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若さは無防備

いまどきの女子高生とつきあいがある。それも二人も。
(殿方は、うらやましいでしょう)

彼女たちは、私の職場の同僚。(とある教育産業)
お互い、教室では子どもたちから「先生」と呼ばれる立場である。(えっ!この私が?ウソでしょう~とお思いの方、私もウソだと思うんです…)

そんなところでバイトする子たちなので、いまどきの、といってもとてもマジメな女子高生だ。
将来の目標を持ってよく勉強しているし、もちろん髪も染めてない。お化粧なんてとんでもない。素のままで十分、可愛いのだ。(電車でよく見る、ケバイ女子高生とは雲泥の差だ)

お互い、少々できの悪い弟妹が教室に来ていて、時には母親がわりとなって、経営者の先生からお小言を受けている。(お姉さんは大変だね) 私のほか数名いる、おばさんスタッフへの態度も実に良く、娘のいない私は心底「かわいいなあ」と思う。
彼女たちに、良い人生を歩んでほしいなあ、といつも思う。

ところが、どうも解せないことがひとつ。やはり、「いまどき」の女子高生だと思うこと―
それは、制服のスカートの長さ、いや短さだ。

「なんでそんなに短いの~」 というような超ミニスカートから、まだ女性として未成熟の、子どものような脚がニョキっと出ている。
それは、ファッション的には、お世辞にも美しいといえるものではない。
(女性の外見で一番美しい時期は、やはり25~28くらいだと思う)

しかし、いまやそのスカート丈は、女子高生にとってスタンダードなのだ。
買う時に、思いきり詰めてもらうらしい。「学校で服装検査ないの?」と聞いたら、
「その時だけ、それ用の長いスカート持ってくるんです」 と二人とも口を揃える。
(高校は違うが、二人とも県立高である)
もちろん、アンダー何とかというものをはいているらしい。
でもねえ、ちょっとかがむと「丸見え」ですよぉ、お嬢さん!

うち一人は、自転車通学をしているという。「そ、その短いスカートで!?」
おばさんはとても心配だ。何も気にしていないあなたのその姿を、世の中のどれだけのイヤらしい男たちが、好奇の目で見ていることか。
冬、誰もいないサイクリングロードなんて、恐くないの?

若さゆえの無防備。でも振り返ると、自分もそうだったな、なんて思う。
よくぞ、危険な目に合わなかった、と思うようなことも、大人になってから考えたとき、結構あったものだ。

昔、高校から帰宅したら、少々風変わりな、母の知人が来てて、「まあ、いやだ~。家の中にこんなピチピチした子がいたら、私嫉妬しちゃうわ。ああ、女の子いなくてよかった」 と言われて驚いた。その人の言葉の意味が、まったくわからなかった。
その時の私は、部活帰りで、どろどろの汚い姿。「美しい、かわいい」なんて言葉からは、かけ離れていた。
「若さゆえの美しさ」を、中年女性から羨ましがられてるなんて、知る由もなかった。

いつの時代にも、若いということは、そういうものなんだろう。
彼女たちも、何も気にしないで、ただ流行だからスカートを短くしているに違いない。
でも、ひたすら彼女たちをかわいく思うおばさんは、やはり心配です。
どうか、危険な目にあいませんように。
いい人生を、歩んでくれますように。
by gbsatomi | 2004-10-02 16:40 | DIARY


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