立て、立つんだ、風太!――動物公園狂騒曲

(BGMは♪あしたのジョーでお願いします・・・)

ということで、ついに行ってまいりました。今、話題の千葉市動物公園のレッサーパンダ君「風太」に会いに。b0036381_12511939.jpg
立ってる姿を見たい、写真に撮りたい!との一念で、さまざまな小道具(パラソル・サングラス・帽子etc.)を用意しました。風太を立たせるためなら、パラソル持って踊るのもいとわない覚悟。ちょっとおかしな仕草でもすれば興味を持ってこちらを見てくれ、あわよくば立ってくれるだろう、例え「ヘンなおばさん」と思われようが、私の使命は風太を立たせて、写真に撮ること・・・と、おおいなる勘違いと、甘~い見とおしのもと、久しぶりにかの地に足を踏み入れましたが・・・・・

今や、全国的なニュースになっている風太です。ちょっとやそっとじゃ近づけない!
たいして大きくもないレッサーパンダ舎のまわりは、平日の午後にもかかわらず人・人・人・黒山の人だかり。
カメラや携帯を高く掲げた大の大人たちが、柵のまわりを何重にも取り囲み、風太の姿など見られません。う~ん、こんなことになってたとは。
でも、ここで引き下がる私ではない。
「ダメね、立たないわ」 とあきらめて帰る人の間をすり抜け、じわじわと前進すること数十分。
最前列から2列目に達したとき、やった、やっと風太が見えた!
好物の笹を持った飼育員が出てきたとき、一瞬立ちあがるような動作を見せ、ギャラリーから「おー!」というどよめきが起こったのもつかの間、それから風太はひたすら笹を食べ続けた。
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パラソル持って踊るなんて目論見は甘かった。そこだけまさに満員電車状態。私は、持っていたトートバッグを両脚に挟むという無様な格好で、人の手や頭をかきわけ、カメラのポジションを必死でキープした。
すると、小さい男の子の泣き声。「ウヮ~ン、見えない、見えないよ~」
祖母らしき人が、「すみませ~ん、この子を前に行かせてくださ~い。見せてやってくださ~い」と叫ぶ。その場に「子どもに泣かれちゃ仕方ない」「泣きゃいいってモンじゃないだろ」「せっかくこの場所をキープしたのに」 という、声にならない声が雰囲気となって表れたが、その子はどうにか前にやってきて、満足そうに「わ~い、風太だ、風太だ」と喜んでいた。
するとまたまた泣き声。
なんと、元から最前列にいた同じ年齢くらいの男の子が、後から来た子を攻撃し始めたのだ。
どっちの母親か知らないが、ちょっとヤンキ―ママっぽい人が怒っている。
そんな喧騒の中で、私は一瞬のシャッターチャンスも見逃すまいと、カメラを構え続けた。

しかし、こんな現象は風太にとっては迷惑きわまりないものかもしれない。
ある地方都市の(ん?一応政令市)のんびりした動物園で、ひっそりと飼われていたレッサ―パンダが、ひょんなことから全国的有名動物になってしまった。
風太にしてみれば、ちょっと立ってみただけなのに。
でも人間から見たその姿は、とても四足歩行の動物の姿に見えず、興味をそそられるものだった。
全国ネットのテレビ局がこぞって伝え、全国紙にも載り、インターネットで世界中に配信された。
私のようなリージョナルペーパーに携わる者までが、「なんとかスクープ写真を載せたい」と、必死になる。ごく普通の飼育動物だった風太の生活は激変。一挙一動を四六時中、衆人環視の元に置かれることになってしまったのだ。いくらレッサ―パンダでも、ストレスがたまらないわけないだろう。
「この子は当分、立たないな」 と思い始めた私は、とりあえずその愛くるしい姿を写すことにした。
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さて、他の動物はといえば、ギャラリーもほとんどいないせいか、当り前のように「普通の生活」をしているように見えた。動物本来の動きが出るというのか、「立たない風太」の前で、ため息をついた後に見た彼らは、実に生き生きと見えたものだ。
やんちゃなゴリラは、立っても誰も驚かない。
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ペンギンも然り。






マンドリルの総天然色には、いつ見ても驚かされる。

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イワガメは、悠久のときを生きてきた、仙人のような風格があった。
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すべてを超越しているかのような、そのたたずまい。傍らで泳ぐ、普通のカメ(イシガメなど)たちが、欲得だらけの現代人のように見えてしまった(イシガメさん、ごめんなさい)

イワガメは「風太をそっとしといてあげなさいな、人間さんたち」って言ってるかもしれない・・・
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by gbsatomi | 2005-05-25 13:44 | DIARY


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