目に見えないけど、つながるもの

不思議な夢を見た。
父や義姉と、亡き母の法事の段取りを話し合っている。
地方からも大勢の親戚が来るので、万事上手く執り行わなければならない。
お金のことについてふと疑問がわいた。
「ママに電話して聞けばいいんだわ」私は受話器を握った。
母は、私の疑問に明快に答え、電話の向こうでてきぱきと、私に指示をした。
「パパはそういうときはケチだからね、ちゃんと出してもらうように言いなさいよ」
生前、私によくこぼしていた、父への不満まで述べている。
私はその答えに納得して電話を切った。
そして父にお金のことを聞いた。父が話し始めると私はそれをさえぎり、「だって、私、ママに電話して聞いたのよ」と自信満々に言った。こうも言った。
「電話でママと話すなんて信じられないでしょ?でもね、ほんとに話したんだから」
「それで、ママは何と言ってた?」
「えっと、えー、えーっと・・・?(さっき聞いたはずなのに・・思い出せない)」

ここで目が覚めた。
母の夢を見ると、直後はとても嬉しく「ママ、出てきてくれてありがとう」と心の中で言う。しかし、その後すぐ悲しくなる。夢は夢なのだ。
先月、お盆を済ませたが、母は関西出身だったので、「旧盆でやってね」なんてメッセージを発しているのかしら。父も母も次男次女で、仏壇のない家で育った私は仏事に疎く、お盆といっても正直ピンとこないのである。

さて、話はまったく変わるが、私が気まぐれにこのブログを始めてはや10ヶ月。
更新もろくにせず、たわごとみたいなことしか書けず、人様に読んでいただくのもおこがましいものであるが、毎日ほぼ一定のアクセス数があり、ありがたいというか恐縮しております。

ブログの何たるかも認識していなかった私。趣味の仲間が開いているHPの一部、という気持ちで、始めたものだった。近所の友達、学生時代の友達、仕事仲間などに誰もこの存在を教えていない。当然、アクセスしてくれるのはその「趣味の仲間」だけ。
そんなものだ、と思っていた私だったが、昨年、ジョンの命日に書いた記事がきっかけで、「本当のブログの世界」を教えてもらい、目からうろこの思いだった。

ある方が、その記事にトラックバックしてくださった。それは私にとって初のトラックバック体験。その方のブログ、そしてそこに集う方々のブログを見て、どこのどなたとも存じ上げないけど、ジョンに対して同じような思いを持つ、おそらく同年代であろうと思われる方々が大勢いらっしゃることを知り、おおいに感銘を受けた。ネットでジョンのことを熱く語れるということに、とても嬉しくなった。

以後そのような方々のブログを拝見し、その博識や鋭い感性に感心することしきり。
自分の拙いブログはお恥ずかしい限りだが、あえて自分を飾ることなく自然体で書かせてもらっている。(40過ぎてこの自然体の生き方というものが、身についてきたと思う)
そんな私のブログにも、知らない方で時々コメントを寄せてくださる方がいらっしゃり、ふさぎこみがちだった私に、別の方のブログを紹介してくださったりと、なんだか新しい世界が開けたようで、とても感謝している。
また、ある女性は、シークレットでコメントをたびたび下さり、それが縁でメールアドレスを交わすことになり、私の欲していた情報を教えてくださった。
すべて「知らない人」たち。
道で出会っても決してわからない方々なのに、その方たちのブログを読んだり、コメントしたり、レスしてもらったりすると、なんだか文章を通じて心が通じてるのかな、という気がする。
最近、私に初めてTBしてくださった方が、しばらくブログを休止されることになった。
その方のところに、とてもたくさんのコメントが寄せられていた。
賛辞と感謝と惜別の言葉が並び、その方のお人柄を偲ばせるものだった。

目に見えなくても、つながる何かがある。
ネットやメールという手段により、普段しょっちゅう顔をあわせる人からまったく知らない人まで、コミュニケーションをとることができる。
知ってる人にでも、面と向かって言えないことなどを、ちょっとした言葉で表せる。
言葉というものの、素晴らしい力。
でも、生きているからこそ、こういうことができるのだ。
生きててナンボ。故人とは、いかに心がつながっていようが、いかに思いが深かろうが、コミュニケーションすることはできない。
だから、どんなに苦しくても、人間生きていることに価値があるのだ。

ジョンの誕生日に逝った母の、3回忌があと2ヶ月でやってくる。
今朝方の夢の、母の答えは何だったのだろう?



そうそう、昔の記憶を頼りにここを探してくれて、時折メールをくれるJ子さん、ありがとう!
なんとか生きています^^; またメールするね。
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by gbsatomi | 2005-08-06 21:23 | DIARY


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