♪中年フレッシュバンドの大いなる挑戦♪

先日、2回目のバンド練習を行った。本当なら3回目になるはずだったが、私の腰痛騒動で、一度お流れになってしまったのだ。
40過ぎてのバンド活動。
今、かつてのロック少年たちが中年になり、ロック全盛時代を回顧する雑誌があれこれ刊行されているし、実際、バンドを組む人たちも多いと聞く。仕事でも家庭でも、人生の方向性が見えてきたというか、まあ少し余裕が出てきたというか。
そこで、かつての仲間たちや職場などで趣味を同じくする人たちと、バンドを組むのだ。年代は推測するに、リアル・ビートルズ世代から2世代下くらいまで。大雑把にいうと、40~60才といったところだろう。
練習するスタジオは若者ばかりで気恥ずかしい、ということで、札幌には中高年専用のスタジオがオープンした、という報道を見たことがある。中高年にちょっとしたバンドブームが起きているようである。
そのブームは私にも突然というか必然というか、不思議な縁のめぐり合わせで、やってきたのだ。

私が属するバンドは、昨年12月に結成された、できたてのほやほやバンド。と書けばなんだかフレッシュな感じがするが、平均年齢43.5才という正真正銘の中年バンドだ。内訳は男性2名女性2名。ベース・ドラム・キーボード2人でロックをやるという、いささか珍しい形態。そう、ギターがいないバンドなのだ。
私をのぞく3人は同級生で高校の時からの知り合いである。男性陣はいずれも音楽活動30年選手というベテラン。キーボードK嬢は17才までピアノを習い、その後ドラムのI氏とバンドをやっていた経験がある。私のバンド歴といえば学園祭の即席バンドでの1度きりのライブという、皆無に等しいもの。あるのはビートルズ、とりわけジョン・レノンへの深~い愛情と女だてらに、と言われ続けてきたロック遍歴だけだ。音楽といえば4才から16才までダラダラとやっていたピアノのみ。というわけで、メンバーの平均年齢を若干下げているバンド初心者の私は、ベテランの心やさしいお兄様、お姉様の中で、わがまま放題を言わせてもらい、バンド仲間としておつきあいしていただいている。ありがたいことです。

皆、働き盛りの真っ只中。
ベースのJ氏は時間の不規則なTVマンで毎週土曜日が徹夜仕事、ドラムのI氏は連日午前様&休日出勤も余儀なくされる金融マン、キーボードK嬢はフルタイムで働く正社員で土・日も仕事、私は深夜の原稿書きを常とするフリーライター兼学習塾のセンセという不規則な仕事。女性陣は一応主婦であり、子育て中の母でもある。皆が集まれるのは、辛うじて日曜の夜、月1回。J氏は徹夜明けの体をひきずって日曜に帰宅し、ほんのわずか仮眠をとって夕方スタジオへ、K嬢も1日仕事をした後、職場の制服のままスタジオ入りという強行軍である。おまけに女性陣は見かけほど?頑健じゃない故、しょっちゅうあそこが痛い、ここが具合悪い、と言っている。プレ更年期とでもいうのか。
このように皆それぞれの事情を抱え、若い頃のように自由に時間を使うことができない。体力も年々衰え、認めたくないけど寄る年波には勝てないのも事実だ。
しかし、音楽への情熱や理解力、表現力は若い頃にもまして深まっているのではないかと思う。
なんといっても縁あってバンドを組んだわけである。
ドラムのI氏は以前、私とK嬢に「普通の人では体験できないバンド活動ができ、それを応援してくれる仲間たちがいる、こんな恵まれた環境はまず他にないよ」とおっしゃった。
私もまさにそう思うし、おそらくJ氏もK嬢も同感だろう。

リタイア後の生きがい探し、というのは高齢化社会の必須条件である。
私は仕事で、リタイア後の人生を趣味豊かに楽しんでいる人、何か熱中できることや仲間を持っていきいきと暮らしている人をよく取材するが、そういう人たちはほぼ100%といっていいほど、40代から仕事以外の「何か楽しめるもの」を見つけて、コツコツと積み上げてきた人たちだ。定年後に何か生きがいを探そうとして、急に見つかるものではない、と彼らは異口同音に言う。40代の働き盛りの日々に、時間もお金も体力も、何とかやりくりしてずっと継続してきた「何か」が、リタイア後に花開き、人生を彩る場合が多いのだ。
私たちも、少なくとも私とK嬢は、今、バンド活動するのは体力的にキツイものがあるが、自分がやりたいこと――それは1人では決してできないこと――を一緒にやってくれる仲間に恵まれているという、この上ない幸運を感謝し、何としてでもやり遂げたい、という思いでいっぱいである。あせらず、少しずつ着実に。

ひよっこの私がエラそうに言うのもナンだが、バンドってみんなで力を合わせて、息を合わせて、音を合わせる(ように努力する)のが最高に楽しい。新しい曲にチャレンジするとき、家で自分のパートだけ練習していたら「何、この曲?ヘンなの~」ということも多々ある。それがスタジオで皆の音を合わせると「へえ~、なかなかいいじゃない!」という感じに。

「いつかはライブを」との目標のもと、道のりははるかに遠く長いが、「お疲れだけど夢いっぱい熟女たち」は、次回練習の日を心待ちにしている。それをいろんな面から支えてくれる、優しきベテランバンドマンたち。ありがとうございます!次回ミーティングinファミレスでは、イヤホンをつけたまま大声で話して、皆様に恥をかかせることはしないようにしますので・・・・・
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by gbsatomi | 2005-03-12 00:03 | MUSIC


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