「愛」についてちょっと考えてみた

なぜにいきなり「愛」?…
…数日来ジョンの世界に浸っているから?いえ、そういうわけではありません。

今日、ある女性を取材した。彼女は、私に「ストーリーテリング」というものをやってくれた。イギリスの児童文学作家、ファージョン作の「ボタンインコ」というお話。あるジプシーの少女をめぐるファンタスティックな話だった。その邦題「ボタンインコ」は、原題は「Love Bird」というらしい。あえて邦題を使う理由として、彼女は「Love」って言葉は、日本ではえてして「性愛」の意味あいで使われるから。英語では、「Love」はもっと普遍的なものだから、と言った。

そうかあ…そうだよね。英語圏の人々ってすぐにLoveを連発するよね。あれってLoveの安売りじゃなくって、もしかしたら、日本人が使うLoveよりもっと崇高なものかもしれない。キリスト教では「汝の隣人を愛しなさい」とかいうらしい。日本語的感覚だと、「人を愛する」って言ったら、やっぱり、その…「恋愛」を思い浮かべるでしょう。すると、その範囲は自ずから限られてくる。若い人にしか関係ないもの、既婚者には関係ないもの……
だから、若者の間では、男女が相思相愛なことを「ラブラブ」(もう古いかな?)なんて言うんでしょ。こっちのほうが、よっぽど「Love」の安売りなんじゃないかしら。。。

そんなことをボーっと考えながら帰ってきて、新聞をパラパラとめくっていると、「読者の悩み相談室」みたいなコーナーがあって、回答者はあのピーコ。
46才で夫も子どももいる主婦が、5年間妻子ある人とつきあっていて、彼のほうはもともと夫婦不仲で、最近離婚したという。ところが、彼は彼女(相談者)に、別れを告げた。独り身になったというのに。相談者は「私は彼を大好き。こんな恋はもう一生できない。夫も子どももいる幸せな家庭にいて、恋をしてはいけないのでしょうか。去っていく彼を追うのは無駄なことですか?」という内容。
まあ。お気楽な人もいるものだな、もしかしたら「サクラ」記事かもしれないけど…と思いながらピーコの回答を読んだら
「あなたの恋は5年間、無駄だったのよ」。
いわく、「恋は欲望。愛は、どれだけ相手に何かをしてあげられるか」ということらしい。

うん…ピーコの考えがすべて正しいわけではないでしょうけど、彼(彼女?)の言う「愛」は、Love本来の意味に近いかもね、なんて、今日の取材を思い出しながら考えた。

さらに新聞の別刷りを見ると、サンテグジュぺリの「星の王子様」の記事があり、
いくつかの日本語訳があった。

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」
「いま、こうして目の前に見ているのは、人間の外がわだけだ、一ばんたいせつなものは、目に見えないのだ……」

肝心なことは目に見えない、か……もしかしたら、既に経験しているのかもしれない。
私の好きなジョンの曲「Oh My Love」には♪My eyes are wide open という一節がある。
そしてジョンの名曲「Love」は、邦訳の必要がないほどシンプルな歌詞だ。

Love is real,
Real is love
Love is feeling,
Feeling love
Love is wanting
To be loved.

Love is touch,
Touch is love
Love is reaching,
Reaching love
Love is asking
To be loved.

Love is you
You and me
Love is knowing
We can be

Love is free,
Free is love
Love is living,
Living love
Love is needing
To be loved.

今日、取材した彼女が「どんな子どもでも、愛されたい、認められたいと思っている」と言った。
〝大人だってそうだよね〟と私は心の中でつぶやいた。
例えどんな人でも――みんなに相手にされない人、批難される人、逆に富も名声も得てこれ以上幸せな人はない、と思われるような人でも――みんな昔は子どもだったしね。

「愛」ってなんだろう?
もう、照れずにそんなことを真面目に考えてもいいような年齢だと思った、今日の出来事でした。
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by gbsatomi | 2004-12-12 00:25 | DIARY


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