的な若者の好みとは全然違うようだ。(何、あなた若者のつもり!?)

こうなったら最後まで芸能ネタで。最近若者に人気という「ギター侍」波田陽区。b0036381_1417955.jpg
先日その「芸」を初めてじっくりと見たが、どうも私には解せないものだった。
ところが長男は彼が「斬り~っ!!」と叫ぶたびにケラケラ笑っている。何だか、そこで笑わなければいけないかのように。
「これだったらママは『はにわ』のほうが面白いわ」と言ったら……
「わーっははは。『はにわ』だって!」
「いるじゃない、ベース弾いて歌う人。まだあの人のほうが…ん?(気づく)……あ、『はなわ』かぁ~・・・エへへ…」
「人の名前を間違える」「忘れる」これ、すなわちおばさんへの道。
マツケンもそうだが、おばさんも一日にして成らず。こうしたことを積み重ねて、「真正おばさん」になっていくんだ。。。
気をつけなくっちゃ!
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by gbsatomi | 2004-12-05 14:25 | DIARY

ヨン様VSシン様

似てる?似てない?  とくとご覧あれ。
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(なぜこういう画像をUPすることになったかは、お手数ですが「次のページ」のコメント欄をお読みください!)

(シン様の追想)
ヨン様フィーバーか・・・まったく、こいつのどこがそんなにいいのかなあ。まあ、確かにカッコいいけどさ。・・・・・・・ん?待てよ。こいつ、誰かに似てないか?・・・・・・そ、そうだ、若き日のオレ、オレだよ!(タバコをくゆらせながら、しばし昔を懐かしむ) ああ、あの頃は良かったなあ~。オレがギターを弾いて歌うと、女の子たちが「シンさまあ~!!」って黄色い声を浴びせたものさ。まあ、自分で言うのもナンだけど、K高校ではちょっとした「スター」だったぜ!なんせ「追っかけ」までいたんだからな。フッフッフ・・・・・

そんなオレも、もう40半ば。かつて追っかけてくれた女の子たちも・・・ん?待てよ。オレってもしかして今でも追っかけられてんじゃん。そうだよ!オレがギターを弾いて歌うと、オバさん、いや、元女の子たちが、黄色い、じゃなかった黄土色の声で、「ジョン(do)さま~」って。
そういえば、「ヨン様」を追っかけてるのもおばさん達。オレの追っかけ達も、すっかりおばさんになってしまった。ってことは、オレってもしかして「日本のヨン様」?
そうだよ!つまり、こういうことなんだ。
「ヨン様」≒「シン様」≒「ジョン様」 ほら、字にも共通点があるじゃないか。
そういうことか・・・いやぁ、気分いいなあ。フッフッフ・・・・・

(johndoさまあ、勝手なこと書いてゴメンネ!)

なお、SF-johndo氏によると、「ヨン様」は、「今の日本人風ではない」と。
「昔の男性」―自分たちが若かった頃の―を懐かしんで、中年のおばさん達が追っかけているのではないかと、冷静に分析しておられました。
そして、「伊勢正三」に似てるのではないかとも・・・b0036381_9491143.jpg

More  リアルシン様よりひとこと  (by SF-johndo)
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by gbsatomi | 2004-12-04 09:50 | DIARY

「ヨン様」に見るプロ意識

ついに「ヨン様」がお帰りになった。世界中に中年日本女性のみなぎるパワーを知らしめた、二度目の来日だった。b0036381_1545224.jpg
成田到着時に出迎え3500人、その後ホテル前での事故騒動があったにもかかわらず、「お見送り」には1000人、そして韓国に帰ったヨン様をいち早く「現地お出迎え」する日本人が200人近く来ていたというから驚きだ。この「ヨン様フィーバー」の中核をなすのが40代だと、各メディアは伝えていた。うーん、これは同じ40代女性として聞き捨てならない。
私がテレビで「追っかけおばさま」たちを見た感想では50代の、それも後半が多いような気がした。少なくとも、10代、20代は圧倒的に少ないといえるだろう。
私自身は、「冬のソナタ」をはじめとする韓国ドラマは見たことないし、ヨン様のことも好きじゃない。最近の彼の容姿は、髪形といい顔といい、何だか中年のおばさんのように見える。(肉体改造してマッチョになったらしいが)
ただ、私はぺ・ヨンジュン氏を嫌いではない。というのは今年の初め頃だったか、彼の初来日のとき、NHKのインタビューを受けているのを見て、何だか日本の売れっ子芸能人に比べて、誠実そうな人柄に見えたからだ。真摯に受け答えしている様子は、ちょっと売れてるからといって天狗になってるような日本の若いタレントとは、違うものがあった。謙虚な感じが好印象だった。そういう「真面目なイメージ」を売りにしている俳優なのかな、と思った。
そして今回の来日。日本の中高年のおばさまたちが手ぐすね引いて待つなか、満を持しての登場だ。何がああも彼女たちを熱狂させるのだろうか。その答えが、前回のインタビューと今回の記者会見でわかったような気がした。

写真集発表など、晴れの舞台になるはずの記者会見で、ヨン様の「ほほ笑み」は見られなかった。ファンがホテル前に押しかけ車を取り囲み、10人がケガをするという事故がおきたためだ。ヨン様は、合掌して「ごめんなさい、今日はほほ笑むことはできません。私のせいで私の家族たち(ファン)がケガをしてしまい、申し訳ありませんでした」と言った。会見は始終沈痛な表情で、涙を浮かべていた、と伝えるメディアもあった。その後行われる予定だった、写真集会場でのテープカットなど、晴れがましいセレモニーは一切中止になったという。
事故が起きた理由は、長時間自分を待っててくれたファンに、一目でも自分の姿を見せてあげたい、という彼の意向で、車が急に予定外のコースを走ったことによるらしい。(10人はいずれも軽傷ということが不幸中の幸いであったが)
日本の若いタレントなら「まったく。おばはん達がしつこいからこんなことになって。オレのせいじゃないんだ」みたいなふてくされた態度が、隠していてもほんの少し見られたかもしれない。しかし、ヨン様の表情は、ファンでもない私が客観的に見ても、暗くふさぎがちで、反省の色、謝罪の気持ちなどがよく表れていた。
この人は、本当にこういうキャラなのか。それとも内心はどう思っていようと、完璧に演技をしているのか。
テープカット中止など一連の祝賀行事キャンセルも「反省する好漢・ヨン様」のイメージを保つための戦略なのか?いずれにしても、あの態度はヨン様信者の胸をうったことはまちがいない。
それに、彼はファンのことを「家族」と呼ぶ。これには信者たちは「総胸キュン状態」だろう。韓国の芸能界の慣わしなのかどうかわからないが、もしヨン様が日本のファンの心をとらえるために、あえてそう呼んでいるとしたら――彼は相当有能な戦略家だ。
なぜなら、女性というものは一般に、「所属」するのが好きだから。わたしたちは、ヨン様が「家族」と呼んでくれる、ヨン様を筆頭とした集団。自分にとって居心地のいい、ヨン様公認の集団……そう思うことにより、彼女たちのパワーは倍増するのだ。

とにかくその会見を見て思ったのは「日本の芸能人にはこういうタイプはいない」ということ。若者中心の日本の芸能界に、40代後半以上の「真正おばさん」の入る隙はなかった。
そこへ、どんなにトシをとったおばさまにも、分け隔てなく誠実なほほえみをふりまいてくれる「ヨン様」は、日本の芸能ファン層のニッチをがっちりと掴んでしまったのだ。
この「追っかけおばさま」たちは、私が思うには、夫にも子どもにも見放された「淋しい主婦」ではない。だから世間で「淋しい女たちが心のすきまを埋めるために…」などというのは違うような気がする。それどころか、「夫も子どもも思うように操り、お金も暇もある主婦」が多いのではないだろうか。よくいえば幸せ、悪くいえば「やりたい放題」。もちろん、彼女たちは全国にいる何万人かのヨン様ファンのごく一部であり、大部分を占める良識的なファン、そして何よりもヨン様自身のイメージが、彼女達の出過ぎた行動によってダウンしてしまうことを、ファンでもない私が心配してしまう。

さて、ヨン様は苦渋に満ちた記者会見から一転、帰国の途につくときはお見送りのファンに満面の「ほほ笑み」を浮かべていた。b0036381_15484549.jpg何度も何度も後ろを振り返って手をふりながら。本当にこの人はファンサービスに徹しているというのか、これだけのファンがいることに心底喜んでいるのか…つまりは営業用スマイルなのか、マジスマイルなのかどっち?とヨン様マジックにかかってしまった。
さらには韓国まで先走りして出迎えている日本人集団、これを見たときは恥ずかしくなったが、ヨン様はここでも「ほほ笑みの貴公子」だった。当惑した顔などみじんも見せない。恐るべしヨン様スマイル。もしかして私もその魅力にとりつかれてしまったかしら!?

この騒動を伝えるニュースを見ていたら、Dがいつになく上機嫌でやってきた。「お前も…ヨン様が好きなのか?」「とーんでもない。私はドラマも見たことがありません。こんなに人気があるのは、日本人俳優がいかに魅力がないかということよ」「いや、日本のダンナが魅力がないんだよ」「我が家のダンナ様はじゅーーぶん魅力的なので、私はヨン様ファンではないですっ!」思いきり皮肉をこめて言ったのに、彼は、ハハハと笑いながら自分の部屋に戻っていった。
余裕で聞いてきたのは、私がヨン様にハマっていないことを知ってるから。そしてその理由を彼は勘違いしている。
う~ん、悔しい!
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by gbsatomi | 2004-12-02 15:56 | DIARY


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