フレディ・マーキュリー追悼コンサートを見てザンゲする

今さらながら、フレディ。
だって、中1の次男がはまっちゃってすごいんです。b0036381_123504.jpg
暇さえあればフレディの節回しそっくりにQUEENの曲を歌っている。そう、あの大げさなかなり笑える節回しですよ!私が笑ってるのも気にしないでひたすら歌っている。
こうなったきっかけは、今夏、ミュージカル「We will rock you」を見に行ったから。

ミュージカルが楽しめるようにと、私は彼らと「予習」をした。「オペラ座の夜」は幼い頃から車の中で聞かせてきたが、私も聞いたことなかった「Gratest Hits vol.1&2」を借りてきて聞きまくった。ビデオは何年か前のスカパーの録画で間に合わせ、かねてから見たかったDVD「フレディ・マーキュリー追悼コンサート」を借りた。
そのコンサートは以前、(わりと近年)テレビで見たのだか、ジョージ・マイケルの歌う「Somebody to love」に鳥肌が立ち、俄然見たくなったのだ。すごい豪華メンバー。見たかったなあ。いつやったのかしら・・・そのコンサートの存在は小耳にはさんでいた程度で、はっきり認識していなかったのである。
というのは・・・
【フレディと私 極私的年表】
1990 11月  長男誕生
1991 11月  フレディ逝去
1992  4月  フレディ・マーキュリー追悼コンサート
1993  2月  次男誕生

つまり、私が妊娠・出産・子育てに追われている真っ最中の話で、もう音楽どころではなかった時期だから。子どもたちが寝静まった深夜に、新聞や本を読むのがせいいっぱい。したがって70年代半ばから80年代最後までロック・ポップスを中心とした洋楽を聞き続けてきたが、90年からはものの見事にスパーっと抜けているのだ。
でもフレディが亡くなったことが報道された日、高校時代の友達から何人も電話がかかってきたものだ。「satomi・・・フレディ死んじゃったね」「フレディっていうとsatomiを思い出しちゃってさ」と皆なぜかお笑い口調。
それもそのはず。高校のとき、私を中心とした何人かの女の子は、フレディのことをさんざん揶揄して遊んでいたのである。(フレディさん本当にごめんなさい)b0036381_1251667.jpg

クラスの中で唯一QUEENの話ができたK代ちゃん(奇しくも今組んでるバンドのパートナーと同名)は、男子がみなへなへな、となってしまうアニメ声の持ち主。そのK代ちゃんの教科書にフレディの、とっておきの写真(はっきり言ってキモい)をはさんでおく。授業が始まり、教科書をあけたK代ちゃんの「きゃ~~~っ!」という悲鳴が教室中にとどろく―――離れた席からVサインでにっこり微笑む私。
当然仕返しをされてしまった。後日、現国の教科書を立って音読する私の視界にチラ、チラとフレディのトンでも写真がちらつく。クスクス笑いをこらえながら読んでいると「何笑ってるんですか。マジメに読みなさい!」と先生。K代ちゃんの頼みを聞いた、私の席の周辺に座っている男子にしてやられた。

なぜフレディの写真が容易に手に入ったかといえば、その頃の洋楽雑誌にはQUEENが必ずといっていいいほどグラビアで登場していたからだ。3人の美形のメンバーに1人だけ、ちょっと毛色の違う人・・・そのコスチューム、ポーズ、表情。当時、エアロスミスのおばけ口君や、KISSの歌舞伎メイクなどインパクトの強いバンドは他にもあったが、これほど絵になるグループはやはりQUEENをおいてなかったといえるだろう。
だからミュージックライフとロッキンオンとPlayerを購読(ときどきロッキンfとかも)していた私の手元には、フレディの写真がたくさんあった。フレディだけを切り取ってみたらすごい数になった。これを学校に持って行き、机の上に並べて放課後遅くまで数人の女の子たちでキャッキャと盛り上がっていた。「キャー、これおかしい」「何これ~、気持ちわる~い」というふうに・・・b0036381_1265522.jpg
そのとき。
日直の先生が見回りにやってきた。
なんとその先生は、私たちがひそかに「フレディK島」と呼んでいた、ちょいフレディ似の先生だったのだ。
「なんだ、なんだ、お前らは。まだ残ってたのか。早く帰りなさいっ!」(教室の入り口から叫ぶ)
「何広げてるんだ。こんなにいっぱい」(つかつかと近づく)
「誰だよ、これ。ああ・・・・・布施明か」(あきれて出て行く)

!!!~#$℃;★£◆¥☆△*※%ж+&▼Жё●〆~!!!
ふ、ふせあきらぁ~???な~んであたしたちが、ふせあきら!?
箸が転がってもおかしい年頃の女の子たちは、絶叫し、涙を流しながら笑った。

とまあ、前置きが長くなってしまったが、武道館コンサートなどに行きながらも、私は決してQUEENファンとはいえない、むしろQUEENのファンから怒られそうなリアルQUEENライフを過ごしたのである。b0036381_1323257.jpg

そんな私が、「フレディ・マーキュリー追悼コンサート」を見て、フレディのボーカリストとしての偉大さに改めて感動し、ひれ伏している。フレディ、本当にあなたはすごかった。
だってどんな曲でも歌えるんだもの。ライブでは声量なかったけど、CDは完璧。そして声量のなさはその圧倒的唯一無二のパフォーマンスで十二分にカヴァーされていた。
素晴らしい、エンタテイナーでした。(いつも笑ってばかりでごめんなさい)

追悼コンサートに集まった豪華メンバーは、エルトン・ジョン、ジョージ・マイケル、ロバート・プラント様、ロジャー・ダルトリー、ポール・ヤング、デビッド・ボウイ、アン・レノックス、アクセル・ローズ、スラッシュ、そしてなぜかライザ・ミネリetc.
私の好きな「Who wants to live forever」はシール、という知らない黒人歌手が歌っていた。なんでも90年代初頭に流行った人らしい。
とにかく、これらオールスターキャストの歌を聞いていると、フレディはなんと声域が広く、ロックもファンクもバラードも何でも歌える素晴らしい表現力を持ったシンガーだったのか、という、ファンにしてみれば当然のことを今ごろ認識したのだ。
男性も女性もオリジナルキーで歌っていた。エルトン・ジョンなどは、「ボヘミアン・ラプソディ」は1オクターブ下で歌っていた。フレディはキーが高いのだ。だから女性も違和感なく歌える。男女の声域の壁を軽く乗り越えていたというのか、男だったのか、女だったのか・・・あ、ごめんなさい、また昔のノリに戻ろうとしている(反省b0036381_1361714.jpg

まあ、そんな回顧の念、後悔の念に浸りながら、最近またそのDVDを借りてきて、息子たちと見入っていた。次男は得意気に歌っている。2枚組のそれは、メイキング映像など興味深いコンテンツがある。
ランダムにリモコンを押していたら突然エリザベス・テーラーが出てきた。
(あ、そういえばこんなシーンあったよね・・・)
「この人、誰?」という長男(中3)の問いかけに「エリザベス・テーラーってアメリカの大女優よ」と答えながら頭の中では(ちょっとヤバい、どうしよう。まあこれはエイズ基金のチャリティコンサートでもあったのだし・・・私もいつかは息子たちに言わなきゃいけないことだし・・・この際性教育にも使っちゃおかな、このシーン・・・)と迷いながら考えが堂々巡りしていた。傍らで「なんでこの人が出てくるの?」と聞かれているが、それには答えられずにさあ、どうしようかと思ってたら・・・・
リズは貫禄たっぷりに、思いっきりゆったりとした英語で語りかけた。
「Protect yourself.  ゆーーず こんどーーーむ!!」

ご丁寧に日本語訳字幕スーパーまで出ていた。
「まあ、その、そういうことよ。これを言うためにこの人は。。。あの・・・フレディはエイズで亡くなったからして、だからその…むにゃむにゃむにゃ…」 
しばし息子たちは沈黙。
やっぱ、言えなかった。「だからね、あなたたちも彼女ができたらSEXするなとは言わない。でも避妊は絶対しなさい。コンドームつけなさい。それが愛する彼女を守ることになるし、自分を守ることにもなるのよ」 って言いたかったけど。
まあ女ッ気など皆無のわが息子たちには、まだまだいらぬ心配かもしれない。。。

とにかくこれ、QUEENが好きな人にはおすすめのDVDです。超一流のパフォーマーたちによるQUEENナンバーを聞くと、本家のDVDとはまた違ったフレディの魅力と楽曲の良さを感じられることでしょう。お正月休みなどにぜひ!b0036381_1384573.jpg

01. タイ・ユア・マザー・ダウン / クイーンwithジョー・エリオット&スラッシュ
02. アイ・ウォント・イット・オール / クイーンwithロジャー・ダルトリー&トニー・アイオミ
03. ラス・パラブラス・デ・アモール(愛の言葉) / クイーンwithズッケロ
04. ハマー・トゥ・フォール / クイーンwithゲイリー・シェロン(エクストリーム)&トニー・アイオミ
05. ストーン・コールド・クレイジー / クイーンwithジェイムズ・ヘットフィールド(メタリカ)
06. 愛という名の欲望 / クイーンwithロバート・プラント
07. トゥー・マッチ・ラブ・ウィル・キル・ユー / クイーンwithスパイク・エドニー
08. RADIO GA GA / クイーンwithポール・ヤング
09. リヴ・フォーエヴァー / クイーンwithシール
10. ブレイク・フリー(自由への旅立ち) / クイーンwithリサ・スタンスフィールド
11. アンダー・プレッシャー / クイーンwithデヴィッド・ボウイ&アニー・レノックス
12. すべての若き野郎ども / クイーンwithデヴィッド・ボウイ&イアン・ハンター&ミック・ロンソン&クリス・トンプソン
13. ヒーローズ / クイーンwithデヴィッド・ボウイ&ミック・ロンソン&クリス・トンプソン
14. '39 / クイーンwithジョージ・マイケル
15. 輝ける日々 / クイーンwithジョージ・マイケル&リサ・スタンスフィールド&ジョシュマクリー
16. 愛にすべてを / クイーンwithジョージ・マイケル
17. ボヘミアン・ラプソディ / クイーンwithエルトン・ジョン&アクセル・ローズ
18. ショウ・マスト・ゴー・オン / クイーンwithエルトン・ジョン&トニー・アイオミ
19. ウィ・ウィル・ロック・ユー / クイーンwithアクセル・ローズ
20. 伝説のチャンピオン / クイーンwithライザ・ミネリ+オールキャスト
21. ゴッド・ セイブ・ザ・クイーン
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by gbsatomi | 2005-12-04 01:41 | MUSIC


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