カテゴリ:LOVING JOHN & FAB4( 19 )

アクロス・ざ?・ユニバース

ジョン、あなたはどうして「♪アクロス・・ユニバー~~ス」と歌うの?b0036381_1202857.jpg

さて、今回は英語のお勉強におつきあいくださいませ。
かねてから疑問に思ってました。ジョンが「♪アクロス・・・・」と歌うことについて。
だって、英語の定冠詞The(ここでは、「ザ」と表記します。本当は日本語表記できない音ですよね、thの発音)は、次に来る単語が母音で始まる場合には「ザ」じゃなく「ジ」(同じく便宜上「ジ」と表記します)になる・・・・・と習ったじゃないですか。
ならばならば、アクロス・THE・UNIVERSE・・・「ザ」の次は、母音Uで始まるのだから、「ジ」じゃないの…?

でもでも、手元にあるビートルズ関係の本で、この曲を表記しているものはすべて「ザ」になっている。それに、私ははっきり覚えている。かれこれン十年前、中2のときに買ったLP「LET IT BE」のしょぼい歌詞カードに、はっきりと「アクロス・・ユニバース」と書いてあったことを。
「ジ」と書いてある本もたまにあったと聞くが、う~んそうかも知れないがとにかく今、私の手元にある資料にはすべて「ザ」となっているのだ。
それに!
なんといってもジョンがはっきりと「ザ」と発音しているではないか。
どうしてどうして?

仮説をたててみた。
①リバプール訛り。リバプールでは母音の前でも「ザ」と発音する。
②Universeという、唯一無二、絶対的な存在の名詞には母音云々の法則は適用されない。
③余裕があるとき(ゆっくりした曲)は「ザ」、ないときは「ジ」と発音する。
④ジョンの思いつき、気分次第で「ザ」と発音している。

う~ん、どれも弱いな。。。。。

ここでジョンの他の曲を思い浮かべる。
Theの後にUから始まる名詞を歌っているものはないかな?
あったあった、ありました!
「♪My mother was of the sky
My father was of the earth
But I am of the universe・・・・・」 ご存知、「Yer Blues」の一節です。

これは、何たる偶然というかちょうど教材のような歌詞ではないか。
最初のtheは「ザ」。(skyの前)
次のtheは「ジ」。(earthの前) ジョンははっきりと使い分けている。
そして問題の部分、・・・「バッ アイアム オブ ? ユニヴァース・・・・」
うーん、「ザ」と聞こえるが、苦し紛れに聞くと若干「ジ」の要素も入っているような。

息子に聞かせたら 「『ザ』じゃないの?」 と言う。
そこで「the に続く母音始まり名詞の音」の法則を言うと、「でもさ、ユニバースの前は、ジよりザのほうが言い易いんじゃないの?」だって。

「アイアム オブ  ユニヴァース」
「アイアム オブ  ユニヴァース」
どっちが言い易いかな。「ザ ユニヴァース、ジ ユニヴァース、ユニヴァース、ユニヴァース・・・ユ。ユ?ユ!?」

そこではたと気づいた。
Universeは、たしかに母音Uで始まるが、発音は「ユニヴァース」であり「ウニヴァース」でも「アニヴァース」でもない。Universeの「ユ」は、発音記号で書くと「j」の次に「u(←この上に線がついている)」という記号。例えばumbrella、umpire、up、under などのuは「ア」の発音だが、同じuでもUniverse、uniform、utopia、unicornなどは「ユ」なのだ。
ここにヒントがあるのではないだろうか?
そこで仮説⑤「ユ」と発音するuで始まる単語のみ、「ザ」になる。・・・ホントかな?

じゃあ、uniform、utopia、unicornの前にtheをつけて発音している曲を探せばいんだわ、と考えたものの、とてもそこまでやる気力能力もない。
どうでもいいじゃないの、そんなこと、って思われるかもしれません。
いえね、私がこんなにこだわるのはワケがあるんですよ。

昨年夏までバイトをしていた学習塾で、子どもたちの英語のリーディングを担当していました。発音指導は一切せずネイティブの録音したCDのみに頼るのだが、間違った読み方をしたときにチェックし、教えるという仕事である。
たいていの子どもたちがよく間違えていた。「theの後に来る名詞が母音で始まるときは、発音が変化し、ザ→ジになる」ということを。
教材CDでも明らかに「ジ」と発音しているのでそう指導してきたのだ。口をすっぱくして言ってきた。だから、この「アクロス・ザ・ユニバース」はどうも合点がいかないのだ。
ジョンの発音がOKならば、私はウソを教えてきたことになるじゃない(・・;)
だから、真実を知りたいのです。(んな大げさな・・・)
皆さん、どうかこの不勉強な私に教えてください。。。お願いします。

さて、Across the Universeは現在公式に出ている4つのバージョンがあるが、皆さんはどれがお好き?
刷り込みとは恐ろしいもので、私はやはり初めて聞いた「LET IT BE」(nakedじゃないもの)or青盤のものが正式バージョンだと考えてしまうのである。あの、ジョンの声がヌボーっとして全体にもやがかかっている感じの、フィル・スペクターサウンドが。b0036381_1221691.jpgだからあれを基準に好き嫌いを考えてみると、
Past Mastersに入ってるバードバージョンは、音が高すぎ、テンポが速すぎであまり好きじゃない。(中学のとき、エアチェックをまめにしていてこれを聞いたときにはびっくりしたけど)
音のクリア度でいったらなんといっても「naked」バージョンだろう。
しかし、この「naked」の楽曲はすべてnakedとか言いながらちっとも素っ裸じゃない。作って作って作りこんだ、つまり現代の技術の結晶でnakedに見せかけているのだから、いくら音が良くてもなんだか人工的な感じであまり好きじゃないのだ。となると、やはりアンソロジーバージョンである。
これはまあまあ音もよく、ボーカルも演奏もラフで、余分なものがくっついてなくて、これこそリアルAcross the Universe naked じゃないかと。(まあ、アンソロジーは全部そういうものだけど)
あきらかにジョンのボーカルが他のテイクと違って、このラフ感がなんだか好きなのです。
テンポもね。このくらいが一番好き。

そうそう、あの呪文のような Jai guru deva, om という歌詞ですが。
あの意味をワインセラピストさんのブログで初めて知りました。
Jai=ブラフマン
guru=伝道師
deva=天使(妖精)
om=宇宙の波動    
なんでも、インドの宗教用語なんですって。
(セラピーさん、引用させてもらいました。ありがとう!)
これね、大昔のLP「LET IT BE」歌詞カードにはなんと
「I can rule day ○○←(失念)」と書いてあったんですよ。とんでもないよね。
おかげで、14歳の私はずーっとそういう歌詞だと思い込んでいました。25歳くらいまで。
ひどーい!

どうか皆さんのご意見、お聞かせください。ザ→ジについて。
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by gbsatomi | 2006-03-21 01:29 | LOVING JOHN & FAB4

The 25th Anniversary of John’s ・・・・・

Dear JOHN

あなたにこうやってファンレターを書いてから1年たちました。
b0036381_239932.jpgそして、今年はあなたがいなくなって25年という節目の年です。
私は今年もあなたに手紙を書いて、あなたを追悼したり、自分のこの1年を振り返ったりさせてもらいますね。ブログ上でのことだけど、天国にいるあなたにはすべてお見通しであることと信じて。

「天国なんてないと想像してごらん」とあなたは歌ったけど、私は、天国はあると思うんです。
もちろん生きてるときに徳を積んだ人だけが行けるところだと思ってますけど。
私が考える天国とは・・・そこは、死の苦しみを乗り越えた人が行くところだから、苦しみも悩みも一切ない本当のパラダイス。そこでは人は、瞬間的に自分のなりたい年齢になれる。だから子どもに戻って母に甘えることもできれば、若者になって情熱的な恋もできる。逢いたい人にもすぐ逢える。だからもし私が行けたなら、あなたの歌を初めて聞いたティーンエージャーの頃に戻って、あなたに逢いたい・・・・・
と漠然と考えてるんですけど、私、もしかしたら天国に行けないかもしれないな、ってそんな気もするこの頃です。

今年もいろんなことがありました。
それは、なぜかあなたに関連することが多いので、報告させてくださいね。
3年前のあなたの命日に、仕事で知り合ったビートルズコピーバンドの人たち、その仲間たちとお友達になって、私の人生に新しい1ページが開かれました。
その人たちと、セッション大会をやってあなたの歌を演奏できたことは、信じられないほどの大きな喜びだったのですが、今年はそれが発展して、なんとバンドを結成することができたんです。少女のころ、ビートルズナンバーのキーボード部分をピアノで弾いて楽しんできた私が、本当のバンドで演奏できるようになったなんて!
この年齢で、夢中になるものにめぐりあえるなんて、本当にありがたいことです。
夏にはちょっとしたお披露目会もやったんですよ。
今、私の都合でバンドはちょっとお休み状態になっているのだけど、仲間はみなとても理解ある人たちで、本当に感謝しています。みんな人生の少し先輩で、私の悩みや苦しみにも知恵を貸してくれたり助言してくれる、素晴らしい人たちです。
春ごろにはぜひ再開したいと思っています。
そしてこの先どんなことがあっても、そのときどきやれる範囲で、細々とでもずーっと長くあなたの、そしてビートルズの曲を演奏していきたい、と思います。あなたが活躍していた頃にビートルズの歌を聞いて感銘を受け、楽器を手にした者たちが、そうやって各自細々と伝承していくことは意義があるような気がするのです。
こんな生活を与えてくれたのもあなたのおかげです。b0036381_243259.jpg

そして、もう一つ報告したいことがあります。これは私の生活にかなり劇的な変化をもたらしたことなんです。
去年のあなたへのファンレターがきっかけで、私のブログを読んでくれる人が増えました。全国津々浦々に、あなたを好きな人、ビートルズを好きな人がいっぱいいて、あなたの命日に自分の想いをブログにしたためているのです。顔も知らないそのような人たちと、一つの話題で盛り上がるのはとても楽しいことでした。
その人たちはたいてい音楽を専門に扱うブログを作っている人たちで、それは素晴らしい知識や表現力がある人たちです。更新もまめにしている人が多く、感心させられます。
私のこんな、くだらないことをたまに書くだけのブログをクリックしてもらい、特にあなたのことについて書いたときは多くのコメントをもらうのです。そして自分のブログのリンクまで貼ってくれる人々もいて、ちょっと私は恐れ多くて恥ずかしい気でいっぱいです。
だって私のは、音楽専門でもないし、ずいぶんあなたを偏愛しているし・・・
私もいくつかリンクを貼らせてもらってるブログがあります。そしてブックマークしているブログはもっといっぱいあるのですが、UPするのに四苦八苦するのでそのままになっているのです。
コメントで親しく話させてもらう人々もいて、なんかそれらの人々のブログをチェックするのが日課になりました。1年前では考えられなかったことです。
いろんな人の考えに影響を受けたり、元気をもらったりと「ブログで知り合った人々」と文字で交流するのは楽しいものです。こんな世界が開けたのも、やはりあなたのおかげなんです。

「愛と平和を説いたカリスマ」として、今、あなたは語られる場合が多いようです。b0036381_2445214.jpg
「イマジン」は、その代表曲として、反戦ソングという扱いも受けています。
あなたのことを「平和運動家、ミュージシャン」と記した教科書もありました。
「ジョンは決してそうじゃない」というのが私の考え方。それを、今年のあなたのお誕生日にブログで書いたら、それに共鳴してくれる人が何人もいたんです。中にはあなたがいなくなってから生まれたような若い人もいて、とても驚きました。音楽に国境はないといわれるように、世代間のギャップも思ったほどはないのですね。
先日、テレビで「ベッドイン」のドキュメンタリー番組が放映されました。
あなたはあそこでああやって「Give Peace a Chance」をつくり、演奏したのですね。
私もあの中にいたかった。あの熱気を感じたかった。
ただ、見終わって何か釈然としないものがあったのも事実です。
これについては今日は書きませんね。だってあなたの命日なんですもの。

私、最近、あなたの「着うた」を楽しんでいるんです。そういうものにあまり興味がなかったのですが、いざダウンロードしてみるとちょっとはまってしまいました。
だって突然あなたの声が鳴り響くのですよ、いつでも、どこでも、着信があるたびに。これがとっても嬉しいんです。私が大好きな、あなたの艶のある声が急に聞けるんだから。メールも電話も、人ごとに着メロを変えてた私ですが、あなたの声を1日に何度も聞きたいから、すべての着信音をあなたの歌に変えました。だったらCDを聞けばいいじゃない、って思われるかも知れないけど、そういう能動的に聞くものじゃなく、偶発的に聞くものだからなおさらいいんです。この時期は「Happy Christmas」オンリーにしています。だから、今携帯が鳴っても、誰からなのかも、電話なのかメールなのかもわかりません。全部同じだから。♪So this is Christmas~ と突然聞こえるあなたの声、ゾクっとするほど素敵です。大好きです、あなたの声。いつまでも。

b0036381_3145472.jpg今、私には辛いことがいっぱいあって、人生はハードだな、と思って毎日生きています。
早く天国に行きたいな、と思うこともあります。でもまだまだ現世でやりたいことがあったのに、天国に旅立ってしまったあなたのような人のことを思うたび、私は生かされているということに気づくのです。
生かされているんだから、生きたくても生きられなかった人々のためにも、毎日を無駄にすごすことなくせいいっぱい生きなくちゃ、と反省します。
それでも時々、遠い遠い天国にいる人たちのことを思い出し、いつかはそんなところに行って、あなたをはじめ愛する人たちに逢いたい、と思います。こんな私でも天国に行けるかな?行けるような人生に今からでもしなくては。
もし念願かなってあなたに逢えたなら、ギターでもポロロン、と弾いて歌ってくれたらとても嬉しいです。
そのときはやはり「♪Imagine there’s no heaven~」と歌ってくれるのかな。

これだけ通信が発達して宇宙にいる人とも会話できるのに、天国にいる人とは会話できないのは悲しいです。だからこそ私は天国を信じたい。
でもあなたの歌声に励まされて、まだ生かされている人生、もう少しがんばってみますね。
あなたの死から25年たっても30年たっても50年たっても、私はまだこの世にいて、あなたの歌を聞いているつもりです。
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                                   Yours Sincerely,
                        
                                             SATOMI

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by gbsatomi | 2005-12-08 02:57 | LOVING JOHN & FAB4

My First BEATLES

これが、私が生まれて初めて買ったLP、ビートルズの「OLDIES」。b0036381_2351544.jpg
小学校6年のとき、ビートルズに出会って、
お年玉握りしめて初めて買ったときのあの嬉しさは忘れられません。

兄のおさがりのカセットで聞いた赤盤・青盤が、私のビートルズ初体験。
英語もわからない小6の少女がそのすべてにKOされた。
繰り返し聞くうちに「レコードがほしい」と思った。
ビートルズについてほとんど知識がないまま、ある日突然、意を決して買いに行った。場所は当時住んでいた名古屋の、家の最寄駅にあったスーパーのレコード売り場。「ビートルズ」のレコードはいっぱいあった。知らない曲ばかりのレコードも多かった。その中で手にとったのがこの「OLDIES」。だって収録曲見てください。
SideA
She Loves You           
From Me To You
We Can Work It Out       
Help            
Michelle           
Yesterday           
I Feel Fine            
Yellow Submarine

SideB
Can’t Buy Me Love
Bad Boy
Day Tripper
A Hard Day’s Night
Ticket To Ride
Paperback Writer
Eleanor Rigby        
I Want To Hold Your Hand

知ってる曲がほとんどで、子どもの初心者には大喜びだったのだ。

喜びいさんで帰り、ちゃちなレコードプレーヤーに乗せて針を落とす。
当時我が家にはステレオ・・・オーディオセットはなかった。でもその赤いプレーヤーから出た本物のレコードの音は、それまで使ってた旺文社LL用のカセットデッキの数十倍もいい音に聞こえた。それだけで大感激。
イントロともいえないドラムから始まる「She Loves You」ですでにノックアウト。
これでもか、これでもかと怒涛のごとく、ヒットチューンが私を襲う。
英語なんて全く気にならない。サウンドとフィーリングにしてやられた、12才の秋。

ご満悦にすごしていたら、高1の兄が帰宅した。
「こんなの買ったんだよ~」得意満面に見せる私に、
「なんだよー、こんなつまんないの買って」と辛らつな言葉。
「えーっ・・・?」たじろぐ私。
「せっかく買うならもっといいやつ買えばよかったのに」
「飽きるんだよ、こういうやつは」
「お金がもったいないよ」たたみかけるように言われ、半べそ状態。
そこへ母が助け舟を出した。「いいじゃないの、さっちゃんの好きなものを買ったんだから」

後で知ったことだが、兄はこのとき密かに「ABBEY ROAD」「Sgt.Pepper’s Lonely Hearts club Band」「Hey Jude」「2nd Album」を入手していた。ある日、禁断の兄の部屋に入り、棚の上のほうに大事にしまってあったこれらのレコードを発見した。こうして私は「ABBEY ROAD」と遭遇した。早速赤いプレーヤーを持っていき、どきどきしながらかけてみた。それは、「OLDIES」で初期・中期をちょっとかじった者にとって、別世界の次元の音楽だった。このLPの帯の文句は今でも覚えている。「A面の野性味、B面の叙情性。何人も否定し得ぬビートルズの錬金術」(ちょっと違うかな?) なんせすぐに「錬金術」という言葉を辞書で調べたことを覚えているから。

話を戻すと、兄は名盤といわれるものを集めたかったのに、不意打ちで私に「つまらないLP」を買われてしまった。妹もビートルズに興味を持ったのなら、そのお小遣いも使ってコレクションできるではないか、と思ったのだろう。それだけに妹がそのLPに散財したことが許せず、辛らつな言葉を浴びせたに違いない。お金もない、オーディオもない兄妹が、なんとかして集めたかったビートルズのLP。ひとたび話が合うと、結束は固かった。その日から私たちの「ステレオ買って」コールが始まった。

母を説得し、母が父に頼み、いよいよステレオが我が家にやってきたときの感激も忘れられない。今ではありえない、家具調の大きいオーディオ。でもたいていの家は茶褐色に黒いスピーカーだったのに、我が家のはナチュラルな白木にグレーのスピーカーというのが斬新な気がした。パイオニアだったけど型番などは覚えていない。ただただ、その「いい音」に酔いしれた。(今聞けばどんな音なのだろう)
そして兄は「次買うならホワイトアルバムがいいよ」と私に言った。
当時、2枚組で4400円。私はまたまたお小遣いをひねり出して、それを買った。その後は、私のほうが完全にビートルズに染まっていたので、兄に言われなくても、雑誌などで次々調べて、ビートルズコレクションを増やしていった。
そうしていくうち、「OLDIES」がつまらない、と兄が言ったわけもわかってきた。

それからおよそ30年。あるビートルズコピーバンドとの出会いをきっかけに再燃したビートルズ熱。そのコピーバンドが作っていたHPのビートルズ日記(年表)に『1966「OLDIES」リリース。ぼく的にはあまり思い入れのない(この表現だったかどうかわからないけど否定的なもの)アルバム』とあり、またもや私は「やっぱ、あれって『つまらない』アルバムだったんだ・・・」と思ったのです。何か、自分が初めて買ったものは失敗だったような、そんな気が。。。

ただね、一つだけ「あれ買って良かった!」と思ったことがあって。
それはジョンが歌う「Bad Boy」が入ってたこと。
だって1988年に「Past Masters」が発売されるまで、「OLDIES」にしか入ってなかったんだもん。そのボーカルのまたカッコいいこと!初めて聞いたとき、カヴァーだとかそんなことはわからず、でも他の曲と雰囲気が違うということを感じたものだ。
で、子供心にも「Bad Boy」=悪い男の子・・・不良・・・そう、いかにも不良じみたジョンの歌い方が、なんだかまぶしかったことを覚えている。
「Now , Junior , Behave Yourself ! Whoo!」 カッコいい・・・・・
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皆さんのFirst BEATLES、またはビートルズに限らずFirst Albumも教えてくださ~い!
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by gbsatomi | 2005-10-31 23:58 | LOVING JOHN & FAB4

ジョンのお誕生日、そして・・・

日付は変わっちゃったけど、10月9日はジョン・レノンが生きていたら65歳の誕生日だった。b0036381_223876.jpg
私がよく見る複数のブログでこの話題が取り上げられている。そこへ寄せられたコメントなどからまた新しいブログを発見したり、なかには思わず「おっ!ご同輩!」とか「そうそう、そうよね~!」と握手したくなるような書き込みを見つけたりで、ちょっとばかし興奮しております。
で、それらのブログにコメントしようとして、ハッと気づきました。
「人様のところに書くのなら、自分のブログに書いちゃえばいいじゃない」と。

以下、暴論と言われるのを覚悟で。
(だから人様のところに書き込みするのを遠慮したのかも)
ジョンは聖人なの?    違う。
ジョンは愛と平和の人? 違う。
平和運動家?        違う。
「イマジン」は反戦歌?  違う。
ジョンは自分のつくる歌で、世界が平和になるように願ったの?――いや、そんなつもりはなかったでしょう。そのとき瞬間的に、そう思うことはあったかもしれないけど。
でも、ジョンってそんな崇高な理想を高く掲げた人には思えないんだ。

じゃあジョンはどんな人なの?と問われると、私はこう答える。
不良。ロックンローラー。マザコン。その歌声で世界中を魅了した人。ロックンロール歌うとこの上なくカッコいい人。甘えん坊。淋しがり屋。超有名人のわりに無垢。ときに子どもみたいな素直さを持つ。人が傷つくことも平気で言う。無垢さゆえ、作る歌詞は人の心を打つ。言葉はストレートが基本(シニカルな歌詞はヨーコの影響)。そのボーカルはズドーンと、人の脳天を直撃する。生き様そのものがロックンロール。それからそれから……
もう話し出したらキリがないのでやめましょう(笑)b0036381_226557.jpg

以前JLMに行ったとき、中学・高校の教科書でジョンのことが載っているものすべてが展示されていて、その多さに驚いた。たいていは英語の教科書、そして音楽であったが、高校教科書には歴史の分野で載っていたのが複数あって驚いた。なんと「平和運動家」のミュージシャンとして紹介されていたから。
う~ん。それは違うと思うんだけどなぁ・・・・・

「イマジン」もあたかも反戦歌であるとか、そこまでいかなくても理想的な平和の概念を追求した歌であるとか、何かやたらと意味付けして解釈されている向きがある。
でも、私はそうは思えない。だからそういう人たちの議論に入っていけないの。(私ってよほど偏屈なのかしら・・・・・)
ジョンは、基本的に自分のそのときの気持ちを曲にする人だと思うのです。眠いとき、疲れてるとき、落ち込んでるとき、そのものの感情を曲にする。そう、よく言われる「私小説」ふうの曲。だからそれらは、自分のそばにいる身近な人に呼びかけているんじゃないかな。世界中に何かメッセージを発信したいとか、そんな大上段にかまえて曲作る人じゃないって気がするんだなぁ。

例えば「イマジン」はヨーコと語り合ってて、うんそうだね、そうだね、って感じでスラスラっと書いた曲なのでは。まさか後年これが平和運動のシンボルや反戦歌としての取り扱いを受けるとは思ってもみなかったのでは。と、私は思うのです。
だいたい、「想像してごらん」という呼びかけは、ヨーコの著書「グレープフルーツ」に著しく現れている「インストラクションアート」に通じるものがある。一説には、イマジンの歌詞はヨーコ作だともいわれているし・・・
ヨーコは、私に言わせると「自己顕示欲のかたまり」のような人。
アーティストだからね、それで当たり前なんでしょうけど。
今、ヨーコのしていることは、例えば先日の「ジョン・レノンスーパーライブ」。収益を恵まれない国の小学校建設にあてる、ということでそれ自体は慈善事業でいいことだと思う。
でもいかんせん、ジョンの虚像をつくりあげてしまってるのでは?という気がしてならない。過去のスーパーライブを見ていても、ジョンやビートルズのことをまったく知らない若い人には、ジョンがいかに愛と平和を説いた人であったか、そういうことに専心した人であったかという印象を与えてしまうと思う。それはジョンのほんの一部であるのに。

ジョンは可塑性の人だと思う。
それは、容姿の変貌にも著しい。初期の頃(ワルがビートルスーツ着せられて、マッシュルームカットにしたら意外にも上品な顔立ちであった)、サイケ時代、その後ヨーコと一緒になってヒゲもじゃのうっとうしい時代、イマジンのやや短髪ボサボサ時代、「失われた週末」のロン毛パーマ時代、晩年の痩せてすっきりした時代・・・髪型だけでなく、体型・顔つきなど、短い一生の中にこれだけの変貌を遂げた人も珍しいのでは。ポールがいつ、どんなときにもほとんど変わらないことを考えると、それは二人の生き方の違いのようにも思える。まわりの人に影響され、どんどん変わっていくジョンと、自分の信念をしっかり持ち、常にマイペースのポール。
(あ、そうだポールも「Let it be」のころ、ヒゲもじゃだったね。でもあのベビーフェイスに似合わないと気づいたのか、すぐやめたよね)

話を戻すと、つまりジョンは可塑性の人だから、ヤノフ博士のプライマル・スクリーミング療法を受けたときはすべてをさらけ出して「ジョンの魂」を創るし、前衛芸術家ヨーコに影響されると「イマジン」の世界に行っちゃう。(アルバム「イマジン」は名作、といわれているけど、たしかに名曲もあるけど、私は世間で言われているほどあのアルバムを評価していない。だいいち、ジョンの声がひどすぎる。前作に「砂糖をかけた」と言ってるがボーカルは本当に力がない。きっとコカインヘロインのやりすぎをしっかりケアしなかったからでしょう)

そして、私が一番主張したいのは、「失われた週末」時代に作られたアルバム「心の壁 愛の橋(Walls and Bridges)。
b0036381_2281816.gifこのアルバムを好きか嫌いかで、私はジョンファンの性質を分けています。
私は、これ大好き。
ヨーコといる時代には絶対創らないような曲があふれてる。
たしか渋谷陽一さんだったと思うけど「『ジョンの魂』を好きな人は『心の壁 愛の橋』が好きで、『イマジン』を好きな人とは一線を画する」みたいなこと言ってて、我が意を得たり、と思ったものです。
え~っと、このアルバムについてはまたの機会に触れましょう。

なんか、とりとめのない話になってしまいました。
ジョンについての研究は世界中で相当数のものがいろんな形で世に出ているし、この狭い日本の、偶然見聞きしたブログの中でもいろいろ語られている。たいていは高尚な次元で議論している方々で、私のように偏屈な考えは少数派のような気がする。でも、そうやってあーでもない、こーでもない、と語り継がれていくこと自体がスーパースターたる所以なのだ。ジョンのファンである人々が、いろんな説や考えを持っているって楽しいじゃないですか。没後25年たっても決して忘れられない、ジョン・レノン。ありがとう。b0036381_2301717.jpg

そして、私にとって10月9日というのは、敬愛するジョンの誕生日であると同時に、決して忘れられない、悲しい日になってしまった。
2年前の10月9日、母は逝った。
「ママがこの日に逝っちゃったのは、私の人生をジョン・レノンと関連づけるファクターを作ってくれるためなの?」と正直思ってます。
そう、私の人生で再びビートルズに目覚めたのが12月8日、ジョンの命日。
(この日にあるビートルズコピーバンドを取材し、ビートルズ熱が再燃した)
そしてジョンの誕生日は母の命日。
なんかできすぎた話じゃない?とひとりよがりな解釈をしている。

だから、「HAPPY BIRTHDAY」て言えなかったの、ごめんね、ジョン。
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by gbsatomi | 2005-10-10 02:31 | LOVING JOHN & FAB4

1960 イマジン

ここのところ5年ほど、夏には那須に行っています。
そして今年も行ってきました那須のペンション、「1960 イマジン」。
でも泊ったわけじゃないんです。

おととしの夏、那須街道を走ってて偶然目にした看板「1960 イマジン」。
ん?気になる名前。でもそのときは通り過ぎてしまった。
インターネットで調べたら、おお、これはすごいペンションだ!
ビートルズファンにはたまりません。来年絶対見に行こう!
ということで、翌年(去年のことです)「見に」行きました。はい、泊ったわけではありません。

おおっ!こ、これは・・・OH~~~!!(絶叫に近い)
まず、エントランスが「Strawberry Field」ではありませんかっ!
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森の中のオープンカフェ。落ち着いたいい感じ。
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入り口にはこんなのも。
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そ、それに・・・併設のパン屋さん「Penny Lane」には「ABBEY ROAD」の大看板が!
な、なんと、「28IF」の白いフォルクスワーゲンレリーフ付き!本物の車、半分に切って浮き出ているっ!
(しかし、なぜに「Penny Lane」で「ABBEY ROAD」なのかがわからないけど。。。)
ちょっと、ジョージの顔がネアンデルタール人みたいでかわいそうだな・・・ま、いいや、と気をとりなおし、ペンションの中へ。
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ロビーの隣がダイニングになっていて、とても広く宿泊客以外でも気軽に入れる。
そしてそこは・・・ビートルズのお宝グッズの館であった。天井以外は、すべて展示スペースとなっている。
こんな感じ。b0036381_145312.jpg
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ギターだけで十数本、ラディックのドラムセットはもちろん、どこでこんなに集めたの?というフィギュアの数々。写真、シェアスタジアムのチケット、ブッチャーカヴァーの「Yesterday&Today」、ルーフトップライブの見たことないショット、いろんなゴールドディスク、ポールとリンダの直筆サイン入りオーストラリア公演のパネル・・・う~ん、もう書ききれない。ある棚の中は、すべてがYellow Submarineグッズ・・・Pepper Landになっていた。b0036381_185877.jpgb0036381_1101341.jpg
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来年も絶対見に来よう!と思った。

そして今年も泊りこそしないが、お茶だけはしようと勇んで行ったのに。。。ダイニングもカフェも満員。「待ち」の状態であった。ここに立ち寄るだけでも面倒くさそうな我が家の男3人なのに、待つわけなんてない。あーあ。お盆の真っ最中という時期がいけなかったのかな。

3年前、初めて見たここのHPにはオーナーの写真も載ってて、「気が向けばオープンカフェでギター持って即興ライブ」なんて趣のことが書いてあって「キャー!行きたい」なんて思ったものだ。
しかし、1960というのは何だろう?オーナーの生まれた年かな?だったら私がお友達になったビートルズコピーバンドの面々と同い年だわ、と思ったけど、写真で見たそのお顔はもう少し年上に見えた。だったら「シルバービートルズ」としてデビューした年?とにかくなぜ1960なのか、その理由は今でもわからない。

最近のHPは3年前と比べずいぶん様変わりしている。
「ペニーレイン」が、TV東京「TVチャンピオン 第9回パン屋さん選手権」で昨年優勝したこともあり、那須の知る人ぞ知る場所だったのが、ちょっとメジャー化したのか、なんとなく商業主義的になったきらいがある。b0036381_1175511.jpgb0036381_121570.jpg










「ペンション」というと80年代に流行ったような、かわいらしいおもちゃ箱みたいな所と思われがちだが、全然そうじゃないの。とにかく全体に落ち着いた風情が好ましい。
(那須自体が、森林と茶色の建物で統一されていて、けばけばしくなくて好き。セブン・イレブンの店舗でさえ、あの赤と緑とオレンジみたいな派手な色ではなく、茶色になっている。御用邸があるからかな?条例で景観が統一されてるのでしょうね)
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ところで「なぜ泊らないの?」と思われるかも知れませんが、理由があります。
もちろん、お財布の中身が厳しいこともありますが、とにかくここに泊るなら、ビートルマニア、ビートルズを愛する人、例えビートルズを知らなくても理解しようとする人と一緒に行きたいから。というか、そういう人々としか行く気がしないから。
(この夏はいつになく、小さい子供連れが多くてちょっといやだった。まあ、私が文句言う筋合いじゃないけどね)
よって家族で行くのはパス。
こだわりのある人たちと行きたい、とっておきの場所なのです。
あと何年後かな、私にもう少しフリーな時間ができるのは。
そのときに「こだわる人々」と行けたら最高!それが、私のこだわり。
行くならね、晩秋がいいな。あまり観光客がいない時期。
ちょっと冷え冷えとした朝、このオープンカフェでコーヒーを飲みながら、ギターをつまびく・・・なんてことをしてみたい。
そのときまでに、ギター弾けるようになっておかなくちゃ。(無理かな?)
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http://imagine.nasunogahara.co.jp

おまけ
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by gbsatomi | 2005-09-27 01:28 | LOVING JOHN & FAB4

たまにはヨーコも聞いてみる

♪YOUR HANDS  by YOKO ONO

あなたの手 こんなにきれいな b0036381_6315677.jpg
あなたの手 夢にまでみる
Your hands So beautiful
Your hands I even dream about them

あなたの肌 こんなに熱い
あなたの肌 夢にまでみる
Your skin So hot
Your skin I even dream about it

一日に何度逢っても 逢いたりない
一生に何度逢っても 逢いたりない
In a day No matter how many times we meet
It's not enough
In a lifetime
No matter how many times we meet
It's not enough

一生に何度逢っても 逢いたりない
幾世に何度逢っても 逢いたりない
In a lifetime
No matter how many times we meet
It's not enough
In many lifetimes
No matter how many times we meet
It's not enough

2人の恋 こんなに強い
2人の恋 こんなに脆い
2人の恋 いつまでも
Our love So strong
Our love So frail
Our love Forever

あなたの眼 こんなにきれいな
あなたの眼
Your eyes So beautiful
Your eyes

いきなりヨーコの曲で驚かれたでしょうか?
最近新しいPCに、わがPCマイスターがiTunesでビートルズとソロ全曲を入れてくれ、ごきげんなPCタイムをすごしている。ジョンのソロアルバム全曲をシャッフルで聴いていると、いやでも(強調)ヨーコの曲が出てくる。Double Fantasyが発売されたとき、私は純情無垢な(←ホントよ)高校3年生。ラジオで聞いた「Kiss Kiss Kiss」に身の毛がよだち、以来Double Fantasyは買うまい、と心に決めた。ジョンの悲報を聞いた後も、そのスタンスは変えなかった。ずいぶん大人になってからレンタルして録音したが、多くの人がそうしたであろう、ジョンの曲だけ録音するのではなく、愚直にも全曲録音してしまった。だから、結局そのテープはほとんど聴かなかった。聴くときはもちろんヨーコの曲を飛ばして聴いた。

とまあ、ここまで書けば私のヨーコに対する考えはおわかりだろう。
ジョンと結婚したことを否定はしていない。ジョンほどのある意味めちゃくちゃ奇っ怪な人には、あのくらい奇っ怪な人、超個性の持ち主じゃないと結婚生活なんてできないと思う。そういう意味ではシンシアよりはるかにヨーコはジョンにマッチしていたのではないか。私の意見はただひとつ、ヨーコに歌だけはうたってほしくなかった。自身のアルバムを出すのはかまわないが、ビートルズの曲で短いソロをとったこと(The continuing story of Bungalow Bill)、そして5年ぶりに出たジョンのアルバムを2人のアルバムとして、半分を自分の歌で占めたという愚挙は許せなかった。

そんな私だからMilk and Honeyは聴いてなかった。ジョンの生前のレコーディングに、ヨーコの曲を付け加えたという、Double Fantasyの続編的なアルバム。そこに入っていたのが「Your Hands」だ。
この曲が、不本意ながらも私の琴線を揺さぶってしまった。

キーワードは「手」。
実は、白状してしまうと私は「手フェチ」とでもいうのか、好きな人の「手」が好きなのです。
若かりしころ、まだ色気づいてたころの話だけどね。好きな人の手ってなぜかとてもいとおしくって、それはただ「愛しい」それだけの感情で、それ以上の何物でもないのだが。。。要するに手を見て興奮するとか、そんなものではなく純然たる「いとしさ」。ただ「好き」なだけ。う~ん、説明しにくいけどわかってもらえるかな・・・?
この曲を聞いて、ヨーコもきっとジョンの手に愛おしさを感じていたに違いない、と決め付けてしまった。

「夢にまでみる」「一生に何度逢っても逢いたりない」という歌詞に、二度とこの世で逢えないジョンへの想いが見てとれる。これは切ない。配偶者や恋人じゃないけど、やはり愛する人を失った経験のある私にはよくわかる。
お、おおっ!ここでなんということか!iTunesから「Kiss Kiss Kiss」が!!ホントですよっ!決して受け狙いではありませんっ。なんか、ヨーコの生霊がそうさせたのかしら・・・まさに今、息子たちが二階に上がったところ。良かった~・・・こんな歌、とても中学生に聞かせられません・・・しっかし、強烈ですね、いつ聞いても。ヨーコさん、アンチの私ですが、この曲は受け入れられないにしても「Your Hands」にはシンパシーを感じるのですよ、だからこうやってブログにしたためているのです。だからお願い、怒らないで~。

ちなみに歌唱の面でいえば、ヨーコの歌唱力は、Double FantasyそしてMilk and Honeyにおいて、以前に比べそれなりにかなり向上している、と思う。
しかし、いかんせん不世出のボーカリストであるジョンと同じ土俵にたって歌おうということ自体がまちがっていたのだ。だからDouble Fantasy全曲を通して聴くと、どうしようもないちぐはぐさ、どうしてもかみ合わない表現力の差が妙な違和感として残る。(Milk and Honeyの方はジョンの歌唱がラフなだけにその差がちょっとだけ少なくなるけどね)

ヨーコがここ数年日本で手がけているイベントや、彼女の作り上げた、ジョンの固定されたイメージには否定的な私だが、JLMにしてもジョンが生前使ったものなどを見れるわけだし、若い人たちがジョン、そしてビートルズの音楽に触れるきっかけを提供するという意味では、そろそろヨーコの功績を認めなければならないのかもしれない。
でもヨーコさん、私も意外と頑固なんです・・・どうしても「ビートルズを解散させた女」のイメージから離れられないんです・・あ、ごめんなさい、怒らないで、お願い!「Your Hands」は好きだから・・・・・
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by gbsatomi | 2005-06-17 05:42 | LOVING JOHN & FAB4

LIFE BEGINS AT 40 ~ジョンの命日に寄せて

Dear JOHN

あなたが突然いなくなって今日で24年たちました。
早いものですね。世界中のあなたのファンが、この日がくると、いつもあなたのことを偲んでいると思います。そして、流れた月日を自分の人生に重ね合わせて、感慨深く思っているのではないでしょうか。
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あなたの歌声を初めて聴いて衝撃を受けてから30年。
近年あなたの歌声をよく聴くようになり、あなたとの「縁」を感じます。
「縁」なんてなれなれしくごめんなさいね。日本のたかが一ファンとあなたのような超有名人に「縁」なんてあるわけないのに。でも、誰にでもそう思わせる不思議な親近感が、あなたの特徴だと思うのです。スーパースターらしからぬ、身近な人、って錯覚してしまうような…だから、あえて「縁」と言わせてもらいますね。

あのとき、私は18才。日本では9日でした。受験を控えた高校生は、学校帰りに本屋さんをはしごしていました。参考書を読み漁って、気がつけば6時すぎ。慌てて電車にのったとき、ふと目にとまったスポーツ紙の文字。あの衝撃は一生忘れられません。
「ジョン・レノン射殺」

しゃさつ……って?何?どういうこと?
ボキャブラリーのなかった私は、「射殺」とは、犯罪者が受ける刑のことかと思いました。「そんなわけないじゃない、ジョンがそんなこと。だって新曲出したばかりなのに」
外国の新聞にあるような、エイプリル・フールのジョーク?とも思いました。でも今は12月。じゃあ、なぜ?どうしてあんなことが書いてあるの。
頭の中は?マークでいっぱい。「いったい、どういうこと…?」そんな私に、NHKの7時のニュースのアナウンサーの冷静な言葉が突き刺さりました。「元ビートルズのジョン・レノンがニューヨークの自宅前で射殺されました」

あのときから、1年間、あなたのことに関して私の中で時が止まりました。「信じない」ことによって自分を守っていたのだと思います。本当にあなたの死を実感したのは1年後。そのとき初めて悲しくなりました。

時は流れて。18才の少女は、りっぱなオバさんになってしまいました。
ビートルズを卒業してからも、いろいろな洋楽を聴きました。10代の頃、湯川れい子さんが「エルビス命」と言って、多方面で活躍しているのを見て、「私も、こんな40才くらいのおばさんになっても、いつまでもロックが好きでいたい」と思いました。今、まさにそんな日々が私に訪れているのです。そしてそれは、2年前のあなたの命日がきっかけでした。私はそのとき、ちょうど40才でした。

ちょうどその日に仕事で出会った、あるバンドをきっかけとして、今まで知らなかったビートルズの世界が開けました。b0036381_18544178.gif
「コピーバンド」……アマチュアでそのような人たちが、たくさんいるのです。日本の、ここ千葉のごく限られた地域にも。
私が長年秘めていたビートルズへの、そしてあなたへの情熱を、共有できる人たちと出会うことができました。さらには、ビートルズに限らず、昔好きだった音楽のことまで語れるような人の輪も広がったんです。今までそんな環境にいなかった私にとって、これは大きな喜びでした。
コピーバンドっていっぱいあって、それぞれ特徴があって面白いんですよ。例えば「S・F」は、コスプレをするんです。スーツも楽器も、そしてカツラまで。
ここのジョンさんは、同じジョンファンといっても私ほど考えが偏ってなくて、いつももっと広い視野に立った考えを示してくれます。彼はとても研究熱心で、いろいろ教えられることが多く、拙い私との議論にもつきあってくれます。そして彼は私の伴奏で歌ってくれたこともあるんですよ、あなたの曲を。長年の夢が叶った瞬間でした。
「R」というバンドのジョンさんは、あなたに似た声質と風貌で、観客を喜ばせてくれます。あなたに並々ならぬ愛情を持っている人です。マニアックともいえるほど、あなたを研究しています。その尖った考えには、私はしばしば同意してしまいます。ヨーコの事やソロアルバムのことなどね。
「P・O」というバンドのジョンさんは、とても歌の上手な人。彼の「GOD」を聴いたとき、私は、本当に魂が抜けてしまいました。「I was a dream weaver~」の部分は、ホンモノのあなたが歌っているかのようでした。ここ数年日本で行われているあなたのイベントについて、私が意見を述べたら、彼は思わず私の手をとって同意の握手をしてくれました。そのとき「ご同輩!」って言葉が、その手から伝わってきました。

いずれも社会の第一線で活躍している、大の男たちです。世界中のあちこちに、このような人たちがいるのでしょう。彼らが心酔してやまない、あなたの魅力の深さを思い知らされます。
私は女ですけど、あなたのルックスがカッコいいとか思ったことはありません。私が好きなのはあなたの声と歌い方。これが一番好き。シンプルなのに心に残る歌詞、激しさの中にも、ちょっと哀しくてソウルフルなサウンドが好き。そして自分に正直な、気取らない生き方――ハチャメチャな生き方を隠さない所が好き。だから世間でなんと言われようと、私はあなたのことを「愛と平和の使者」なんて思ってません。あなたは、ただのロックンローラー。でも世界で一番カッコいい、真のロックンローラーなのです。

「Life begins at 40」ってあなたは言いましたね。
その40才になった途端にあなたはいなくなってしまった。そして私は40才になってから、あなたの残してくれた素晴らしい音楽によって、人生を少し豊かにすることができました。
だけど人生はいいことばかりじゃない。つらいことも悲しいこともいっぱいあります。でも、あなたの分までも――とても図々しい言い方ですが――私は生きていたいと思います。だって人生は40才から始まる、ってあなたが教えてくれたんだから。

そしていつか天国に行ったなら…あなたに絶対会いたいです。今年、夢の中に出てきてくれたあなたの、そのきれいな茶色の髪を、この目で見たいから。
                          Sincerely,
                            Satomi
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More ♪satomi流 追悼のしかた
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by gbsatomi | 2004-12-08 19:07 | LOVING JOHN & FAB4

ジョンのこぶしを考える

さて、このコーナーをどう構築するか。
ジョンのことを考えるとき、その想いはとてつもなく広がり、もう収拾つかなくなってしまう。
あれも言いたい、これも書きたい。

と、ブツブツ言っても仕方ない。「Loving JOHN」(これはメイ・パンの著書の題名をパクりました) なんてブチあげた以上、とりあえず思いつくままに書きましょう。

そこで、手始めにビートルズのアルバムを年代順に追って、その中から1~2曲をピックアップ、ジョンの素晴らしいボーカルをわたくしなりに分析する、ということにしました。

まず、デビューアルバム「Please Please Me」。
好きだなあ、どれも。この中から1曲なんて難しいけど、本日のテーマ「こぶし」から言って
「Baby It's you」にしましょう。
これはカヴァーだけど、私はこういう初期のカヴァー曲大好き。まあ、ジョンの声で歌う歌ならほぼ何でも好きなのだが、同アルバムの「Taste Of Honey(by Paul)」なども、初めて聴いたときから気にいった曲です。

ジョンの声。鼻声だけど、透明感がある。力強いのに、切ない。
初期の声は、この「せつなさ」が際立ってました。そこにジョン独特の、誰にも真似のできない節まわし。男も惚れるという、ジョン・レノンの声なんだなあ、これが。

この曲、フラれても、「君なんだ、僕はどうすればいいの?ほかの誰も欲しくない、君だけなんだ」というもともと切ない歌詞。そこでジョンはいきなり「ウォ・ホー~ン(Uh, oh,)」と猫なで声を出します。これこそジョンの奥義。母性本能をくすぐるとでもいうのか。ここで私はKOされました。

この「ウォ・ホー~ン」 は、都合3回出てきます。これだけ嘆かれたら、フッた彼女も彼の元に戻るのでは、と言いたくなるような、すがりつくような「ウォ・ホー~ン」。特に「ホー~ン」の声の抜け方が絶妙。これは、計算してできるものではないでしょう。ジョンだと普通に歌うだけで、あんなニュアンスが出せるんだ。だってこれ、考えてもみてください。普通の男が「ウォ・ホー~ン」なんて言ったら、オカマか何か・・・何でしょう?
恐るべし、ジョンのこぶし。

ではオリジナルも1曲。ここはやはり「There's a Place」でいきましょう。
「When I feel low」の「ロ~オォォォ~」が秀逸です。
それからサビに入る直前、「Like I Love Only You」の「ラ~ァァぁブ」も、ね。
ジョン節全開。こういうこぶしって、作曲したときはもちろん考えてなかったんでしょうねぇ。
歌ってるうちに自然とこうなっちゃうんでしょうね。それがジョンなんだなあ。

ポールの場合、曲によってボーカルスタイルが変わりますね、特に後期に顕著に。「この曲はこういうふうに歌おう」とか、決めてから歌ってるような気がする。器用でいろんな声が出せるからこそ、そうなるのでしょう。いわゆるテクニシャン。
ジョンの場合は、根っからのソウル・シンガー。心の叫びをただ歌うだけ。
なのにそこには、40年経った今も人々の(私の)心をとらえてはなさない、永遠の輝きがあるのです。

語りすぎたかな(^^)
(なお、音源を提供してくださったさつきのじょんどう氏に、この場を借りて厚く御礼申し上げます)
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by gbsatomi | 2004-10-09 01:09 | LOVING JOHN & FAB4

わたしのジョン・レノン

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ジョン・レノンを偏愛するsatomiの、独善的マニアックなひとりごと。只今構想計画中。
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by gbsatomi | 2004-10-06 22:57 | LOVING JOHN & FAB4


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